低い温度でゆっくりと

低温火傷の歌まであるキリンジ

低温火傷の歌は何ていう題名の歌だったかなとしばしかんがえて思い出した

雨を見くびるな

という歌だった



眉間に一滴ずつ水を垂らす拷問のようなことかな

居た

納豆を買いに懇意のコンビニに行ったら居た。

その名調子の人のレジに！と、思ったのに
空いてるほうに誘導され残念だったが。

その名調子の人は、
トレンディエンジェルという漫才コンビの、
斎藤さんではないほうの人に似ていました。
マスクをしていらしたが、
そのうえで、

似ているな、と、思いました。

流れるような名調子

わたくしには懇意にしてやっている
コンビニエンスストアがある

いきつけの店だ。

かっこいいだろう。

自宅からだいたい半径何キロかの範囲に
そのコンビニエンスストアどもは4店あり、
日々の暮らしのなかでそれらを思うさま懇意にしてやっている訳だが、

最近、それらの店々を訪れる際に
密かな愉しみができた

4店舗ぜんぶにおいて、会計のときに遭遇した中年男性の店員、
無論年下であろうが、その人が実に、


惚れ惚れしちゃう名調子で会計にあたるのだ。

チェーン店ではありがちなスタイルではなく、
まさにその人ならでは、と思わせる、
高橋圭三や玉置宏ばりの、
昭和の歌謡番組の名司会者のような、
そんな名調子。

もしかしたら、
ふざけているのか？

そう思うくらいの名調子。



今度また、遭えるかしら。

名調子の印象が強すぎて、顔はまったく覚えていない。

毎回ドキッとする

子らに言われる度にドキッとするような、
なにかこう、胃の腑をえぐられるような、
なんかこう、切ないような、
なんだかなあ沁みるような言葉

おかあさんきょうありがとう

外食とか、なんかこう、レジャー？とか、
そういうのすると必ずふたりとも言う


言われちゃうと、



たまらん。


タマランチ会長。

たのきん全力投球

ぴっちぴちの六年生女子に3試合続けて勝った
自分で自分を褒めてあげたい
言わずもがな 30代40代の婦人たちにも勝った
体育館のモップがけ競走
3試合ともぶっちぎりで一位
試合直後皆の肩を素早く確認した
皆肩で息をしている
ハアハアいってる
しかしどうだろう
わたくしの肩は少々揺らいでいるくらいだ
おお
わたくしは今日はじめて
踏み台昇降の
のぼってはおりて
おりてはのぼって
そんな不毛か？ほんとに？ほんとに不毛なのか？
わからぬ繰り返しをただひたすらに続けてきたその見返りにおもわす溜飲を下げることが出来たのだ
最年長なのに最速
いや、皆、たぶんきっと後先かんがえず、きっとたぶん全力投球したと思うが。
たぶんきっと、明日の仕事のこととか、今晩の飲み会のこととか、明日の塾のこととか、そういうような後先はかんがえず、全力投球したと思うよ
でもね、
いやあ、自分で自分に惚れ惚れしちゃうね悪いけど。

なんかね、

もう、あんなに体育館のモップがけ速いとね、
もう、なんでもできちゃう気がするわね。



ちょっと、
内股、
痛いけどね、今。

ヒントでピント

土居まさる。
写真家の浅井さん。
象印賞。


現代に、 ピントが合わない。

さて。


すべてにピントが合わないでお馴染みのわたくしだが、

最近ますますピントが合わない気がして、

いよいよ、三年前に千円で衝動買いした赤縁の
老眼鏡をかけて新聞の文字を追ってみた

お？ ピント合う！

その日は、そうも思えたが、
でも翌日からは、やはりピンとこない。
千円ではやはり駄目か

しかしながら、
待てよ？
と、思い、

おもむろに、装着しているコンタクトレンズの、
左右を、
つけかえてみた。

するとどうだろう。

ピント、さっきより少しは世界に合ってるじゃん。

なんだ。左右、間違えてたじゃん。老眼鏡要らずじゃん。


ほっとして、新聞や須磨フォの文字を、若干以前より手元から離して読んでいます。