●セントラル・ディビジョン1位
【シカゴ・ブルズ】
PG:カーク・ハインリック/クリス・デュホン/アンドレ・バーレット/ジェームゾン・カリー
SG:ベン・ゴードン/タボ・セフォローシャ/エイドリアン・グリフィン/トーマス・ガードナー
SF:ルオル・デン/アンドレス・ノシオニ/ビクトール・ハリャパ
PF:タイラス・トーマス/ジョー・スミス
C:ベン・ウォーレス/ジョアキム・ノア/アーロン・グレイ
昨季はキャブズがファイナル進出を果たしましたが、もし歯車が一つ違っていたら、ファイナルに進んでいたのはこのブルズだったかもしれません。
その内容は以前のブログでも述べた通りです。(ブログ)
もしあのまま第2シードを保っていれば、楽な方のブロックに入って、労せずしてファイナルまで辿りついたかもしれないんです。
そう、去年のキャブズのように・・・・(←運が良かっただけと考えているので)
そんな悔しい思いを胸に、今年こそシード順に泣くことなく、文句なしの好位置でプレーオフに進出したい。
ブルズはそう思っているでしょう。
結論から言いますと、僕は今季このブルズがイースタンの第1シードになると考えています。
ファイナルに行けるかどうかはまた別問題ですが、とにかくレギュラーシーズンの勝率はイースタンでトップになるのではないかと思っているわけです。
昨季は最後にもたついたものの、イースタン全体で勝率3位の49勝。
イースタン1位のピストンズにあと4勝、2位のキャブズとはわずか1勝しか差がありませんでした。
これは言ってみれば、3チームともほとんど同じぐらいの勝敗だと位置づけています。
でも昨季はシード順が5番目となってしまい、プレーオフでは最悪のポジションに入ることになってしまっただけで、決して実力的に劣るものではなかったと信じています。
現にマイアミをスウィープしたのがその証拠です。
先の3チームの中でブルズを1位にあげる理由は、この3チームの中で最も戦力をアップさせているからです。(もしくは戦力を下げていないから)
これまでずっと、ブルズの弱点はインサイドにありました。
昨季はPFとCのポジションを、ベン・ウォーレス(6.4点/10.7リバウンド)、PJ・ブラウン(6.1点/4.8リバウンド)、マリーク・アレン(4.0点/2.0リバウンド)、マイケル・スウィートニー(3.2点/2.5リバウンド)、タイラス・トーマス(5.2点/3.7リバウンド)の5人で回していました。
しかし今年は、上にもある通り、ベン・ウォーレス、タイラス・トーマス、ジョアキム・ノア、ジョー・スミス、アーロン・グレイの5人で回します。
タイラスはおそらく去年の成績を倍以上に伸ばし、最低でも12点/7リバウンドぐらいは取るでしょう。
スミスは昨季シクサーズで8.5点/6.2リバウンドのスタッツを残しており、さっきのブルズの昨季メンバーと比較すると、ベンを除くどの選手よりもいい成績をあげていました。
そしてルーキーの2人も、共に大学トップクラスのビッグマンとして名を馳せていて、プレシーズンでも首脳陣が喜ぶ数字をマークしています。(スタッツ)
要は、課題だったゴール下の人材不足は、相当いい形で改善されたと言えるわけです。
そして、オフにFAとなったノシオニの引き留めに成功したことで、元々充実しているPG~SFは、昨季と全く同じメンバーで戦うことができます。
なので問題はないわけです。
僕はこのチームで55勝前後を達成できるのではないかと考えています。
もちろん最大の課題であるローポストからの得点力は、まだ解消できていません。
KGやガソールの獲得には失敗し、タイラスやスミス、ノアらもポストスコアラーとは呼べません。
グレイはポストムーブを持っていますが、5人の中で一番出番が少ない存在です。
しかしブルズは、スコット・スカイルズHCの熱血指導を軸にしたディフェンスチーム。
ディフェンスが売りのチームは、成績が大崩れしません。
大スターはいませんが、逆に各ポジションに2人ぐらいずつ先発レベルの選手がいる戦力分散型のチーム(ビデオ)なので、万が一スターターが故障で戦列を離れたとしても、他の選手でカバーしながら、全体のチーム力を下げることなく成績をキープすることができるでしょう。
そういったことを加味して、ブルズがディビジョントップ、ひいてはカンファレンストップに立つのではないかと考えています。
タイラス、爆発してくれ!
「みんなスーダンのことを知ってね」 by デン
キャプテン・カーク
キャプテン・カーク with 犬
ビジネス・ゴードン
カジュアル・ゴードン
「ほらアンタ、しっかりしゃべって! 沢尻って呼ばれちゃうわよ」
「あ、あぁ・・・・」
「ほらアンタ、もっと笑って! 沢尻って呼ばれちゃうわよ」
「あ、あぁ・・・・」
ノアもけっこう・・・・
頑張ってるみたいですね~
「やるときゃやる男だじぇぇ~い!」
「大きなクリの木の下でぇ~ おじいさんとおばあさんがぁ~」
「どーれ、うまく書けたかなあ~?」
いったいアナタは・・・・
どの星からやって来たんだろう
そんなノアに敬意を表して、彼が敬愛するボブ・マーリーの名曲をどうぞ。
Bob Marley 『No Woman No Cry』
ただ、・・・あんまりおもしろい試合しないんだよなぁ・・・
今期のブルズは、かなり期待出来るチームですね!
スーパースターはいなくても、バランス、ディフェンス力、ベンチを含めたチーム力は、イーストで一番でしょうね。
厳格なコーチの考えを、チームとして理解し実践してる数少ないチームですし…
ルオル・デンと、ヘッドバンドを許可されたビッグベンの活躍、そしてタイラス・トーマスの成長に期待です!
個人的には、タボ・セフォローシャに注目してますが。
でもリンク貼った試合のように、流れるようにパスが回ったら、見てて楽しいとおもしろいと思いますよ。
ブルズは激弱でしたが、ジェリー・クラウスが辞めて、ジョン・パクソンがまるで逆のチーム作りを始めてからようやく軌道に乗りましたね。これからますます伸びていくでしょう。
コメントありがとうございます。
ノアは学生時代から異彩を放っていたキャラですから、どこのチームに行っても人気が出るだろうと思いましたが、ブルズは9位までノアが落ちてきてくれて、すごくラッキーでした。去年ドラフトに来てたら確実にTOP3でしたから。
コービーは話題としては来てほしいし、取ってもいいと思います。ただ昨季デンが予想以上に活躍したために、もうアンタッチャブルな選手という扱いにまで、ステイタスが上がってしまいました。ホントかどうかわかりませんが、パクソンGMは「相手がコービーでもトレードしない」と言っていました。
ただ微妙なのは、ゴードンに対する評価は意外と高くないので、もしレイカーズがデン以外の選手での取引に応じる気があるなら、成立する話だと思います。僕も取ったらいいのになと思いますね。
若い頃のピッペンに似てるとか言われるほど、才能は高いです。
ディフェンスができて、PG役もこなせて、スリーも打てます。攻守に多彩なオールラウンダーですね。
今後ちゃんと体ができてくれば、さらに進化を遂げると思いますよ!
問題は年俸合計ですね。去年はPJ・ブラウンという捨てゴマ(8milの1年契約)があったのですが、ブルズは結局これを利用することなく、そのままFAで流失させてしまいました。ゴードン、デン、タイラスていった若手陣はまだ新人契約の途中ですから、誰か年俸の高い選手と抱き合わせにしないとトレードできないのですが、ノシオニひとりでは足りません。といってベンは引き取ってもらえないし・・・
現実的に考えると、今はまだ無理ですね。
チーム分析&来シーズンの展望、ありがとうございます。その辺の市販されているガイドブック類よりも、おもしろく内容も濃いので、とても重宝しております☆
ブルズは2年ほど前から注目しているんですが、今シーズンは大ブレイク(イースタン首位)するかもしれませんね。1番から3番はいい人材がそろっていますよね。その中でもベン・ゴードンがお気に入りです。あの入りだしたら止まらない感じがいいですよね。もう少し安定してくれると、フランチャイズ・プレーヤーになれると思うんですが…。そうなれば、『エアー』の称号に相応しい選手になれますね。SFでデンとノシオニのポジションが重なっているのはもったいないような。まぁ、層が厚い証拠ですが。問題はやはりインサイドの得点力かと。トーマスの成長に期待ですね。ブルズの黄金時代を知っている僕としては、ブルズが強くなるのはうれしいことです。何気に、バッドボーイズが初優勝した年からNBAを見続けてますから☆
実はレブロン&キャブスを応援してるんですが、今シーズンはブルズかなって思ってます。
なんか長くなってしまいました。チーム分析の続きも楽しみにしています♪
PS コービーの周りが騒がしくなってきましたね。どうなることやら…。去就に注目です!