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ケニチのブログ

ケニチが日々のことを綴っています

スクリデ&ウィーン放送響=ブリテン「ヴァイオリン協奏曲」他

2025-07-29 | 音楽 - その他
 先日買ったCDを聴いた.B.スクリデのヴァイオリン,M.アルサープ指揮+ORFウィーン放送交響楽団による,ブリテン・ヴァイオリン協奏曲ほか.

 譜面を正確に再現した演奏で,スクリデは,細部のニュアンスにじっくりと耳を傾けながら,この難曲を弾き進めていく.アルサープ率いるウィーン放送響が,整然としたアンサンブルでそこへ合流し,ブリテンの暗くも生き生きとした作風を,たえず立ち上がらせる.録音は鮮明で,各プレイヤーとオーケストラ全体の振舞いを,ともによく捉えたもの.


Britten・Violin Concerto, Double Concerto
Baiba Skride (violin),
Ivan Vukčević (viola),
ORF Vienna Radio Symphony Orchestra,
Marin Alsop (conductor),
Naxos Deutschland,C220021

飯森範親+中部フィル=ブリテン「4つの海の間奏曲」他

2025-07-25 | 音楽 - その他
 夜,芸文コンサートホールで行なわれた,飯森範親指揮+中部フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会を聴いた.僕のめあてだったブリテンを始め,難曲続きのプログラムだが,いずれもシンフォニックな力強さと,音楽の細部への念入りなニュアンスの両立した,快適なステージ.飯森率いる中部フィルは,立ち上がりに僅かにラフな瞬間が出たほかは,十分に安定したアンサンブルと技術で,とりわけ『シェエラザード』での各ソロパートは,生き生きとして魅力的だった.


第99回定期演奏会 NAGOYAシリーズ1 海と川
【出演者】平光真彌 (ヴァイオリン),飯森範親 (指揮),中部フィルハーモニー交響楽団
【日時】2025.7.25 18:45-
【場所】愛知県芸術劇場 コンサートホール
【曲目】
■ヘンデル=ハーティ編: 組曲「水上の音楽」
■ブリテン: 歌劇「ピーター・グライムズ」より“4つの海の間奏曲” 作品33a
■リムスキー=コルサコフ: 交響組曲「シェヘラザード」作品35

ヘラス カサド+フライブルク バロック=メンデルスゾーン「夏の夜の夢」

2025-07-14 | 音楽 - その他
 先日買ったCDを聴いた.P.ヘラス=カサド指揮+フライブルク・バロックオーケストラほかによる,メンデルスゾーン『夏の夜の夢』.

 やや遅めのテンポを採り,譜面を正確かつ細部まで念入りに再現した演奏.ヘラス=カサド率いるフライブルク・バロックオケは,ピリオド楽器の歯切れの良さを生かしながらも,パート間の対比や個々のフレージングにもたえず傾注した,動的なアンサンブルで,独唱陣とコーラスも好調.また,ウルラッハーによるナレーションは,むやみに物語の内容に没入して,騒がしくなったりしない,ごく気軽な進行で,シェイクスピアとメンデルスゾーン両者の持ち味が,無理なく立ち上がってくる,もしくは,互いに引き立て合っているところが良い.録音は鮮明で,ライヴならではのステージの活気と,客席のくつろいだ雰囲気を,よく伝えるもの.


MENDELSSOHN Ein Sommernachtstraum
Max Urlacher (narrator),
RIAS Kammerchor Berlin,
Freiburger Barockorchester,
Pablo Heras-Casado (conductor),
harmonia mundi musique,HMM 902724

鈴木秀美+オーケストラ ニッポニカ=芥川也寸志「交響曲第1番」他

2025-06-04 | 音楽 - その他
 先日買ったCDを聴いた.鈴木秀美指揮+オーケストラ・ニッポニカによる,芥川也寸志・交響曲第1番ほか.

 やや速めのテンポを採り,譜面を正確かつ細部まで念入りに再現した演奏.秀美率いるオーケストラ・ニッポニカは,よく整ったアンサンブルで,芥川の明快な作風を,ライヴならではの活気のなかに伝えている.録音は鮮明だが,トゥッティでの強奏時に,パート間の分離がいくらか悪い感じも.


芥川也寸志:交響曲第1番、交響三章
鈴木秀美 (指揮),
オーケストラ・ニッポニカ,
オクタヴィア・レコード,OVCL-00660

フェルシュトマン&プラハ響=コルンゴルト「ヴァイオリン協奏曲」他

2025-05-21 | 音楽 - その他
 先日買ったCDを聴いた.L.フェルシュトマンのヴァイオリン,J.マラート指揮+プラハ交響楽団による,コルンゴルト・ヴァイオリン協奏曲ほか.

 やや遅めのテンポを採り,譜面を正確かつ細部まで念入りに再現した演奏.フェルシュトマンは,力強くも独特の暗さを帯びた音色のソロで,技術的にも安定.コルンゴルトのロマンティックな作風には,むやみにべたべたと接近しない,率直な持ち味が良い.マラート率いるプラハ響が,整然のアンサンブルでこれを追いかけ,また,ライヴレコーディングならではの活気も十分.ただし,フィナーレ再現部での,大きく見得を切るようなフェルマータは,ちょっと陳腐か.録音は鮮明で,各プレイヤーとオーケストラ全体の振舞いとを,適度な残響のなかに,ともによく捉えたもの.


Korngold | Bernstein Violin Concerto, Op. 35 | Serenade after Plato's "Symposium" (SACD-Hybrid)
Liza Ferschtman (violin),
Jiři Malát (conductor) et al,
Challenge Classics,CC72755