さて、
寒い寒いと言っていないで、今週二度目のお稽古日誌を書きましょうか・・・
前回のお稽古日誌にて、
〜気持ちも新たに再始動!?〜 の気持ち・・・と書いた まめぞう。
その思いが伝わったのか否かは分かりませんが、
先生の御指導も、より高度になってきました。
前日に御注意を受けた箇所・・・
伸び過ぎない!
「モジモジ下がる」を気を付けて
と踊りました。
まぁ…その辺りの事は、どうにかクリアー出来た様ですが、
長袴の捌き方
を考える様にの御注意を、再度…と云うか詳しくご指導頂きました。
先生…
〜袴を捌いているのは良いのだけれど、それでは強すぎ(やり過ぎ)
いい! 袴の裾は(自身の…)後ろに来ているものなのよ。
キメの時に捌くのは当たり前だけれど、まめぞう の遣り方では「前」まで来ちゃうわよ。
せいぜい「横」に来るのは良いけれど、
「決まった形」の時に袴の裾が前にあったら恥ずかしいよ!
と・・・
なるほど!
言われてみれば「その通り」「至極ごもっとも」「想像すれば分かる事」
ですが、改めて御注意を頂いて、
目からウロコ!!
の まめぞう でした。
先生…
〜まぁ、今は履いていないからだけれど、
下浚いで本物を履いてみると・・・以外に捌けるものよ!
〜捌かなきゃ・・・と強くやらない様にね。
「腰」を入れてやれば良いのよ。
それにね、前に来たり変に捌けてしまう時は「足」が浮いているのよ。
「腰」が大事なのよ!!
と・・・
た・確かに・・・「長袴」も「お引き摺り」も捌きは一緒なのですよね
そして、一通り踊りましたら・・・
先生…
〜前段の踊り・・・もう少し「女らしく」した方が良いね。
勿論、今やっている様に(硬く…と云うかキチンと?!)は大前提だけれど、
そこに、ほんの少し…もう少し「身体を使う」をしなさい。
だからと云って、やり過ぎ…は駄目よ。ほんの少しだからね。
それ以上すると「お七ちゃん」…「町娘」になっちゃうからね。
飽くまでも「静御前」よ。「御前様」なのよ。
(…でも白拍子だったのだけれどね・・・とお笑いになっていました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_yoka.gif)
)
〜後段は、今のままで…もっと作り上げていきましょう。
ともかく、今のままでは「前段」と「後段」が一緒。
それでは詰まらないわね。
と・・・
そして、
まめぞう が「芝居」が難しい…と伝えますと、
先生…
〜もう振りは分かっているし「想い入れ」や「気持ち」も分かっているのだから、
それを、どう出すか(現すか…入れるか)ね。
先ず「芝居」は、
「振り」と「振り」(「型」と「型」)の「つなぎ」で芝居するのよ!!
と・・・
最後には、
先生…
〜まぁ、まだ時間はたっぷりあるのだから、
徐々に徐々に・・・ね!
と、お優しい御言葉を頂けました。
いやぁ・・・めちゃくちゃ高度な御指導です。
舞台まで後四ヶ月余り・・・
時間は有ると云えば有るし、アッと云う間…とも思ったり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase1.gif)
いやいや…
先生の仰る通り、徐々に徐々に…少しでも『賤の小田巻』の「静御前様」に近づける様に・・・
それには、
お稽古・お稽古・お稽古・・・ひたすらお稽古あるのみです。