リトリート終わった

リトリート終わりました。

口頭発表は、突如として発表時間がさらに短く15分にされてしまいまして、もうつかみをうんたら言っている場合ではなくなりまして、必死になってかっ飛ばして話しましたら、なんと13分ちょっとで終わってしまいました。まぁ、時間内に終わるのはいいことなのですが、あまりにも説明不足な感じだったので、印刷したスライドをポスター発表会場にも貼っておきました。ま、何人見てくれたのかは全く分かりませんが、貼らないよりはマシだろうって感じです。

でですね、事前に配られたタイムテーブルからはごそっと変わってしまったらしく、しかもそれは案の定御大の差し金でして、結局御大の独壇場と化しておりました。あぁやって自分が常に前にしゃしゃり出ることで、部下達が萎縮してしまっていることには一生気付くことはないでしょう。根が「オレがオレが」な人ですから…。

なのに、そんなことに気付かない上に、組織がうまく働いていないことを全員に考えさせようと、さらに余分なミーティングを二日にわたって設けやがりまして、まぁこちらとしてはいい迷惑だったわけです。その上、勝手に私をグループディスカッションの座長なんかにするもんだから、うちのグループの話す内容を「文句をみんなで言い合おう」会にしてやりました…なんちて。いや、参加者の感じている不満や文句を吸い上げた上で、それが何に起因しているか、どうやって解決に導いたらいいかというところから、組織上の問題に誘導しようとしていたのですが、これまた鬱陶しいことに、御大が勝手に割り込んできまして、勝手に演説をぶって去っていきました。おかげで時間はなくなるわ、こっちのもくろみは見事にぶち壊されるわで、去った直後はしばし沈黙に襲われてしまいました。で、翌日もそんなミーティングを続きでやりまして、今度はJKさんが加わったのですが、その冒頭に御大から、ミーティング終了までにPCで内容をまとめてそれをプロジェクタで示しながら結論を報告しろなどという、やっぱり問題の深さが分かっていないことを露呈するようなむちゃな注文が来まして、もうワヤでした。結局はミーティング中に挙がった疑問や文句、注文を羅列してやりましたが、どうもうちのグループが一番過激になってしまったようです。そんなの私なんぞに座長をさせるから悪いんだぞと内心思いつつ、一方で言いたい文句を言ってやったという達成感もあり、その後の昼食や出発までの自由時間は結構伸び伸びと過ごせました。ちなみに、帰りのバスで「言いたいことは言ってやった」と大声でいったら、拍手されちゃいました。なんか、いろんな方々から「すっきりした」「見事だった」等々、賛美のお言葉をいただいてしまいました。別にそれほど凄いことをしたわけでもないんですが…。ま、あれでクビにされるようならそれまでの職場ということで諦めもつくというものです。

帰りのバスは、私のわがままで東京駅に寄っていただいたせいで、直行する方のバスがえらく混雑してしまったようです。大変申し訳ありません。けど、おかげさまで早く帰宅することが出来ました。ちなみに我が家では、坊主達が次々とひどい頭痛と発熱を伴う風邪にやられておりまして、一番最後にやられた次男K佑君が最も重い症状で苦しんでおりました。頭痛に発熱に吐き気というとんでもない状態でして、私の帰宅前に病院で点滴まで受けてきたそうです。もうかなり回復しておりまして、明日までには全快できそうです。

# ちなみに「retreat」を辞書で引くと「撤退」とか「退却」とか「隠居」とかが出てくるんですけど…
# どうも「仕事や家庭などの日常生活を離れ、自分だけの時間や人間関係に浸る場所」って意味で使っているようなんですが…
# 絶対今回のは「retreat」ではないように思います…まず御大に「retreat」の意味を分からせねば…