マル鉄回顧録

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平成最後のダイヤ改正《JR東日本》

2018-12-16 21:54:00 | 写真無しの情報など
こんばんわ。

年末は忙しいというか、仕事の方が密度が濃くて、休日はぐったりと言った感じ。特に12月の防災訓練準備で11月はあまり休んだ気がしない程疲れ、12月はかなり引きずっているようです。

先日、平成31年3月のダイヤ改正に関するニュースについて、鉄道各社から発表がありました。
私鉄に関してはまだ検証していませんが、地元であることからJR東日本について主だったところを拾ってみました。

※個人的な思い入れだけの要約ですので、全ては網羅していません。


1 中央本線の特急がE353系化完了
 E257系が残っていた特急「あずさ」「かいじ」ですが、改正時には全ての特急列車がE353系化されます。グレードが統一化されるにあたり、「スーパーあずさ」の名称が消滅してしまいますが、ヘッドマークがなくなってしまうために外観上の変化はありません。
 なお、E257系は波動用の臨時列車として使用されるとのこと。ただし、塗装は従来のものから変わってしまうかもしれません。

2 ホームライナー系の特急化・廃止
 中央線に通勤特急「はちおうじ」「おうめ」が新設されます。こちらもすべてE353系化されてしまいますので、外観からは「あずさ」「かいじ」とは区別がなくなり、面白みはありません。
 これに伴って、従来の「中央ライナー」「青梅ライナー」は全廃となります。特に、高尾への便は一切なくなり、青梅線直通も1本のみとなるため、完全なサービス低下としか思えません。
 また、房総方面に残っていた「ホームライナー千葉」も軒並み廃止となるようです。需要の程は良く知りませんが、単にE257系を捻出させるために定期運用を無くした、だけかもしれません。

3 富士急へ直通特急「富士回廊」の新設
 名前がどうなんでしょう?が、毎日運転とは驚きです。平日需要もあるにはあるんでしょうが、3両編成と言えども外国人専用の列車のように思えます。
 なんとなくですが、富士急の思惑と言うより、山梨県の思惑ではないでしょうか?2020年東京オリンピックに向けた需要開発と言う意味では「あり」だと思えますが、行政の思惑が絡むと長続きするかどうか?
 むしろ、休日運転のホリデー快速が存続するのか、そちらの発表に触れられていないのが気掛かり。

4 水戸線からE501系撤退
 地元ではないので気掛かりになるものでもないのですが、水戸線はE531系に車種統一され、E501系は常磐線に封じ込めになるそうです。水戸を中心として堂々とした10両編成で運用されていますが、地元の方からも供給過多であるという意見が多くあるようです。
 車両運用の都合で品川止まりとしている手前、むしろ上野~勝田間に15連運用を復帰させ、現在の上野東京ラインを横浜延長するくらいのサービスがあっても良いのではないか?という意見も見られます。

5 その他
 長野に残る最後の189系定期運用が消滅するそうで、こちらは車両そのものの引退が想定されます。
 こうしたことも踏まえた場合、中央東線の臨時列車については触れられていないのが気になります。特急「はまかいじ」、「ホリデー快速富士山」「ホリデー快速ビューやまなし」快速「ムーンライト信州」などの運命は?

今回の改正で決定的な触れ方はされていませんが、E257系の転用による特急「踊り子」の変化が気になります。徐々にE257系化されるのか、それとも251系引退とともに一度に整理されることになるのか?
川越線・八高線用に残る元りんかい線の209系が何やら不気味な動きをしています。中央総武緩行線のE231系500番代化の完了、武蔵野線の205系完全撤退など、小規模にも想定が出来ている動きも残っており、再来年か、或いは改正を待たずにか、気になるところです。


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