京都国立博物館

秋にしては少々暑かった10月30日。
修理が完成した鳥獣戯画を観に京都国立博物館に行ってきました。

修理完成記念公開は、前期と後期に分かれていて、後期が始まって二日目の11/6には、来場者数が10万人を超えるという超盛況ぶり。
私たちも、約1時間ほど並んで、やっと展示室に入ることができました。
鳥獣戯画がある高山寺や明恵上人に関する展示もたくさんありました。はるか遠い昔、鎌倉時代に描かれた絵や書物・彫刻が、汚れたり傷ついたりしながらも、この現代に残されていること。そのことが、とても不思議でとても神秘的に感じられました。
また、それらが、現代の技術で昔と変わらない形に修復されたり、解明されたりすることは、とても興味深く感じました。
展示室を出ると、入館した時とは変わって、すっかり秋の夕方。少し冷たく感じる空気に包まれた庭園は紅葉が始まっていてとても綺麗。
1人では行かないだろう鳥獣戯画展ですが、いろいろな感動があってよかったです。
秋に包まれ始めた京都も素敵だったし。