地球上の小さな日記

繰り返す毎日の中に埋もれてゆく小さく些細な記憶達を、忘れないように書いてます。だから・・・

タバコ

2006年02月25日 19時58分34秒 | 小さな日記
アレは忘れもしない2004年4月19日、オレは会社の喫煙所で
最後のタバコを吸った。
そう、周囲の反対を押し切って、禁煙を始めたのだった。

これが生涯において最後の一本になるだろう。

空中に漂うタバコに煙に「さらば!」と告げて、
決然とタバコを灰皿で押し消した。



そして、一年半くらいが過ぎた2005年8月、事件は起きた。
オレはそれまで見事に一本も吸わずにここまで来たのだが、
友達とバーべキューをやった時、相当の酒を飲んだ事とその開放感で、
「一本くらい久しぶりに吸ってみようかな」となり、
自ら「禁」を犯してしまったのだ!!

その煙のうまさといったら、もう筆舌に尽くしがたいものがあった。
何といううまさよ!!
「今日だけ!今日だけ!」と言いながら、その日オレは10本ぐらい吸った筈だ。
ああ、何ということをしたんだろう!!
オレは機関車か!?

当然の如くその日だけに収まるはずも無く、
しばらくの間は週に一本くらいのローペースで吸っていた。
同僚や友達にもらっているうちはまだ救いようがあったと思うけど、
時が経つにつれて、週に一本が二本になり、一日一本になり、
気付いたら自動販売機でタバコを買うオレがいた。

そして、今では一日10本くらいのペースになっている・・・。
見事に元の木阿弥になってしまったということだ。
ああ、失敗した~!何をやっているんだオレは・・・?

バーべキューの時はこんなことになるなんて夢にも思わなかった。
しかし、これはオレ自身が引き起こした「悪」であり、
取りも直さずオレが全て悪い。

しかし、オレは思う。
バーベキューの時に吸った一本目のうまさ、アレは仕方が無い。
アレを前にしては、どんな精神力も無力だろう!
こうした不可逆的な結果を引き起こすのもうなずけるし、
なんにしても、うまいものは我慢したくない!!

だから今は、また禁煙しようとは思っていない。
無理に禁煙するのは精神衛生上宜しくないと思うし、
値段的にもまだ我慢できる。
でも、コレが高じて一日20本とか吸うようではダメ。
そして、タバコ税が上がってもダメだ。

この二つのポイントのうち一つでも当てはまったら禁煙だ。
だから当座の間はこのまま行くと思う。
でも、いつか必ず禁煙する!
いつか必ずこのブログに「禁煙」と題して報告する!
だから、この話はまたいづれ・・・