ふきの煮物

「何か旬の野菜を買ってくるから…」

友人は、いつも用事で行くと、近くにある産直市場に寄ります。

きゅうり、タケノコ、玉ねぎそれにふきを買ってきてくれました。

きゅうりは、さすが朝採り！！柔らかな甘みがあります。
今まで水の中にいたよ、みたいなスーパーの物とは大違い。

どれ一つとっても、新鮮です。

でも、私はふきが苦手！！
（なのに、きゃらぶきは大好きなんですが…）

子どもの頃、ふきを食べた記憶がありません。
食卓に並んだ記憶もありません。
あっても、目に入らなかったかも。
あの独特の匂い！あまり好きではなかった。

でも、せっかく朝採りの新鮮なふき…どうにか料理しないと。

作り方
・ふきを塩で板ずりして、鍋に入る大きさに切って、2～3分茹でます。
・その後、皮を根元の方から剥きます。
・油揚げ2枚も、熱湯に通し、短冊に切ります。
・ひたひたのだし汁に、しょうゆと酒各大さじ２、砂糖大さじ１を加えて、ふきと油揚げを入れて煮ます。

夕方、散歩の時、知り合いの方に会いました。
ふきの話をしたら、
「だしを煮たてて荒熱を取ったら、その中にふきを入れて味を含ませると、とてもきれいなヒスイ色になるわよ」
「このこと、ふきを煮る前に聞けばよかったね」と私。

次回、ふきを煮る時は、彼女のアドバイスに従って作ってみよう。

「結構ふきの煮物って食べられるじゃん」
やはり採り立ての新鮮な物は本当に味が違う、を改めて再確認したものです。