雑記帳

日々の雑記帳です。

神戸ルミナリエ

2009年12月21日 | 日記
12月14日「神戸ルミナリエ」最終日、友人3人とバスツアーで行ってきました。
「神戸ルミナリエ」は、平成7年1月、兵庫県南部地方を襲った阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めると共に、神戸の復興・再生への夢と希望を託し、大震災の起こったこの年12月に初めて開催され、今年、平成21年で15回目を迎えるそうです。その作品は、毎年その年のテーマに沿ってデザインし、このデザインに合った部材をイタリアから運んで、イタリア人の職人さんと日本人スタッフの手で組み立てられているとのこと。

光の祭典は、会社や銀行が両サイドに並ぶ直線道路上に、光の回廊「ガリレア」が長く続き、その終点の東遊園地の広場には、光の壁掛け「スパッリエーラ」が構成されて最高潮に達します。

道中、ガイドさんから、光の点灯開始前にはなぜかしら音楽が鳴り、そして開始時間は予定より30分前後早くなる。と説明を受けました。点灯開始時間は、平日と土・日では異なっています。

辺りが暗くなり、この日も予定より30分ほど早く音楽が始まりました。そして点灯前に音楽が鳴る理由がわかりました。「ガリレア」の両サイドは、会社がまだ就業中で窓にはどこの部屋も明かりがついています。音楽が鳴り始めると、その窓の明かりがあちらこちらから消えて行きました。音楽は電気を消してくださいよ。という合図なんでしょう。そして真っ暗になった一瞬後、ワーという歓声と共に、一斉に光が点灯し、まさに光の世界へ突入です。

今回のツアーで、バスは12時少し前に神戸に着きました。一緒に行った友人が長く神戸に住んでいたので、点灯前の数時間、神戸のおもだった箇所を案内してくれました。彼女は新たに神戸の散策地図を購入し、いかに効率よく観光できるか、いろいろなルートを提案してくれました。私たちに対する彼女の気遣いの方が、私は感動しました。見習うべきことです。彼女のおかげと天候にも恵まれ、とても満足のいくバスツアーでした。