1984年 日本 103 分 シリーズ16作
怪獣がゴジラしか出てこない、1954年版の第1作目のゴジラの続編。シリーズのほとんどがゴジラVS○○の対決モノだが、さしづめゴジラVS日本軍、ゴジラVS自衛隊といったところか。そもそも第1作でゴジラの誕生については解説されているが、他の怪獣に関しては次から次へ沸いて出てくるようで説得力に欠ける。よって個人的にはゴジラと人間がじっくり戦うというストーリーは○マルなのである。
インデペンデンスデイばりに先頭に立って指揮を取る総理大臣(さすがに飛行機に乗って戦いはしませんでしたが^^;)の姿や、秘密裏に開発されていたカドニウム弾を発射するスーパーXなど、誕生に関しては説得力と言ったものの、ゴジラとの戦いに関してはあまり説得力は無い(笑)が、しかし、そこは気にせず、今までの怪獣映画としてではなくパニック映画として見るとこれが結構面白い。新幹線を持ち上げ、車両に乗っていた乗客の視線からのゴジラや、ビルから出るとゴジラの足が、といった構図は、ゴジラが本当に現れたら、という思いをつい描いてしまい新鮮に感じた。
ゴジラに原子力潜水艦を沈められたソ連が、敵はアメリカと思い込み、両国の緊張が高まるとか、ソ連の宇宙からの核爆弾が誤って発射されてしまい、アメリカの迎撃弾により日本での爆発が防がれるといったエピソードが挿入されているのも興味深い。
時期的にも初期シリーズとのちの平成ゴジラシリーズの中間に位置するこの作品は、内容的にもゴジラ対策に追われる日本政府の姿を中心に描くなど、異色の出来栄えとなっている。
そしてこの後、5年を経て平成ゴジラシリーズが開始される。
○日本軍VSゴジラ× 決まり手-三原山噴火口に誘導
怪獣がゴジラしか出てこない、1954年版の第1作目のゴジラの続編。シリーズのほとんどがゴジラVS○○の対決モノだが、さしづめゴジラVS日本軍、ゴジラVS自衛隊といったところか。そもそも第1作でゴジラの誕生については解説されているが、他の怪獣に関しては次から次へ沸いて出てくるようで説得力に欠ける。よって個人的にはゴジラと人間がじっくり戦うというストーリーは○マルなのである。
インデペンデンスデイばりに先頭に立って指揮を取る総理大臣(さすがに飛行機に乗って戦いはしませんでしたが^^;)の姿や、秘密裏に開発されていたカドニウム弾を発射するスーパーXなど、誕生に関しては説得力と言ったものの、ゴジラとの戦いに関してはあまり説得力は無い(笑)が、しかし、そこは気にせず、今までの怪獣映画としてではなくパニック映画として見るとこれが結構面白い。新幹線を持ち上げ、車両に乗っていた乗客の視線からのゴジラや、ビルから出るとゴジラの足が、といった構図は、ゴジラが本当に現れたら、という思いをつい描いてしまい新鮮に感じた。
ゴジラに原子力潜水艦を沈められたソ連が、敵はアメリカと思い込み、両国の緊張が高まるとか、ソ連の宇宙からの核爆弾が誤って発射されてしまい、アメリカの迎撃弾により日本での爆発が防がれるといったエピソードが挿入されているのも興味深い。
時期的にも初期シリーズとのちの平成ゴジラシリーズの中間に位置するこの作品は、内容的にもゴジラ対策に追われる日本政府の姿を中心に描くなど、異色の出来栄えとなっている。
そしてこの後、5年を経て平成ゴジラシリーズが開始される。
○日本軍VSゴジラ× 決まり手-三原山噴火口に誘導