マイノリティ・リポート #1

近未来サスペンス。殺人の予知夢を見る人から映像をダウンロードできる技術は事件発祥前に逮捕できるシステムを可能にした。ところが、ある日写っていたのは捜査官のリーダーの殺人現場だった。

元同僚からの追跡を逃げる主人公の前に立ちふさがったのは網膜捜査だった。闇の医師から目玉交換手術を受け、逃げる。と書いてもわかりにくいだろうが、未来の世界では、街を歩いていると広告が瞳からその人を察知し、買ってください○○さん、と話しかけてくるんですねえ、これが。
それから高速道路ふうの道路が直角に坂を下るところはとてもＳＦっぽくて良かった。

で、主人公は自分が殺人を起こすのは予知夢のエラーではないか、たまにそういった間違った少数の報告（マイノリティリポート）があるんじゃないかと、プロコグ（予知夢を見る人）をさらい、殺人現場に向かう。そこで待っていたのは、主人公を陥れる罠であった。罠を仕掛けたのは誰？鉄壁に見えた殺人予知システムの落とし穴とは？

未来のＩＴ発達の世界でも人間は人間らしくある。