地球上の小さな日記

繰り返す毎日の中に埋もれてゆく小さく些細な記憶達を、忘れないように書いてます。だから・・・

目にはさやかに見えねども

2006年02月16日 21時21分24秒 | 小さな日記
朝起きて、二階から外を見下ろすと路面が濡れている。
ポツリ・・・ポツリ・・・。

ああ、雨か・・・。
お天気姉さんが言っていた通りだねー。
あ~ヤダヤダ!今日はずぶ濡れ決定だ。

地は黒、天は灰、いつになく薄暗い朝。
オレもダークな心で、会社に向かう。

会社に向かいながら考える。
しかし、雨が降るなんて久しぶりじゃないか?
ウ~ム・・・。
今更言うべきことでもないが、今年の冬は異常なまでの厳寒であり、
通常だったら雨に収まるはずのものが、ことごとく雪になっていた気がする。
それがここに来て雨。少し暖かくなってきたということか・・・。

それに、天気が悪いというのに、今までのような皮膚を貫くような寒さはなく、
どちらかというと、さわやかな雨だ。
もちろんまだ寒いと言えば寒い。
しかし、チョット前を考えるとコレぐらいどうってことは無いのだ!

などと、考えているうちに会社が見えてきた。


「雨」を「矢」と感じなかった今日。
よく考えれば、もう2月も中頃に及んでいるのだった。
目にはさやかに見えねども、どうやら春の入り口まで来ているみたい。
それは言いすぎだとしても、暗く長~い冬のトンネルの出口が見えてきたのは確かだ!
トンネルの向こうは鮮やかな世界。もうすぐだね~