ケニチのブログ

ケニチが日々のことを綴っています

チョン キョンファ+バーミンガム市響=バルトーク「ヴァイオリン協奏曲第2番」他

2023-01-22 | 音楽 - バルトーク
 先日買ったCDを聴いた.チョン・キョンファのヴァイオリン,S.ラトル+バーミンガム市交響楽団による,バルトーク・ヴァイオリン協奏曲第2番ほか.

 やや遅めのテンポを採り,譜面を正確かつ細部まで念入りに再現した演奏.キョンファのソロは,安定の技術と,持って回ったところのないきっぱりとしたもので,ラトル率いるバーミンガム市響が,明るい音色のアンサンブルでこれとかけ合う.また,バルトークらしいグロテスクな持ち味や,ルバートの目まぐるしさも,よく生かされている.録音は鮮明だが,いくらか音像が遠く,平面的である.


バルトーク/ヴァイオリン協奏曲 第2番、ラプソディ 第1番&第2番
チョン・キョンファ (ヴァイオリン),
サイモン・ラトル (指揮),
バーミンガム市交響楽団,
ワーナーミュージック・ジャパン,WPCS-13131
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 飯守泰次郎+東京シティフィル... | トップ | ボネル+ロイヤルフィル=ロド... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

音楽 - バルトーク」カテゴリの最新記事