今日から仕事です～、無事(?)社会復帰してますよ。
正月から、仕事上でのシステムが一気に変わったので、しばらくは地獄の日々なんですがねぇ・・・あーあ・・・
さて、お正月休み最終日の昨日は、映画見てきたよ。
映画『母と暮せば』予告
原爆が投下された後の、長崎が舞台で、息子を原爆で亡くした母、三年後、その前に死んだ息子が現れた！幽霊となって・・・という感じです。
で、ネタバレ入りますね。
以前、「父と暮らせば」っていう映画も見たんだけど、
父と暮せば（予告）
こちらは、広島が舞台で、娘が生き残って死亡した父が幽霊となって・・・というパターンですな。
どちらも、舞台劇が似合うような設定の話です。
できたら、両方見て欲しいなぁ～と思う感じ。
趣旨というか、スジ的にはとてもよく似てる「二部作」というか「表と裏」的な感じの作品ですが、今回の「母・・・」の方が、少しダークさがあって、それはそれでとても良かった！と思うよ。
今現在、世界中でテロの脅威とかあって、不幸にもそういったのに遭遇して、肉親を亡くしたり友人を亡くしたり、親しい人を目の前で亡くしてしまった人たちもいるわけです。
とても大変気の毒な事で、お亡くなりになった人はもちろんなんだけど、生き残った人たちもそれから後に二重に辛いというか。
それは、「何故、あの人は亡くなったのに、私は生き残ってしまったのか？」という自責の念が生じてしまうから・・・
もちろん客観的に、第三者として他人としては、
「そういう運命だったんだ、それが運というもんだよ。その人の分まであなたは元気に生きて下さい。」って言うしかないんだけど・・・
それは、あくまで第三者だから、であって・・・
もし、自分の愛する人はそれで亡くなってしまって、いっしょにいた人は助かっていたとして、
確かに口では、「あの人の分も・・・」って言うでしょう、それは本心からではある、けど、人間はそれだけでは済まない、
「何故、あなたは助かって、あの人は死んだのか？何故何故??」って、泣き叫びたい!!っていう気持ちも絶対あるんだろうと思うよ。
私は、そういう場面にはまだ当たった事はないんだけど、幸運にも・・・
でも、同じ立場だったら絶対「思ってはいけない、そんな事は言うべきではない」と思っても、決して消すことのできない思いはそーいう事だと思う。
それを知っているからこそ、生き残った人は尚更重い枷を背負ってしまうわけでして・・・
綺麗だけでは済まない、美談にしない、っていう今回のこの作品はとても素晴らしいっていうのか、良かったと思いますよ、しかもそれをやらされてるのがあの吉永小百合様ですからね～！
吉永小百合も、役柄的には夫も息子二人も亡くして、独りきりになってしまった年老いた女性、という設定なんだけど・・・
やはり、オーラは隠せないっていうか、でも、だからといって役柄と合ってないわけではない、っていう感じで、なんか不思議な人ですねぇ、ホント。
「父と・・・」で主演だった宮沢りえさんも、将来、そういう女優さんになるんじゃないかなぁ～？って私は思っておりますが。
あと、原爆が落ちたその映像もとても斬新というか、普通なら遠景でキノコ雲がドーン！っていう描写なんだけど、今回はその場にいた人が何を見たのか？っていう描き方。
これ、今までにないような気がしますねぇ～。
舞台が長崎、長崎に行った時というか軍艦島に行った時に、乗った船で聞いた説明・・・
「長崎の歴史は＝隠れキリシタンと、原爆」と、あと一個なんかあったような気がするが^_^;っていうのを船長さんが説明していて、長崎に行ってた時はふーむ、っていう感じだったんだけど、この映画では結構キリスト教徒とかキリスト系墓とか教会が多くて、その言葉を思い出したな～。
軍艦島っていえば、なんかすごく写真集とかガイド本が沢山出ましたね！
世界遺産効果っていうヤツか？
で、フランスでは何故か日本の廃墟が大人気だそうで、「ハイキョ」で通じるそうですフランスで。
なんでも、日本の廃墟は木造が多いので、すぐ朽ちるので、石が多くなかなか壊れん欧州の廃墟とはまた違った趣があるとか、いかにも「遺跡」というよりも、その当時の生活臭がプンプンしてくるのが魅力なんだそうです。
数名のフランス人廃墟マニアが、Myベスト３オブ日本の廃墟!!を、あげてましたが、軍艦島はさすがに誰もが入れてましたな。
他にも人気なのが、奈良ドリームランド！とか、伊豆の廃ホテル群も人気であったよ。
やはり、人と自然というか植物の意図しないコラボレーションっていうのが魅力なんだろうな、唯一無為的な感じもあるし。
と、なんか話が廃墟に走ってしまったんだけど、やっぱり日本は「平和」「戦争をしない」っていうことをこれからも売りにすべきであろう！と思ったんだよね、これ見て。
世界で唯一の核攻撃を直接に受けた国として・・・
アメリカがどうとか、っていう国単位の問題ではなく「戦争」そのものを否定する国であって欲しいですね～、というかそうしなきゃいかんですね!!
正月から、仕事上でのシステムが一気に変わったので、しばらくは地獄の日々なんですがねぇ・・・あーあ・・・
さて、お正月休み最終日の昨日は、映画見てきたよ。
映画『母と暮せば』予告
原爆が投下された後の、長崎が舞台で、息子を原爆で亡くした母、三年後、その前に死んだ息子が現れた！幽霊となって・・・という感じです。
で、ネタバレ入りますね。
以前、「父と暮らせば」っていう映画も見たんだけど、
父と暮せば（予告）
こちらは、広島が舞台で、娘が生き残って死亡した父が幽霊となって・・・というパターンですな。
どちらも、舞台劇が似合うような設定の話です。
できたら、両方見て欲しいなぁ～と思う感じ。
趣旨というか、スジ的にはとてもよく似てる「二部作」というか「表と裏」的な感じの作品ですが、今回の「母・・・」の方が、少しダークさがあって、それはそれでとても良かった！と思うよ。
今現在、世界中でテロの脅威とかあって、不幸にもそういったのに遭遇して、肉親を亡くしたり友人を亡くしたり、親しい人を目の前で亡くしてしまった人たちもいるわけです。
とても大変気の毒な事で、お亡くなりになった人はもちろんなんだけど、生き残った人たちもそれから後に二重に辛いというか。
それは、「何故、あの人は亡くなったのに、私は生き残ってしまったのか？」という自責の念が生じてしまうから・・・
もちろん客観的に、第三者として他人としては、
「そういう運命だったんだ、それが運というもんだよ。その人の分まであなたは元気に生きて下さい。」って言うしかないんだけど・・・
それは、あくまで第三者だから、であって・・・
もし、自分の愛する人はそれで亡くなってしまって、いっしょにいた人は助かっていたとして、
確かに口では、「あの人の分も・・・」って言うでしょう、それは本心からではある、けど、人間はそれだけでは済まない、
「何故、あなたは助かって、あの人は死んだのか？何故何故??」って、泣き叫びたい!!っていう気持ちも絶対あるんだろうと思うよ。
私は、そういう場面にはまだ当たった事はないんだけど、幸運にも・・・
でも、同じ立場だったら絶対「思ってはいけない、そんな事は言うべきではない」と思っても、決して消すことのできない思いはそーいう事だと思う。
それを知っているからこそ、生き残った人は尚更重い枷を背負ってしまうわけでして・・・
綺麗だけでは済まない、美談にしない、っていう今回のこの作品はとても素晴らしいっていうのか、良かったと思いますよ、しかもそれをやらされてるのがあの吉永小百合様ですからね～！
吉永小百合も、役柄的には夫も息子二人も亡くして、独りきりになってしまった年老いた女性、という設定なんだけど・・・
やはり、オーラは隠せないっていうか、でも、だからといって役柄と合ってないわけではない、っていう感じで、なんか不思議な人ですねぇ、ホント。
「父と・・・」で主演だった宮沢りえさんも、将来、そういう女優さんになるんじゃないかなぁ～？って私は思っておりますが。
あと、原爆が落ちたその映像もとても斬新というか、普通なら遠景でキノコ雲がドーン！っていう描写なんだけど、今回はその場にいた人が何を見たのか？っていう描き方。
これ、今までにないような気がしますねぇ～。
舞台が長崎、長崎に行った時というか軍艦島に行った時に、乗った船で聞いた説明・・・
「長崎の歴史は＝隠れキリシタンと、原爆」と、あと一個なんかあったような気がするが^_^;っていうのを船長さんが説明していて、長崎に行ってた時はふーむ、っていう感じだったんだけど、この映画では結構キリスト教徒とかキリスト系墓とか教会が多くて、その言葉を思い出したな～。
軍艦島っていえば、なんかすごく写真集とかガイド本が沢山出ましたね！
世界遺産効果っていうヤツか？
で、フランスでは何故か日本の廃墟が大人気だそうで、「ハイキョ」で通じるそうですフランスで。
なんでも、日本の廃墟は木造が多いので、すぐ朽ちるので、石が多くなかなか壊れん欧州の廃墟とはまた違った趣があるとか、いかにも「遺跡」というよりも、その当時の生活臭がプンプンしてくるのが魅力なんだそうです。
数名のフランス人廃墟マニアが、Myベスト３オブ日本の廃墟!!を、あげてましたが、軍艦島はさすがに誰もが入れてましたな。
他にも人気なのが、奈良ドリームランド！とか、伊豆の廃ホテル群も人気であったよ。
やはり、人と自然というか植物の意図しないコラボレーションっていうのが魅力なんだろうな、唯一無為的な感じもあるし。
と、なんか話が廃墟に走ってしまったんだけど、やっぱり日本は「平和」「戦争をしない」っていうことをこれからも売りにすべきであろう！と思ったんだよね、これ見て。
世界で唯一の核攻撃を直接に受けた国として・・・
アメリカがどうとか、っていう国単位の問題ではなく「戦争」そのものを否定する国であって欲しいですね～、というかそうしなきゃいかんですね!!
