満月倶楽部

大阪発のハープとアコーディオンのデュオです。

久々のワイン教室

2010年05月23日 | 飲み食い
今期は、シャンパーニュの味わいを知る、という講座です。
一回目は休んでしまったので、今回が初参加。昨日のお題は「モンターニュドランス」です。
モンターニュドランスというのは、ランスとエペルネの間に広がる、シャンパーニュの重要産地です。ここは主にピノノワールが栽培されています。作られるシャンパーニュも、ピノノワール主体のものが多いです。シャンパーニュに17あるグランクリュ村のうちの9つがこの地域にあります。
そのた色々。知識はまあある程度入ります。

そのあとまたもや地獄のテイスティング。もはや自分はマゾと言えましょう。何故こんなつらい場所に自分を置くのでしょう。

6種類、全て聞いた事もないシャンパーニュばかりです。僕が知っているシャンパーニュは、大手メゾンのいくつか(萌とかぶー部栗子とか)と、あんりじろーさろんとあと少しだけですから、知らないのは仕方がありません。

知らなくても、テイスティングのポイントはあります。

1.ブドウの品種。
使われるブドウ品種は基本3種類。今日は多分ピノムニエは無かったので2種類。ブランドノワール(ピノノワールのみ)なのか、シャルドネが混ざっているのか。
そもそも、ピノノワールとシラーとグルナッシュの違いすら分からない人間に、何が解るというのでしょう。

2.北向きの畑か南向きの畑か。
北向きの畑の方が日照が少ないので、酸が高くタイトな印象になります。対して、南向きの「庵骨」、「無事」といった村では、ふくよかなワインが出来ます。この部分だけは、ぼんやりですが解るような気がします。

3.樽を使っているか。
悲しいかな全くわかりません。Krugのように樽ばしばしのようなものは今回はありませんでした。あれくらい明確でないと自分には感じ取る事ができません。

4.MLFしているか。
MLFというのは、「まろらくてぃっくふぁーめんていしょん」という発酵のプロセスです。リンゴ酸が乳酸になることによって、まろやかさが生まれます。ワインを飲んで、ヨーグルト系の味がとれたら、それは乳酸発酵(MLF)と考えて間違いないでしょう。ちなみに赤ワインのほとんど全てはMLFします。白でも多分半分以上はMLFするんではないでしょうか。シャンパーニュで言うと、やはり、過半数の作り手はMLFをするようですが、たまに、MLF回避する生産者もいます。
これも味わいに出てきやすい要素だと思うんですが、さっぱり。


恒例の点数付けも全部三点。だって違いがわからないんだもの。差をつけようがありません。5点とか1点とか付ける人は、きっと僕より遙かに確かな何かを感じているのでしょう。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ひでえ記事だな | トップ | 祝200日目 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿