静かに沁むるショック

きょうは人知れず、ひそかに、静かに、
胸に沁むるような、
しんしんと音もなく降る雪のような、
ショックを味わった


静かなブーム、
その言葉を聞くといつも可笑しくなるが、

静かなショック、
ああ 沁むる。



わたしがたのしかったことは、
みんなもさぞ、たのしかろう、

そんなふうに思っていたがまちがえていた

わたしって

つくづく

ああ


馬齢を重ねている割りに
こども染みているのね


我よりも
ほとんどだいぶヤングだが
ああ皆忙しく 皆しっかり者


だいぶ字余り。



わたしの、たのしいなあ、と思う設定って
他の人よりだいぶゆるいのかもなあ。


わたしがたのしいと思っていても浮かれることなかれ。みんなはべつにたのしくないのかもしれないのだからな。

肝に銘じて、わたしはひとりたのしくなることにする。