マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

道産子の気動車

2007-04-11 01:37:24 | 気動車(急行・その他)
こんばんわ。

何故かこのブログの編集画面にアクセスすることができず、大変遅い時間の更新となってしまいました。早く寝たいのに困ったものです。

何も準備ができませんでしたので、コメントも付けられませんが、スキャニング済みの写真から北海道産の気動車の写真をご紹介いたします。各1枚づつの端切れのようですが、それでも偶然捉えることができた、私にとって貴重な写真です。


昭和55年3月 釧路駅にて 側線に留置されていたキハ12
当時でもキハ10系は全国的に廃車になってしまっていた時代ですので、北海道でも元々少数派のキハ12に逢えるとは思っていませんでした。既に廃車又は廃車前提の休車のようです。キハ10系自体の写真を持ち合わせていないので、私の数少ない10系の資料となっています。



昭和56年3月 札幌駅にて 普通列車に運用されるキハ21
この車輌も北海道独特の型式で、基本は20系ですが、二重窓やエンジンカバーなど耐寒装備がされています。写真でお判りのとおり、既にキハ40系も導入されていますので、キハ21にとっても晩年の時代の写真ということになります。



昭和56年3月 函館駅にて 函館口で普通列車に使用されるキハ24
これも内地向けキハ23(キハ45系の両運形)の北海道版で、側窓の形態やドアの形状・位置などの特徴があります。キハ40系誕生までの過渡期に製作された車輌で、生産量数が大変少なく、貴重な車輌でした。今回はアップしておりませんが、札幌圏では片運形のキハ46、函館口ではローカル用としてこのキハ24が配置されていたようです。


北海道といえばキハ22型が一般車として代表されますが、本州でも一部が配置され、また北海道では急行列車にも使用されるなど、完璧な道産子ローカル仕様とは言いづらい点があります。(私見ですけど・・・)
多数が製造され活躍したキハ22と比較して、地味にローカル運用を勤め上げた彼らこそ、真の「道産子気動車」といえるかもしれません。
コメント (2)
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