しばらく更新をサボっていたので情報が古いですが、是非見ていただきたいなあと思った映像をいくつかご紹介。
<2/9 San Antonio @ Orlando>
この試合は、ドワイト・ハワードがすごすぎで笑っちゃいます!
同点で迎えた大詰めの場面で、まずは勝ち越しを狙ったトニー・パーカーのショットを値千金のブロック。
そしてその直後のラストプレー、試合残り時間はわずか0.8秒。
サイドラインから長~いロブパスが投げ上げられたかと思った瞬間、ハワードが逆サイドから跳び上がり、ティム・ダンカンの頭越しにブザービーター・アリウープダンク!!
ぬおーっと伸ばした右手がヒジまでリングの上に出てます。
ゲームハイライト映像はこれ(↓)
http://www.nba.com/games/20070209/SASORL/gameinfo.html
(2分経過時点くらいからその場面が流れます)
このサインプレーを完璧に実行したマジックの連携プレーも見事。
JJ・レディックとジャミーア・ネルソンが順番にボールをもらいにいく構えを見せてスパーズ守備陣の意識をシューターへと集め、第一段階のカモフラージュに成功。
そしてサイドラインからヒード・ターコルーが我慢して我慢してタイミングをうかがい、ここしかないというタイミングで距離も高さも正確なロブパスを投げ上げました。
ハワードの跳躍力はもちろん驚嘆すべきなんですが、マジックの完璧なセットオフェンスは見事なほどはまりました。
残り時間もほとんどなく、相手はリーグ最高の守備力を持つスパーズ。
そこでこのアリウープをラストプレーに持ってくる発想、そして決めてしまう技術と能力とチームワーク。
これぞNBAという真髄を見た気がしました。。
ゲーム後ご機嫌のブライアン・ヒルHCは、「神様感謝します。あんなアンビリーバブルなプレーができる、アンビリーバブルなアスリートを授けてくださって」とおどけていました。
ハワードといえばこのダンク(↓)もすごかったなあ。
http://youtube.com/watch?v=8N87jr7_bAc
彼の高さはとんでもないです。ハイ。
<2/12 Golden State @ Denver>
これはワンプレーだけの紹介ですが、すごく印象に残ったので。
ウォリアーズに今シーズン途中から入ったルーキーのケレナ・アズブーキ(現地発音によると)のすごいブロック。
あのダンクコンテストにも出たジャンプ力抜群のJR・スミスが得意のワンハンドダンクにきたところを、何とその上からはたき落としてます。
まあ、196cmのガードがするブロックとは到底思えません。。
http://www.nba.com/games/20070212/GSWDEN/gameinfo.html
アズブーキは2年前のドラフトにエントリーしたものの指名されず。
大学時代から身体能力の高さは折り紙付きでしたが、シュート力がなく1年半の浪人期間を経てようやくNBAデビューを果たしました。
ラン&ガンスタイルのウォリアーズなら、持ち前の能力を最も生かせる絶好の環境と言えるでしょう。
<ナイキの最新CM>
これはおまけですが、ナイキのCMがカッコ良かったので。
もう見た方も多いと思いますが、ナイキの契約選手が勢揃いでド迫力。
バックのサウンドも、ギャングスタ・ラップのような重厚感の中にレトロな雰囲気も醸し出していてメチャクチャ渋い。
まだ見ていないという方は是非チェック!
http://www.nike.com/nikebasketball/usa/#force,secondcoming
ちなみに出ている選手は、ルブロン、コービー、ナッシュ、ピアース、アマレ、JO、パーカー、マリオン、ラシード、CP3の10人。
個人的には、CM映像の中だと一番右で仁王立ちしてるラシードが好き。
注)決してどっかの刑事ドラマのパロディではありません(たぶん)