今日も寒い雨です。
で、テレビで旭川の様子やっててマイナス25℃!
お湯を鍋に沸かして、それを外に持ってってバシャっと空に向かって空けるとそのまま空中で凍って霧というか雲っぽくなる!
旭川、冬に一度行ったような気はするがそんなに凄かったかなー??
で、今日は仕事に行ったらなんと休みがつけられてまして気付いてなかった!間抜け〜!
ってわけで、急に平日休みで何しようか?と思い、これにしました。
午前10時の映画祭!アラビアのロレンス完全版!別名・4時間耐久レース!←べつに言われてないが。
途中休憩とかあり、4時間弱くらいの映画。
1962年公開だそうで。
で、私初めてまともに見ました。
テーマ曲とかなんとなくくらいの知識しか無かったけど・・
なんつうか、これぞスクリーンで見るべき名作!って映画だね!
なんか大河ドラマ一年かけて見通したくらいの充実感があるわ!
空と灼熱の太陽、熱せられた砂漠、乾いた空気、の風景が延々と続くのだ。
ピーター・オトゥール扮する英国軍将校のロレンスがアラブのベドウィン達を率いてトルコと戦う第一次世界大戦あたりの話・・で、ロレンスと行動を共にする族長のアリ(オマー・シャリフ)が、なんかバーフバリ(爆)
てっきり英雄伝かと思ったんだが・・
以下、ネタバレ
この映画が名作として名を残してるのは、英雄伝ではなく、元英雄だが挫折した普通の人間を描いてるからなんだろう、と思う。
なんとなくジャンヌ・ダルク的というか。
史実に基づいてなければ、ロレンスは最後は志半ばで戦いに倒れ、残されたベドウィン達は彼の意志を継ぎ・・的話になってたかもしれんが、映画ではちゃんと英雄ではなく勘違いしてた事に気づいた普通の人間としてこっそりひっそり消えていく、的な描き方にしてるからこそ、そのほろ苦さがリアルに人々の心に残り、名作となってるんだろうなあ。
で、表立って描かれてないけどもしかして?と思ったら、やはり実際ロレンスはそうだったらしくて、1960年代にしてはかなり頑張った描き方だったと思いました。
午前10時の映画祭は今回で終わりだし、今後映画館でアラビアのロレンスを見る機会はもう無いかもしれないが見といてよかったなあ。