ケニチのブログ

ケニチが日々のことを綴っています

G.ロジェストヴェンスキー 死去

2018-06-16 | 音楽 - ブルックナー
 指揮者ゲンナジー・ロジェストヴェンスキーが病気のため亡くなった.87歳.

 氏といえば,昨年の読響とのブルックナー「シャルク版第5番(「G.ロジェストヴェンスキー+読響=ブルックナー「交響曲第5番」/2017-05-19」)」が記憶に新しいが,結局これが僕にとっての最初で最後のライヴパフォーマンスとなってしまった.お悔み申し上げる.


外部リンク:
Russian conductor Gennady Rozhdestvensky dies at 87 - BBC News (2018.6.16)
https://www.bbc.com/news/world-europe-44505749
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H.イム+韓国響=ブルックナー「交響曲集」

2017-09-27 | 音楽 - ブルックナー
 先日買ったCDを聴き終えた.H.イム指揮+韓国交響楽団による,ブルックナー・交響曲集.

 どのナンバーも,譜面を正確に再現し,かつ力強さを持ち併せた演奏.韓国交響楽団は,特色には乏しいながらもブラスセクションを中心に安定の技術とアンサンブルを聴かせており,ライヴレコーディングに起因するミスもほとんどない.イムの曲作りは,ブルックナーらしい巨大な音響やじっくりしたカンタービレを大切にしつつも,決して間延びしないクリアなもの.ただし,弦楽器群を始め,フォルテやクレシェンドの表現に音楽的な広がりがなく,少々窮屈な感じあり.録音はややドライな音色ではあるものの鮮明.
 このなかでは,終始前のめりのテンポ配分で突き進んで行く第3番が,生き生きとしてよかった.また,第5番シャルク版のオーケストレーションはやはり改悪と感じるが,終楽章コーダでバンダと打楽器群が入ってくると一転,その壮麗さにこういうのもいいなと思ってしまう.いっぽう,第9番はどういうわけだか全体的にえらく気のない演奏で,練習不足の初演みたいな散漫さだ.


ANTON BRUCKNER: 9 SYMPHONIES (10CD)
Korean Symphony Orchestra,
Hun-Joung Lim (conductor),
Universal Music Korea,DD41143
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A.ネルソンス+LGO=ブルックナー「交響曲第3番」他

2017-05-22 | 音楽 - ブルックナー
 先日買ったCDを聴いた.A.ネルソンス指揮+ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団による,ブルックナー・交響曲第3番「ワーグナー」ほか.

 全体的にやや遅めのテンポを採り,スコアの細部まで丁寧に再現した演奏.ゲヴァントハウス管は,持ち前の重心の低いアンサンブルを武器に,ライヴレコーディングを思わせない安定の技術を聴かせる.指揮のネルソンスも,ブルックナーの巨大なオーケストレーションを惜しみなく発揮させながらも,細かいパッセージや息の長い旋律を大切に扱うことを忘れていない.ただし,見た目奇妙なそのバトンテクニックのためかテンポが僅かにふらついたり,作曲者によって指示されていないリタルダンドが随所に見られるなど,ちょっとすっきりしない一面も.録音は鮮明で,とりわけ弦セクションの微妙なニュアンスをリアルに伝えている.


ブルックナー: 交響曲第3番 (SHM-CD)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団,
アンドリス・ネルソンス (指揮),
ユニバーサル ミュージック,UCCD-1766
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G.ロジェストヴェンスキー+読響=ブルックナー「交響曲第5番」

2017-05-19 | 音楽 - ブルックナー
 夜,東京芸術劇場にて行なわれた,読売日本交響楽団の定期演奏会を聴いた.初めて聴くシャルク版は,オーケストレーションが現行版と大きく異なることで興味を引くが,ロジェストヴェンスキーによるやたらに遅いテンポと,それに共感できないオーケストラとの齟齬に,終始気が散って楽しめなかった.ヴァイオリンソロの過剰なヴィブラートも心底不快.それでも,コーダにおける金管・打楽器の増強はやはり派手で,これが聴けたのだからまあいいか,と思ってしまった.


読売日本交響楽団 第568回定期演奏会
【出演】ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー (指揮),読売日本交響楽団
【日時】2017.5.19 19:00 開演
【会場】東京芸術劇場 コンサートホール
【曲目】
■ブルックナー: 交響曲第5番変ロ長調 (シャルク版)
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S.スクロヴァチェフスキ+ロンドンフィル=ブルックナー「交響曲第5番」

2017-02-21 | 音楽 - ブルックナー
 先日買ったCDを聴いた.S.スクロヴァチェフスキ指揮+ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団による,ブルックナー・交響曲第5番.

 終始正確かつ率直な力強さの演奏.ロンドンフィルは,持ち前の金管セクションを中心に安定したアンサンブル.スクロヴァチェフスキの曲作りは,控えめながらもテンポを自由に操って冗漫さを避けたもの.いっぽう,第2楽章など弱奏部で,対旋律をやたら強調してゴタゴタした響きになるのは気になる.録音は鮮明だが,残響が極端に少なくドライな感触.


BRUCKNER: SYMPHONY NO. 5
Stanisław Skrowaczewski (conductor),
London Philharmonic Orchestra,
London Philharmonic Orchestra,LPO-0090
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