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マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

ローカルな風景 第11回 (岩手開発鉄道)

2007-04-01 01:50:05 | ローカルな風景
こんばんわ。

昨日は、鉄コレ・トラコレに明け暮れてしまい、整理しているだけで1日が終わってしまったような気がします。こうしている間にも、鹿島鉄道とくりはら田園鉄道は廃止されてしまったんですね。本当に長い間ご苦労様でした、そして、最後に活動の機会を与えてくれてありがとうと言いたいです。


今日はローカルな風景の第11回目として、「岩手開発鉄道」をご紹介したいと思います。こちらは元々貨物営業が主体の路線で、旅客営業は残念ながら廃止となりましたが、貨物専用鉄道としてはまだバリバリの路線です。
同鉄道は私にとって全くなじみの無い地域・路線だったのですが、旅客営業の廃止とあわせて当時でも貴重な車輌に着目し、北上線経由となった20系「おが」と併せて撮影に行って参りました。
全く土地勘の無い場所ですし、旅客列車の本数も少ないため、撮影には多大な時間を要しました。しかし、ここまで来て待てないで帰ってしまうのは勿体無かったので、昼寝で時間を潰しつつ、夕方の1本を待ちました。


全て平成3年9月22日撮影です。



盛駅にて (上) キハ202 (下) キハ301

まずは車輌の様子を見に盛駅へ。2輌在籍する気動車のうち、キハ202は現役のようでしたが、キハ301は既に廃車になっているかのように朽ち始めていました。ちなみにキハ301は、元夕張鉄道にいた国鉄キハ07タイプの車輌で、確か元は3扉で、後から2扉への改造が実施された車輌だと記憶しております。



長安寺~猪川にて 貨物列車

待っている間に貨物は結構通りました。しかし、貨物は時刻が分からなかったので、結局この1本しか撮影できませんでした。





長安寺~猪川にて キハ202単行の最終列車

やはり、運用に入ったのはキハ202でした。この車輌は、あまりカッコ良くないんですよね。

とにかく、この手のローカル線は、時間が掛かった割りに成果を得るのが難しいんですよね。同じローカル線でも、鹿島鉄道なんか逆に場所移動が忙しくて、昼食もゆっくり摂ることができませんでしたから。
特に残念だったのは、一番走行写真を撮りたかったキハ301は休車または廃車状態で動いてくれなかったことですね。それでも、最終日には同車を走らせたということですので、彼を復活させてくれた企業の姿勢は賞賛に値すると思います。

コメント (4)
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