転載許可がおりましたので、このご時世を考えて、
少しでも多くの方に読んでいただけるよう、
Enviro-News from Junko Edahiro
No. 1934 (2011.03.20)
を転載させていただきます。
テレビや新聞の情報は貴重ですが、海外の報道をはじめ、
違ったソースからの情報も入手して、
考えていくというのは、大切だと思います。
この機会に是非、お読みになって下さい。
以下、転載です。
興味を持った方は枝廣淳子氏の環境メールニュース http://www.es-inc.jp)
にて、ご登録いただきますようお願い致します。
*********************************************************************
Enviro-News from Junko Edahiro
No. 1934 (2011.03.20)
********************************************************************
★メールニュースはこちらにアップされます★
http://www.es-inc.jp/lib/archives/index.html
「避難先からなのでケータイでしか読めず、長いメールニュースは途中で切れて
しまう」というご連絡をいただきました。配信後、少し時差はありますが、上記
のサイトにアップされますので、ウェブからぜひ読んでいただけたらと思います。
大事なメッセージはできるだけ短いメールニュースでお届けするようにします!
さて、米国原子力規制委員会(NRC)が、3月16日、以下のプレスリリースを
出しました。
http://www.nrc.gov/reading-rm/doc-collections/news/2011/11-050.pdf
緊急和訳チームの和訳をお届けします。
~~~~~~~~~~~~~ここから引用~~~~~~~~~~~~~~~~~~
NRCニュース No.11-050
2011年3月16日
米国原子力規制委員会(NRC)、米国の指針に基づき防護措置勧告を行う
米国内で同様の状況が生じた際に適用される国民安全指針に従い、NRCは福島
の原子炉から50マイル(約80キロ)以内に住む米国人の避難が適切であることを
確信している。
特に、米国においては、全身に対して1レム(10ミリシーベルト)、もしくは甲
状腺に対して5レム(50ミリシーベルト)を上回る放射線量が予想されるとき、
防護措置勧告が行われる。レムは放射線量を測る単位。平均的な米国人は、1年
におよそ620ミリレム(0.62レム)(6.2ミリシーベルト)の自然および人為的原
因による放射線にさらされている。
防護措置勧告を作成する際、NRCは天候、風向き、風速、そして原子炉の問題
状況など、さまざまな要素を考慮する。
今回のNRCによる勧告は、コンピュータによる2組の計算結果によって裏付け
されている。
(※シミュレーションのリンク
http://www.nrc.gov/reading-rm/doc-collections/news/2011/11-050_Attchmt.pdf )
原子力発電所での緊急事態を受け、NRCは他の米国機関と連携し、放出される
放射線(radioactive releases)の観測とその進路の予測を行っている。入手可能
なあらゆる情報はひき続き「ハワイ、アラスカ、米国領、米国西海岸が何らかの
有害なレベルの放射線を浴びるとは予測されない」ことを示している。
※翻訳してお伝えする情報は、原文通りに訳したものとなります。原文に誤りが
ある場合でも、著者に確認し、修正してもらうことはできないため、翻訳にも事
実と異なる部分が残っている場合があります。その点ご了承の上、お読み下さい。
~~~~~~~~~~~~~引用ここまで~~~~~~~~~~~~~~~~~~
レム???と思ったのですが、専門家から、
「アメリカではまだレムを使っていますが、日本はすべてシーベルトに統一して
います。1シーベルトは100レム、1レムは10ミリシーベルトです」とのこと。
根拠も示さずに、ただ「こうしてください」「それ以外は、安全です、心配いら
ないです」というだけでは、全然安心できませんよね。ちゃんとわかっているの
かな、わかっていないんじゃないかな?と逆に不信感を増してしまいます。
この例のように、ちゃんと根拠を示してもらえれば、(その計算自体が理解でき
なくても)少なくともちゃんと計算したうえで、指示が出ていることがわかりま
すから、もう少し冷静に、いろいろな指示や説明を聞き、考えることができます。
※メールニュースに掲載されている内容・情報はそれぞれのご判断の上、出所
(枝廣淳子の環境メールニュース http://www.es-inc.jp)を添えて、引用・転
載くださってけっこうです。ただ、どの情報も「その時点での情報」であって、
のちに修正・追加等される可能性がある情報であることをご理解・ご明記いただ
ければ幸いです。
*******************************************************************
さまざまな「震災・原発事故関連の情報」を掲載しています~海外の情報、支援
物資受付窓口、ヒントや注意、寄せられたメッセージなど
http://www.es-inc.jp/news/shinsai.html
英語で世界に伝えます~震災情報・海外からの支援のためのポータルサイト
http://www.japanfs.org/en/pages/030700.html
世界からJFSを通じて日本へ寄せられたメッセージ(日本語で読みいただけます)
http://www.japanfs.org/ja/pray4japan/message.cgi
少しでも多くの方に読んでいただけるよう、
Enviro-News from Junko Edahiro
No. 1934 (2011.03.20)
を転載させていただきます。
テレビや新聞の情報は貴重ですが、海外の報道をはじめ、
違ったソースからの情報も入手して、
考えていくというのは、大切だと思います。
この機会に是非、お読みになって下さい。
以下、転載です。
興味を持った方は枝廣淳子氏の環境メールニュース http://www.es-inc.jp)
にて、ご登録いただきますようお願い致します。
*********************************************************************
Enviro-News from Junko Edahiro
No. 1934 (2011.03.20)
********************************************************************
★メールニュースはこちらにアップされます★
http://www.es-inc.jp/lib/archives/index.html
「避難先からなのでケータイでしか読めず、長いメールニュースは途中で切れて
しまう」というご連絡をいただきました。配信後、少し時差はありますが、上記
のサイトにアップされますので、ウェブからぜひ読んでいただけたらと思います。
大事なメッセージはできるだけ短いメールニュースでお届けするようにします!
さて、米国原子力規制委員会(NRC)が、3月16日、以下のプレスリリースを
出しました。
http://www.nrc.gov/reading-rm/doc-collections/news/2011/11-050.pdf
緊急和訳チームの和訳をお届けします。
~~~~~~~~~~~~~ここから引用~~~~~~~~~~~~~~~~~~
NRCニュース No.11-050
2011年3月16日
米国原子力規制委員会(NRC)、米国の指針に基づき防護措置勧告を行う
米国内で同様の状況が生じた際に適用される国民安全指針に従い、NRCは福島
の原子炉から50マイル(約80キロ)以内に住む米国人の避難が適切であることを
確信している。
特に、米国においては、全身に対して1レム(10ミリシーベルト)、もしくは甲
状腺に対して5レム(50ミリシーベルト)を上回る放射線量が予想されるとき、
防護措置勧告が行われる。レムは放射線量を測る単位。平均的な米国人は、1年
におよそ620ミリレム(0.62レム)(6.2ミリシーベルト)の自然および人為的原
因による放射線にさらされている。
防護措置勧告を作成する際、NRCは天候、風向き、風速、そして原子炉の問題
状況など、さまざまな要素を考慮する。
今回のNRCによる勧告は、コンピュータによる2組の計算結果によって裏付け
されている。
(※シミュレーションのリンク
http://www.nrc.gov/reading-rm/doc-collections/news/2011/11-050_Attchmt.pdf )
原子力発電所での緊急事態を受け、NRCは他の米国機関と連携し、放出される
放射線(radioactive releases)の観測とその進路の予測を行っている。入手可能
なあらゆる情報はひき続き「ハワイ、アラスカ、米国領、米国西海岸が何らかの
有害なレベルの放射線を浴びるとは予測されない」ことを示している。
※翻訳してお伝えする情報は、原文通りに訳したものとなります。原文に誤りが
ある場合でも、著者に確認し、修正してもらうことはできないため、翻訳にも事
実と異なる部分が残っている場合があります。その点ご了承の上、お読み下さい。
~~~~~~~~~~~~~引用ここまで~~~~~~~~~~~~~~~~~~
レム???と思ったのですが、専門家から、
「アメリカではまだレムを使っていますが、日本はすべてシーベルトに統一して
います。1シーベルトは100レム、1レムは10ミリシーベルトです」とのこと。
根拠も示さずに、ただ「こうしてください」「それ以外は、安全です、心配いら
ないです」というだけでは、全然安心できませんよね。ちゃんとわかっているの
かな、わかっていないんじゃないかな?と逆に不信感を増してしまいます。
この例のように、ちゃんと根拠を示してもらえれば、(その計算自体が理解でき
なくても)少なくともちゃんと計算したうえで、指示が出ていることがわかりま
すから、もう少し冷静に、いろいろな指示や説明を聞き、考えることができます。
※メールニュースに掲載されている内容・情報はそれぞれのご判断の上、出所
(枝廣淳子の環境メールニュース http://www.es-inc.jp)を添えて、引用・転
載くださってけっこうです。ただ、どの情報も「その時点での情報」であって、
のちに修正・追加等される可能性がある情報であることをご理解・ご明記いただ
ければ幸いです。
*******************************************************************
さまざまな「震災・原発事故関連の情報」を掲載しています~海外の情報、支援
物資受付窓口、ヒントや注意、寄せられたメッセージなど
http://www.es-inc.jp/news/shinsai.html
英語で世界に伝えます~震災情報・海外からの支援のためのポータルサイト
http://www.japanfs.org/en/pages/030700.html
世界からJFSを通じて日本へ寄せられたメッセージ(日本語で読みいただけます)
http://www.japanfs.org/ja/pray4japan/message.cgi