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老いぼれジョガーの最後っ屁(^-^; Ⅱ

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こんな時代も有ったんだ

2023-09-07 16:09:25 | 日記

今読んでいる小説、好きな作家の一人Dの3部作なんですけれど、読み始めは何となく時代設定が古臭く少し読んでは中断を繰り返していたのに、次第に引き込まれてって状態になりました。試し読みの感じで第1部だけを借りていて今日でほぼ読み終える、ってことで図書館へ行って残り2部を借りてきました。第1部の時代設定は昭和40年代半ば、小学校から大学まで一緒だったという幼馴染が社会へ出て片や政治家、もう片方は新聞記者を目指しって流れなんですが、小道具として頻繁にタバコが出てきて、誰に断ることも無く吸うのが当たり前、あっという間に部屋の中が煙に満たされる、次から次へと吸い続けるって、今の時代にこんなことをやったら総スカン、それこそあっという間にその人の居場所がなくなってしまうって言うようなことが当たり前に描かれており、連絡手段も家電(いえでん)かせいぜいFAXで文書も手書きが当たり前・・・ちょうどこの時代設定のころの私は多感なティーンエイジャー、好きな女性の家に電話するときは親父が出たらどうしようなんて思ったことも懐かしい思い出、普段はサッカーや自転車旅に明け暮れていて勉強は二の次って時代、それでも大学へ行くのは当たり前って感覚だったことも思い出しました。私が通った高校は制服こそありましたがそのほかの事はほぼ放任って言うか、生活指導のK先生が他所の学校からクレームが来るのでせめてこのくらいは弁えてくれって私たち生徒に泣きついていたのを思い出します。

今の若い人がこの小説を読んだらどんな感想を持つのでしょう?その時代を潜り抜けてきた私は、そういえばそんな時代だったって懐かしい感じを抱く程度ですが、スマホどころかパソコンさえない時代、話として分かっても体験していないことだから、私は全く関心無いですが、ある程度の年代以上に人気が有る時代小説を読むのと変わらない感覚なんだろうかと思ったりしてます。

明日はまた台風の影響を受けそうで東海道新幹線にも影響が出そうな天気予報、近辺ではほんの少し前に豪雨被害を受けたばかりの愛知県東部への影響が懸念されます。何事も無く通過してくれるのを願うばかりです。

 

 

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