昨日、ススキを探したんですが、
いつも散歩する公園なら、ススキはあるでしょうと思い、歩を進めていました。
そういえば、最近の公園は手入れが行き届いて、道の両側が１m位刈り込まれています。
そのような影響もあるのでしょうか？
ススキが見当たりません。
それに、私ススキが穂をつけていないと、葉っぱだけではススキと判別できません。
穂をつけたススキなら、子供の頃から見慣れているので、それはススキとわかるんです。
でも結構、ススキによく似た植物を、ススキと思いこんでいる人を見かけます。
ススキとススキもどきの違いは、ススキは幹の１か所から穂が出ている。
もどきは、幹から互い違いに穂が出ている。
これって違っていますか？
子供の頃、土手などに生えているススキが
風に吹かれて穂先をなびかせている。
少し弱くなった日差しに照らされたその穂先は、下を向いて綿のように透けてフワフワと…
そのようなイメージに合ったものが、私の中のススキ。
９月の半ばで、今年の暑さ、この地でススキを探すのは、時期的にちと無理があるのでしょうか？
いえいえ、通りすがりの家の庭には、ススキが揺れていました。
ススキを探して行くうちに、草花物知り博士に遭遇しました。
「ススキを探しているの」というと、
一緒に探してくださいました。
「私、穂が出ていないとススキが分からない」
「これがススキだと思うよ」といって、ススキの生えている場所まで案内してくださいました。
穂が無いススキです。
昨夜、中秋の名月と一緒に写したのは、葉っぱだけのススキです。