風の音を聞いてみたい

オーストラリア在住30年。好き勝手に語っています(^^)

セラピー系は毎週がいい

2024-05-18 07:32:39 | あれこれ、どれそれ
美鞠がスピーチセラピーを初めて、6、7年くらいになるんだけど、最初は1ヶ月に一回、2年後くらいに2週間に一回の予算が降りて、ずーっと通っていたんですよね。
それが、正直、お金の無駄じゃないのか?ってくらい、変化が見られなかったから、要らないんじゃ? その分、別の方へ当てた方がいいんじゃ? なんて考えてたら、当時のスピーチセラピストが、いかに美鞠が変わったかを話してくれて、継続することにしたんですよね。

で、コロナの時に、ロックダウンだから外出できないし、セラピーはオンラインになっちゃったし、そのオンラインでもコロナにかかっちゃいましたー とか、なんとかでキャンセルが続き、セラピーの予算が、30万円相当余っちゃったんですよね。
期限は3、4ヶ月。この間に使い切らなくちゃいけない。
一回のセラピー代金は約2万円。
これは、毎週通うしかないじゃないか。。。

ってことで、最後の数ヶ月だけ毎週通ってみたんですよ。
そしたら!
なんと!
美鞠が、まともなことを喋り出した!!!

手に取るようにわかったので、セラピストさんに「一体、あなた、何をやったの??」と聞いてみたら、別に特別なことはしていなくて、通常通りのセラピーだったと。
1時間、やたら喋らせるアウトプットの訓練をしていたと。
その話題として、美鞠に必要な知識が加わるようにしてみたと。

なんと。

なんと。

セラピーってのは、毎週やらないとダメなんすか。そういうものだったのね。

ってことで、毎週やるようにしたかったのですが、スピーチセラピーの予算は2週間に一度。
でも、作業療法士の予算が20時間あったので、それを半額のスピーチセラピーアシスタントに使い、現在、毎週スピーチの訓練を始めて、はや2年が過ぎました。

おかげで、最近の美鞠はすこぶる成長が激しく、なんか、一体、誰の話をしてるんですか?ってくらい、真っ当な人になってきております。

昨日、美鞠の就労について、担当者と2時間くらいミーティングしていたのですが、今後の美鞠の道筋と対応について話していました。
彼女は、週に一度、うちの近所に来てくれるか、オンラインで、美鞠に社会人としての最低限の知識を学習させたいと。

例えば、ミーティングの予定は、ブリトニーがオンラインで美鞠に送って、自動的に美鞠のカレンダーに記入されます。同時に、私のカレンダーにも記入されます。
美鞠は、それを見て、書かれたところへ時間通りに行きます。

その後、オンラインアプリケーションで、収入をセンターリンクという役所に報告するとか、年金を管理するとか、できれば、確定申告(こちらは、働いている人はほぼ全員してる)とかまで行けたらなぁって思っています。

本当は、バジェッティングと言って、1週間の食費を計上して、その中でメニューを決めて食材の購入ってのをやってもらいたいんですけど、美鞠の場合は、食べたいものを決めてから買い物をするから、コスパが悪い。

スーパーに行って、赤いフダの食材を買うってのはわかっているけど、人参1kg買う方が、一本買うより安いよね?ってのが、どうも、ちゃんと理解できない。
それ以上に、余った人参どうするの?? で困ってしまう。
だから、オンラインで食材の値段を調べて、よく使うものとよく使わないもの、日持ちするものとしないものなんかを考えて1週間か2週間分購入して、その中でメニューを構築ってのが理想なんですよねぇ。

それができるようになったら、たぶん、他の色々な面でも発揮される技術だと思うから、それをやりたいんだけど、作業療法士でできる人が、あまりいない。
彼らは、お茶の淹れ方とか、簡単な掃除とか、箪笥の中の片付けとか、そういうのをやりたがるけど、そんなのはできるし。

ブリタニーは、セラピストじゃないから、そこまでやらなくてもいいのだけど、それを教えてもらえたら非常に助かるわけです。
若いだけあって、オンラインが得意で四角い画面の中から情報を拾ってくるんですよねぇ。
新しい世代だわ。私なんて市場とかスーパーとか行って、気分でメニューを考えて買っちゃって「しまった!買い過ぎか!」なんてなっちゃうんだけどねぇ。あはは。
だから太るんだ。。。

お金かかりますが、まぁ、国が出してくれる予算が、これだけ生かされていると、NDISも嬉しいだろうと思います。とにかく、いろんな経験をさせて、あちこち連れ出し、いろんな人に世話をしてもらい、また、誰かの世話をしてって体験をして、いつか、私がこの世からいなくなった時に、少しでも自由に生きてもらえたらいいかなぁ。

安心して死にたい!というのが、最近のスローガンです!

LET ME DIE PEACEFULY.

なんて言うと、みんな笑うんですけどね。
とても不思議です。
どうして、みんな、自分が明日も生きてるってわかるんだろう。
どんな確証があって、明日も普通に生きてるって言えるんだろう。
死ななくても、事故で入院するとか、起こらない保証はどこにもないのにねぇ。

コロナの時に、手を切って2泊入院した後、3ヶ月くらい車を運転できなくて、ロックダウンだったから、そんなに不便じゃなかったんだけど、それでも大変でした。
翌年、母が倒れて緊急で帰国。
コロナだったから日本で10日間も自主隔離。
シドニーに戻ったらいきなり3日間の自主隔離。
その間、美鞠は兄ちゃんとか、サポートワーカーとか、レスパイトとかで面倒を見てもらったのだけど、私がいないだけで、たくさんのお金がかかり、たくさんの人たちの世話にならなくちゃいけなくて、これは、大変なことだなぁと。
いかに、自分が頑張ってるか、見えましたです。

どうりでキレるはずだ。

今年は1週間だけ、アパートで一人暮らしになるんだけど、幸い、数年前よりも格段に世界がわかってきている美鞠は、夕飯に何を買いに行こうか、悩んでいます。あはは。
自分で作れよ!

ママがいないから、文句言われないで、好きなものを食べれる〜 って感じらしいです。

一応、お弁当のように、いくつか作って冷凍しておく予定です。
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