マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

KATO 2022/3 新製品 EF61

2021-10-31 11:45:00 | マル鉄コレクション館
ちわ!

KATOから2022年3月発売予定のポスターが発表されました。

今回は自分的にツボにハマっているので、全体的なご意見はしなのさかいさんに委ねるとして、EF61と同時発売となる荷物列車だけ触ってみたいと思います。



2022年3月発売予定品 ※クリックするとPDFへ遷移します。

今回のコンセプトに東海道・山陽方面の荷物列車を持ってきたということで、基本的にはツボとなっています。

特にこのデカデカと写真になっているEF61。新型直流機で唯一SGを搭載する異色機です。
同型は既にマイクロエースから発売済みであり、私も所有しています。マイクロエース製は一時期において瀬野八で補機をしていた頃を再現できるように、テールランプも点灯するという当時としては先進的なギミックを有していて好感が持てる製品でした。KATOはそこまでは狙っていないと思いますが。



EF6118牽引 急行「阿蘇」

EF61との最初の出逢いはこの急行「阿蘇」。
小学生の時に初めて大阪に連れて行ってもらい、早朝に撮影したものです。当時はやっと買ってもらったポケットカメラなので写りは良くありません。
この時にはEF61という機関車は全く知らず、その後同機関車の素性を知るまで数年掛かりました。
そんな特殊で両数の少ない機関車だということを知り、好きな機関車の1つとなりました。

この時代、どうもこの急行「阿蘇」にはEF61が運用されていたようですので、荷物車・寝台車を含めた編成を牽かせてみるのも良いと思います。



EF615牽引 荷物列車

一方、こちらは晩年の頃の荷物列車の写真。
瀬野八や山口線の撮影に行くたびにEF61を見たかったのですが、運が悪いのかEF58ばかりで全く捉えることができず、飯田線撮影の際に長時間停車している同機を偶然撮ることができたものです。

今回の製品化、久し振りに来た大歓迎商品です。


このEF61と抱き合わせで、荷物列車セットの新規製品及び単品各種も発売されるようです。

今回新規となったのは『郵便・荷物列車「東海道・山陽」B』で、以前発売されていた荷物列車セットを『郵便・荷物列車「東海道・山陽」A』と改称し、同時再生産をするというねじ込み方も従来には無い戦略だと思われます。



画像で見づらいので、クリックすると拡大するように設定しました。

実は私、妄想鉄道が東北方面であるため、電気暖房車(2000番代等)で構成されていないとダメなんですね。今回、車番が発表になっていますが、混在になっています。今回Aセットとなった前回製品も同じ理由で購入していません。

さらに、追加再生産となる製品では、先に再生産になったばかりのマニ44が入っており、こちらは安定して売れているようです。一方で、ワキ8000、スニ40、スユ44は50年近く昔のグレードのままを堅持している製品ですので注意が必要です。特にスニ40とスユ44は使い回しの全長違いとなっています。

荷物車両の方はちょっと気落ち内容となっていますが、今回のラインナップに単品のワサフ8000が加わったのは朗報です。テールランプ点灯の関係でデッキ部の造りにやや難がありますが、東北本線の荷物列車や急行「八甲田」の旧客時代には欠かせない車両でもありますし、現時点ではどストライクな製品化となりました。

昭和の荷物列車、特に山陽の荷物列車には欠かせない存在なので、ファンには製品化待ち遠しい車両だったと思います。発売が楽しみです。


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