Masaca's Blog 2

独り言・日記・愚痴・戯言・備忘録・・・。なんとでもお呼び下され(笑)。

ボストン滞在記(11/8)

2008-11-09 12:16:14 | Abroad
今日はお休み…。勝手に会社へ行って仕事をする訳にも行かず、かといって、VPNで繋げるはずの日本の会社は停電で不通…。いくらなんでも仕事をしようにもできない状況で、まさか御大もこんな暇で仕事をしろなどとは言うまいて…などと勝手に思い込んだからかどうかは知りませんが、起きてみれば正午過ぎ…。というのも、朝の3時過ぎに食器洗浄乾燥機の「終わったよ~」アラームが数分おきに「ピッ」と鳴っておりまして、それに起こされてしまった模様…。で、仕方なく、洗った食器を取り出して収納した上に、洗濯乾燥機の中で洗濯の終わったシャツなどを取り出してハンガーにかけたりとして小一時間ほど過ごしたあとにまた寝てしまったものだから、ほぼ二度寝状態でして、起きるのが異様の遅くなった次第です

で、ぼちぼちと先日買って冷蔵庫に残っていたマサラ・チキンをチンして頂きまして、グダグダした後に一念発起してPorter Exchangeへ。寿屋で醤油とウスターソース、マヨネーズに刻みネギに納豆などを買い込みまして、一旦帰宅しました。で、先日買ってきたSam Adamsがなくなってしまったので、仕方なく660 liquorsへ歩いて行きまして、今度はSam AdamsのBoston Lagerを12本セットで買ってきました。これをもって歩くのは結構疲れるものでして、アパートメントに着く頃には汗だくになっておりました。いったい酷寒との噂のBostonはどうなってしまったんでしょう

# こんなことを書くといきなり真冬に突入するんだよね…

アパートメントの部屋に到着して、Skypeをみると出る前までオフラインだったしんさんがオンラインになっていたので、晩ご飯をどうするか訪ねると、行きましょうとの返事。今日は有名なUnion Oyster Houseへ出掛けることにしました。店まではT Red lineで二駅、そこで乗り換えてGreen Lineで二駅のHaymarketで降りてすぐのはずだったのですが、Government Centerで地下鉄がなんと終点…。次ぎにきた電車もなぜか終点…。仕方がないので駅を出て歩くことにしました。iPod touchで確認した地図を見ながら歩いて行ったのですが、どうも違う…。どうやら逆向きに歩いていたようでして、Cambridge Streetという看板を見て初めて気づいた次第…。そこから逆方向に切り返しまして、Freedom Trailで歩いた辺りをウロウロするも肝心のお店が見当たらず…。路地裏を歩いて行くと細い通りに出まして、その辺りを見回しましたら、ありました!Union Oyster House

中に入ると既にかなりもお客さんでごった返しておりまして、中をウロウロ、一旦外に出て別の入り口から入ってウロウロして、ようやく席待ちのリストのところに並んでリストに載せてもらうことができました。でも待ち時間は30~45分。それまでの間、一階のバーでビールを飲みながら待ちました。で、ずいぶん長いこと待ってようやく順番が来まして、ようやく二階のテーブル席へ。それまでの間にメニューを見て何を食べようかだいたい決めておいたので、案内されて、サービスのパンケーキが出て来てすぐにオーダーしました。生牡蠣の食べられないしんさんは牡蠣のシチューにこちらに来てからまだ食べていなかったロブスターと付け合わせにフレンチフライを注文しました。

私の方は、せっかくなので生牡蠣半ダースにCherrystoneなるアサリの仲間を半ダース、そしてお決まりのクラムチャウダー、そして二人ともドリンクに白ワインを注文しました。私の方のクラムチャウダーはかなり濃いめのドロドロタイプで具沢山でしたが、予想ほどくどくもなくて美味しく頂けました。また、生牡蠣と生アサリですが、牡蠣の方が思ったよりも小ぶりでして、味もかなりあっさりめだったのに対して、生Cherrystoneは結構味が濃いめで美味しゅうございました

一方のしんさんのロブスターですが、こちらも美味しかったそうです。牡蠣のシチューの方は以外とあっさりしていたのですが、写真を撮るために明るくしたところ、相当バターを使っているようでして、見事に黄色くなっておりました。で、両方とも美味しかったのですが、如何せんバターが多過ぎて口の中がバターコートされてしまったそうで、最後の方は味が不確かになっていたそうです

さて、美味しく料理を頂きまして、満腹状態で帰宅の途につきました。帰りはきちんとHaymarket駅からGreen Lineに乗ってPark Streetで乗り換えてKendall/MITで降りまして、アパートメントへ直行しました。今日のお食事はかなり満足できました。もしかして食べ物の面で初めてここへ来てよかったと心から思えたかもしれません。ま、お値段も相当でしたので、明日は近場で野菜でも食べて過ごそうと思っています

ボストン滞在記(11/7)

2008-11-09 04:07:57 | Abroad
出勤三日目…といっても既に金曜日…。しかも先方で全体会議があるから11時に来いとの指示…。朝からのんびりと洗濯などしながら遅い朝食を摂り、しんさんと待ち合わせて向かいました。

受付に着くと、いないと思っていたKJさんが座っています。入れてもらいましたが、まだPMさんは戻っていない様子でしたので、三日連続して受付でコーヒーを飲みながら待つことに…しようと思ったら、続々と皆さんが戻ってきました。で、ラボのドアを開けるためのバッジを受け取りまして、そのままコーヒーを持ってラボへ。行く前に、「オフィス側の建屋のドアは開かない、開くのはラボの方だけ。だからオフィスに入りたければ開けてもらえ」とインフラ担当のSKにいわれましたが、いざラボ側のドアで試してみるとこれが開かない…。たまたま出てきた人と入れ違いにラボに入りまして、デスクに到着しました。で、向かいのJJさんと一緒に近くのドアでもう一度テストしましたが、やはり開かず…。JJさんが電話で知らせてくれる一方でこちらも自分でSKさんにメールしました。すると、すぐにエレベーター近くのドアだけが開くようになりました。どうも、一部のドアだけで使えるようにしたようです。まぁ、他のドアを使うこともないので、それでもかまいません。

で、デスクでしばし過ごすとすぐにランチタイム。JJさんとSquare内のBrewerでおいしいサンドイッッチを食べられるというので、連れて行ってもらいました。そこは、夏に来たときにJSさんが連れて行ってくれてでかいハンバーガーを食べたところでした。残念ながら冬なので外のテーブルは使えませんでしたが、中でハムを挟んだおいしいサンドイッチを頂きました。そのときにJJさんにここへ来るまでの話とか、家族の話とかをいろいろと聞かせてもらいました。

さて、その日は1:00 pmからJLさんによるトレーニングのoverviewがあるということで時間ぴったりにデスクに戻りまして、しばし待ってから開始。非常に分かりやすい説明で、来週のスケジュールがほぼ埋まりました。何をしていいのか路頭に迷うことを思えば数百倍マシです。そのあと、overviewの前にちょうど届いたサーバのセットアップをしんさんが一生懸命にやっている横で、私には日本時間の睡眠サイクルによる強烈な睡魔が襲いかかりまして、かなりの時間をウトウトと戦っておりました。で、そこへPMさんがやってきまして、調子はどうかを聞いてくれました。一応、用意してもらえるはずのプリンターが来ていない以外は問題なく、その旨返事をしました。すると、来週は金曜日までPMさんは学会へ行くのでいないとのこと。まぁ、来週はトレーニングでほぼいっぱいなので大丈夫でしょう。

そうこうしているうちに17:30になりまして、本日閉店。朝方、YKにいるNBさんが紹介してくれた日本人の女性から自分は行けないけど、ボストン日本人会主催のお月見パーティーがあるとのお知らせを頂いていたので、そちらに顔を出すことにしました。iPod touchであらかじめ経路検索しておいた地図を片手に目的地に30分ほどで到着しまして、パーティーが始まるまでしばし待ちまして、ようやく開始。$4.00のちらし寿司を片手に大部屋の真ん中に敷かれた御座に座って早速ちらし寿司を頂きました。このちらし寿司は思っていたよりもまともにお寿司だったので、美味しく頂きましたが、どうもパーティー自体がアルコールフリーとのことで、飲みたければ向かいのバーで飲んで、アルコールを持ち込むなといわれましたので、仕方なくお寿司を食べ終わるとすぐにそのバーへ移動しました。

よく考えると、米国のバーは初めて。システムがさっぱり分からないまま、カウンターへ行きますと、まずIDの提示を求められました。パスポートを見せまして問題なくOK。米国の酒場では基本的にID提示が求められるのが普通なようです。で、相も変わらずSamuel Adamsのラガーをピッチャーで頂きました。ピッチャーのビールがなんと$9.00!お安いことこの上ないです。そういえば、先日しんさんが見つけてくれた酒屋さんで買ってきたSamuel Adamsのバラエティパックもよく考えたらずいぶんお得なお値段でした。こりゃ、日本のビールは高過ぎだわな

そんなビールを二人でピッチャー二杯も頂きまして、どこをどう改良しようかという話で盛り上がりつつ、しかしつまみの頼み方がさっぱり分からないので、ただ飲み続けまして、さすがに二杯目のピッチャーを空けた頃には帰ろうということになりました。歩きながら、こういうバーはCambridgeよりもBostonの方がどうしても多いという話になりまして、明日はBostonの方へ出向こうかという話で盛り上がりました。で、アパートメントのエレベーターで解散。

よく考えたら、あっという間の一週間でありながらとんでもなくいろいろあった一週間でもありました。いよいよ来週から本格的に仕事が軌道に乗りそうです。どうなることやら、期待と不安でいっぱいです。

そうそう、書き忘れておりましたが、渡航前に購入したiPod touchが大活躍しております。アパートメントとラボでアクセス可能なWiFiを自ら立ち上げ(もちろん先方の了解済み)たので、どちらでもオンライン。しかもMIT近辺だとMITのフリーアクセスポイントにも接続できるので、ほぼ電話とカメラとGPSがないだけのiPhoneと化しています。その上、MITのフリースポットを利用した位置情報が結構正確に出まして、Google Mapでかなり正確に位置特定出来たのには本当に驚きました。その上、iTipだのUnitsだの英和・和英辞書だのTranslatorだののおかげでずいぶん助かっています。家族の写真を見せるにもiPod touchの中にほとんど入っているので探す必要もありません。iPhoneだと勝手に電話回線で繋いでしまうかもしれませんが、iPod touchならそういうこともないので安心。ネットのないところでは当然繋ぐことはできませんけど、あらかじめデータを入れておけば十分生かせます。いやぁ、本当にiPod touch様々のボストン滞在です