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先日買ったCDを聴いた.E.グリモーのピアノ,J.ロペス=コボス指揮+ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団による,ラフマニノフ&ラヴェル・ピアノ協奏曲集.
両ナンバーとも,譜面を正確かつ細部まで念入りに再現した演奏.グリモーは,安定の技術とタッチのピアノで,リズムの伸縮を交えたロマンチックな曲作りだが,あくまで曖昧な感じはなく,ここぞというときの力強さもある.また,むやみにオーケストラに合わせようと気兼ねせず,生き生きと進行するところも良い.ロペス=コボス率いるロイヤルフィルは,じっくりと落ち着いた音色のアンサンブルで,彼女に対峙し,寄り添う.とりわけ,惚れ惚れするような木管ソロの上手さは大きな魅力.録音は鮮明で,各プレイヤーとオーケストラ全体の振舞いとを,ともによく捉えたもの.
ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番/ラヴェル: ピアノ協奏曲ト長調 (SACD-Hybrid)
エレーヌ・グリモー (ピアノ),
ヘスス・ロペス=コボス (指揮),
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団,
日本コロムビア,TWSA-1161
両ナンバーとも,譜面を正確かつ細部まで念入りに再現した演奏.グリモーは,安定の技術とタッチのピアノで,リズムの伸縮を交えたロマンチックな曲作りだが,あくまで曖昧な感じはなく,ここぞというときの力強さもある.また,むやみにオーケストラに合わせようと気兼ねせず,生き生きと進行するところも良い.ロペス=コボス率いるロイヤルフィルは,じっくりと落ち着いた音色のアンサンブルで,彼女に対峙し,寄り添う.とりわけ,惚れ惚れするような木管ソロの上手さは大きな魅力.録音は鮮明で,各プレイヤーとオーケストラ全体の振舞いとを,ともによく捉えたもの.
ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番/ラヴェル: ピアノ協奏曲ト長調 (SACD-Hybrid)
エレーヌ・グリモー (ピアノ),
ヘスス・ロペス=コボス (指揮),
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団,
日本コロムビア,TWSA-1161
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