УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』

2016-01-01 21:27:13 | 映画
↑ 早乙女さん、第二弾

さあ、さあ、新年あけましておめでとうございます!
今年もよろしく、お願いいたします。

今年こそ、映画を沢山みるぞ!と、今日は映画の日でもあり見てきました!これ(爆)

『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』予告映像[2]


なんと、この妖怪映画、世界中で興行成績を塗り替え、現時点でTOPである「アバター」の記録を塗り変えるかも?という話題の、あのSWをあっさり抜いて日本でTOP独占(爆)
でもまあ、判るっていうか、客層がSWは基本単体か、お友達というのに対し、妖怪はファミリーで家族総出でみなで見る!というタイプだからな~。
そういえば、そろそろアメリカのアカデミー賞の話題が出てきているが、現時点で作品賞候補の上位にいるのが・・・
「マッドマックス怒りのデスロード」だっていうのに大爆笑!!!
これ、アカデミー賞の作品賞取ったら、すごいことになりそうですが、ぜひがんばって欲しいですな~、私的には。
でもって、妖怪映画です。
で、日本ではSW抜いて、っていう話に戻ると・・・
私は、実はTV版も前作の映画版も見たことがなくて、時々youtubeのコマさんが出てるのを少しみたくらいでございます。
という、そもそも基本的な設定とか、そーいうお約束もぜんぜん知らない状況で見てきましたが・・・
面白かった!!というか、正直、SWよりも面白かったし、感動しちゃったよ!号泣もあったしさ~、まさか妖怪映画で泣きポイントがあるとわっ!図られたっ!!という感じですが(爆)
今回は、5個のエピソード、妖怪と人間とのそれぞれの関係が語られる小さなエピソードが4個で、最終の5個目のテーマにそれぞれの4個のエピソードでの思い出というか記憶がつながっていく感じ。
各エピソード導入部分が、これが「あなたの知らない世界」というか、「世にも奇妙な物語」とかの導入のパロっぽいところがこれまたナイスっ!!
TV版では、結構大人向けのパロ的な面が多いらしいけど、その延長かな~?
ひとつめのエピドードは、妖怪ウオッチの持ち主の一人、ケータ、彼が不慮の事故で死亡してしまい、人間って死亡すると妖怪になって人間に取り付いて修行(?)するらしいんですな。
ケータは、まさしくフツーそのものの妖怪で特に芸もないのだが、ほぼ同年代の優等生の男の子に取り付くこととなる。
取り付かれた男の子は、優等生でスポーツもそこそこ、本心は漫画家になりたい気はあっても、両親の期待が「いい学校に入り、いい会社に就職し・・・」ということなので、あまり言い出せないうちにあきらめ気味。
そつなく日常は送っているけれど、何のために生きているのか、目標を持てずに無気力気味・・・という感じ。
で、ケータが死ぬ不慮の事故っていうのが、マンホールの蓋が開いていて(死神が故意にあけたんだけどね)それに落ちちゃうんだけど、マンホールの蓋が東京バージョンだった(爆)
二つめは、ジバニャンの元の飼い主、彼が生きていてフツーの猫(?)だったころの飼い主、エミちゃん。
彼女は、もう大人になって自分の夢であるデザイナーを目指し、現在アパレル関連会社に就職しているが、いろいろうまくいかない。
ジバニャンは彼女を影から助けようと奔走するが・・・という感じ。
一般大人としては(笑)このエピソードが号泣もんです。いや、猫飼いなら(いや、犬飼いでもか)号泣間違いナシ!ですよ。
バタバタで子供には笑いを、大人にはジーンの感動エピソードです。
三つ目は、こまさんとこまじろう兄弟のお母さんの話。
お母さんが病気だ!という偽手紙にまんまとだまされたこまさん兄弟がお母さんのところにいったら・・・
なんと、弟が出来たという!だが、その弟は・・・という話。
こまさんのお母さんが、ほんとに餅化!!です。くるねこを見てれば納得だっ!!(爆)
母の愛情は、妖怪と人間の間をも簡単に越えちゃうよ!という話。
四つ目は、USAピョンと相棒のイナホちゃんがサンタの手伝いをする話。
しかし、このUSAピョン、口調というか末尾が「ダニ」なんだよっ!!!
こ、これは遠州弁っ!!!(爆)
こまさんは「○○ずら~」なんだけどねぇ、そのうち「○○だら~」という妖怪が出てこないかな~?(←静岡弁)
で、5個目の話は、タイトル通り閻魔大王関連の話になるのだが、この閻魔大王とその部下の妖怪ぬらりんひょんが、キャラデザ的にまるで幽白の飛影と蔵馬なんだよっ!!(爆←幽遊白書ね~)大笑い。
過去の4つのエピソードを通し、人間と妖怪、それぞれ違うはずだけど接点のあるそれぞれの世界、キャラクターのそれぞれのかかわりを考えていく、という。
これはたまたま妖怪と人間、ではあるけれど、一般的に考えたら、自分と他人、という関係ともイコールであるとも取れる。
それぞれに違う外見、違う考え、違う生き方、違う好み、違う環境であっても、話し合って理解していけばきっとお互いに協力して、もっと楽しくいい世界を築けるじゃ?という、希望のメッセージが(密かに?)込められている、とてもいい話であったと思うんだな~。
結構、PIXERの映画というか作品と似ている感があったよ。
子供は楽しめるもちろん、なんだけど付き合いでいったはずの大人も、自分の身に置き換えて楽しめる、そして感じることが出来る、いろんなレベルというかそれぞれの人がそれぞれの状況でその映画に感情移入してそれぞれに感じることがある、っていう感じのいい映画でございました。
そーいや、この映画というかプロジェクトやってる会社のロゴの出し方もPIXERに似てるような気がする・・・

という感じで、かなり期待以上でございました。
ただ、人気作なんでお子様家族連れが多くて敬遠しちゃう普通の大人(爆)も多いとは思うが、子供たちは上映時間中完璧に映画の虜になってるので、静かですよ!!
それでも心配なら、最終上映の時間帯に行けば、かなり子供が減ってるので大丈夫です(爆)
いや、元旦からいいもん見せてもらったよ~、と思ったよ。
コメント
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