昨日、「ジョン・レノンはなぜ神道に惹かれたのか」というオノ・ヨーコさんの従兄さんが書いた本を読みました。
その中に掲載されていた詩です。ユーモラスで哀しい無常感があって映像が見えるようで心に残りました。
「鯨法會」
鯨法會は春のくれ、
海に飛魚採れるころ。
浜のお寺で鳴る鐘が、
ゆれて水面をわたるとき、
村の漁夫が羽織着て、
濱のお寺に急ぐとき、
沖で鯨の子がひとり、
その鳴る鐘をききながら、
死んだ父tさま、母さまを、
こいし、こいしと泣いてます。
海のおもてを鐘の音は、
海のどこまで、ひびくやら。
その中に掲載されていた詩です。ユーモラスで哀しい無常感があって映像が見えるようで心に残りました。
「鯨法會」
鯨法會は春のくれ、
海に飛魚採れるころ。
浜のお寺で鳴る鐘が、
ゆれて水面をわたるとき、
村の漁夫が羽織着て、
濱のお寺に急ぐとき、
沖で鯨の子がひとり、
その鳴る鐘をききながら、
死んだ父tさま、母さまを、
こいし、こいしと泣いてます。
海のおもてを鐘の音は、
海のどこまで、ひびくやら。