こんばんわ。
2023年も残すところあと1日。
今年は4月に異動があり、不本意な1年を送ることになってしまいましたが、一方では現場仕事が復活。普段は乗ることのない私鉄に乗り、いくつかの貴重なシーンを記録することもできました。
しかし、困ったことに現場を采配する担当がセンスが無くて、同じ場所で連続でって、そういうパターンがとにかく多い。だから色が無かった。
そして、10数年前に同じ仕事をしていた頃は、各私鉄にもそれなりの古いバリエーションが居て楽しませてくれたのですが、今はそれも無くなってしまったように思えました。
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さて、今年最後の現場となったのは飯田橋。ここも今年は2回目かな?
駅の構造が大きく変わり、複数の路線が集まる乗換駅ですが、特に写真を撮るようなアングルが無く、今までシャッターを切ったことがありません。
この日も特に何も考えずに昼食後の暇つぶしに駅前を歩いていたら、久し振りに「国鉄」の文字を見つけました。
※撮影は、令和5年12月22日、飯田橋駅付近にて。
電車が撮れないかあちこちから線路を眺めてみるものの、枯れた樹々・電柱・電線等あらゆるものに妨害され、すっきり見える場所が存在しません。そんなときに見付けたこの看板。
外堀を横切る橋の脇にある敷地で、おおよそ鉄道用地であったとは思えない場所なんですが、旧国鉄の用地で「国鉄事業団」の管理地として表示されています。
本来であれば「日本国有鉄道清算事業団」だったはずですが、同団体は平成10年に設立法廃止と共に団体自体も廃止となり、いくつかの継承団体に引き継がれているようですが、その中にも「国鉄事業団」という文字は検索しても出てきませんので、どうも架空名義のようです。
様々な変遷について行けないが看板をその都度作り替えるのも面倒?と言うような意図で、どうでも良い解釈で示せるような表示にしているのかもしれません。
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