おくりびと&ニアミス～！

お姉への誕生日おめでとうメッセージ、ありがとうございました。

本人の要望により、今年は○ーティワンのアイスクリームケーキを買って来ました。


中に小袋がついていて、ろうそくと何やら装飾物が・・。

お姉が言った。

「アザラシかけてください・・って書いてあるで。あ、あたしウッドステッキのとこがエエからね」

？？？

何のことやらわからなかったが・・・

はは～ん・・・ケーキにかけて飾りつけるアラザンとスヌーピーの友達のウッドストックの事ね・・・。

いつもどおり、下のお嬢が冷ややかな目で見ておりました・・。

お姉の思い込みは相変わらずやな



今日はお天気も悪かったので映画に行こう！ということになり、子供達は「ベッドタイムストーリー」私達は横で「おくりびと」を観ることに。

ネットでチケットを購入して、午後から出かけた。

時間ギリギリだった子供達は先に中へ・・・。

いつもより人が多いな・・と思ったけど・・

その時、

きゃ～～きゃあ～

と黄色い声援。

何々～～！と人ごみを書き分けて前へ出るも、誰がいるのかわからん。


きゃ～翔く～ん


え？翔くんって・・・。

その時初めてわかった。

嵐の桜井くんがヤッターマンの舞台挨拶にやって来てたんだぁぁぁ～～

あ～ん、もうちょっとで見られたのにぃ・・・残念

もしかして～と思ったら、やはり一足先に入ったうちのお嬢たちは、廊下で翔くんをばっちり見たそうな

いいな～いいな～

私はその後すぐ近くの部屋で舞台挨拶してる翔くんが気になって「おくりびと」どころではなくなってしまったよ

トイレに行くフリをして偵察に・・。

でももう翔くんの姿はどこにも無く・・・


あ、でもその後はあきらめて（？）ちゃんと「おくりびと」観た。

「死」をテーマにしている作品ではあるけど、ところどころにユーモアもありで・・けっこう「ぷっ」っと笑ってしまう場面も多し。

「死」を到着点と考えるか、出発点と考えるか・・・。

それによってこんなにもそれに対する印象が違うのか・・と思った。

「死」は絶望ばかりではないんだ。

また、もっくん（こう呼ぶのは私だけ？）の納棺師としての、身のこなしが美しくて・・・。

見とれてしまった。

亡くなった人が、最初はとても苦痛に満ちた表情なのが、納棺師の手にかかると、とても柔らかい表情になるのも、印象に残った。


出演者もそんなに多くなく、静かな演出・・・。

だけど、観てる者はみな確実に胸を打たれる。

余韻に浸りながら映画館を出た。

いい映画、観たな・・・。

　　　　　　　　でも・・翔くん見たかったよぉぉ・・・（涙）