marigold songの地下水路

marigold songの数少ないライブのお知らせを目的として、ちょっとやってみましたが。

「それ、カステラ!!??」

2009-03-28 23:55:31 | Weblog
きょうは 新たな味覚の分野を開発する勉強会で

「和風仏」りょうりの試食会に行った。わふうのほとけ。

いろいろと、勉強になった。

「みかんの炭のコンソメの底に茶わん蒸しが沈んでいるものが湯飲みに入っているもの」などや、

「いったん、たれをこぼすというサプライズを演出したのち、新たにたれを添えて供される肉料理」

など、いろいろと、勉強になった。


普通ではすまないひとが、たぶん厨房にいるのだろう。


ほうじ茶のケーキ(残念だが、カットの厚みがいますこしだった。)などもあった。

常連さんには、例えば、「庭の杉の葉っぱをあしらった焼菓子」などのかなり斬新な作品も出してくれるんじゃないか、と思わせてくれる茶目っ気たっぷりな創作料理のお店でした。



勉強熱心なわたくしたちなのだが、ついつい、飼っているハムスターのはなしなどに夢中になってしまい、遠くでいっしょうけんめいお料理の解説をしてくださっているお給仕のかたのはなしを聞きそびれ、
それでも、やはり勉強会だからと、「もう既にいっかい解説し終えた」お給仕のかたを捕まえて、

「すみません、これ、なにとなにとなにがはいっていますか?」

と、無邪気に尋ねたりしました。

(。。。さっき、言っただろ!?)とこころで思っていたかもしれませんが、お給仕のかたは、
しっかり、気持ちよく、なにとなにとなにが入っています、と、繰り返してくださいました。

ちょっとだけ、味がじぶんには濃いようにも思えましたが、おいしく、いただき、勉強になりました。

「みかんの炭のコンソメの意味は? どういう意味? なぜ?」
と、

厨房のかたにインタビューしてみたかったのですが、併設の売店で地酒を早く購入したいかたがたがいたため、我慢しました。


わたくしは、実は、製菓業に携わっています。

きょうは 実に勉強になりました。


それと、

きょう、自分のなかで大変おもしろかったことは、

さかな料理が運ばれてきたとき、ちらっと見えた物体に、われわれのなかでいちばんえらいひとが

「それ、カステラ!!!???」

って、

むじゃきに、叫んだことです。


むじゃきなんだけど、真剣でした。


ほんとうに、カステラ!!!????って、思ったから、

「それ、カステラ!!!???」

って、言ったんでしょう。


そこの場面を脳内で何度も再生し、たのしい思いを反芻しました。




♪ ノラ・ジョーンズ 「ローンスター」

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