本日は秋晴れ!
朝晩はかなり冷え込んでいますが、お昼間は良い天気で何よりです。
そして本日は「一粒万倍日」
そしてそして、某テレビの朝の占いでの まめぞう生まれ月は
「過去の失敗に挑戦すると◎!」
との事。
「下浚い」での不出来・・・かつて無い程の超撃沈。
いつまでも落ち込んでいないで浮上しなくては!!と思った朝です。
…って、既に神頼み?!
否否、もう…何に縋っても浮上しなくては・・・です。
そんな訳で、明日のお稽古・・・最後のお稽古には、
心も再度・再々度と改めてお稽古に臨むべく「下浚い」の事を綴っておこうと思います。
先週の金曜日…10月26日の午後より『三ツ面子守』の下浚いでした。
朝からドキドキしながらお着物に着替え会場へ。
着きまして先生方に御挨拶&諸々の用事を済ませたら浴衣に。
そして支度に入りました。
私の出番の前に少々後見さんと打ち合わせ。
今回の後見さんは初めてお会いする方でした。
アレヨアレヨと舞台の上へ。
もう…心臓バクバクです。
曲が…お囃子が鳴り始め、上手より花道に向かって走ります。
花道で転んで・・・
あいたちこ〜
首を振って・・・
・・・ここまでは良かった。
問題は直ぐやって来ました。
起き上がろうとした時、頭(鬘)に蒔いた手拭い(鉢巻き)の結びが解けてきて顔に・・・
パニック寸前でしたが、踊りを止めるわけにはいかないので鉢巻きを取る事に。
ですが直ぐに取れない・・・(自分の頭ではないのだから当たり前ですが)
やっとの事外れたので踊り出し・・・でも、かなり進んでいるので一瞬踊りが吹っ飛んでしまいました。
でもどうにか盛り返そうとしたのだけれど、
笹(小面の着いた…)が重い!!
昔に比べてかなり立派な物の様で・・・重い!!
お稽古では稽古棒でしたので重くなるのは分かっていたけれど予想以上に重かった・・・
ですので上手く扱えず「間」が合わない・・・心の中はパニックです。
袂に入れている手毬が、また予想していたより大きい(…必然的に重い!)
袂から直ぐに出せず・・・踊りが遅れる。
もう悪循環です
どうにかこうにか舞台へ入って、気を取り直して踊ろう!!
としたらば、赤子を下ろす時にの紐が上手く解けず遅れてしまい(…これは想定内)
ネンネコの袖を脱ぐのを忘れてしまいました。
でも、ここは後見さんがいらっしゃるので事なきを得ましたが、すっかり遅れてます(…これも想定内)
ここは時間が掛かる事は想定内ですが、袖…を忘れた事で小パニック。
それでも何でも踊りは進みます。
「毬つき」の段・・・ここも今ひとつの出来。
お面に入り・・・後見さんとの初めてのやり取り。
まぁ、ここは、どうにかこうにか・・・良くはないけど、まぁどうにか・・・
でも、
衣裳に鬘を着けていると云う事と舞台と云う事で、
いつも以上に息があがってしまい・・・苦しい。
ここは、お面を被っていて良かったなぁ〜 と思いました。
(…お面の下では苦しい顔をしていたのです。)
そして終了・・・
後見さん・テープさん 等々にお辞儀をして・・・と間髪入れずに先生より、
〜踊る場所が後過ぎるよ!
もっと良い位置で踊らなくては駄目じゃないの!!〜
と御注意を頂いてしまいました
・・・・・
とまぁ、かつて無い・・・今までの踊り人生で一番不出来の「下浚い」
のアラマシでした。
失敗する事、ハプニングが起こる事・・・は想定内ではあるのだけれど、
それに上手く対処出来ずに、ずっとパニックだった自分が情けないです
〜下浚いでは失敗して良い!
寧ろ失敗した方が本番では出来る!〜
とは言われているし、本当の事(体験としても…)ですが、
やはり・・・ここまで色々有ると撃沈具合は半端ないです。
先生には、
〜最後のお稽古・・・どうぞどうぞ宜しくお願い致します。〜
と言うのが精一杯でした。
昨日のお友達の会の折に先生にも(勿論)お会いしました。
その折にも、
〜下浚いでは駄目駄目で・・・
最後のお稽古日では、どうぞ色々と・・・宜しくお願い致します。〜
と伝えました所、
先生…
〜大丈夫よ。そんなに落ち込まないで!
踊りはちゃんと出来ていたわよ。
〜鉢巻きも万が一本番でもとれてしまったら、
この間の様に外して踊れば良いのだから・・・お役になってね!
と・・・
落ち込んでいる私を励まして下さりました。
・・・・・
そして本日。
もう…浮上しなくては! 明日は最後のお稽古ですものね。
神頼みかもしれません。ジンクスを信じるしかありません。
中々良い様に思う事は難しいけれど、無理にでも良い方に思う様に致します。
鉢巻き・・・解けかけたらお役で外せば良い。
その折は、下浚いの時は舞台に置いてしまったけれど(…後見さんが取りに来てくれました)
本番では袂なり懐なりに入れた方がよいかな?
笹が重かろうが赤子の頭が邪魔だろうが、
本当の子守っ子は「子供」なのだから、重いと感じても良い訳よね!?
ネンネコの脱ぎが遅くなっても其れ也に! 後見さんも付いていてくれる!
「毬つき」は・・・其れ也に合えば良いじゃないか。
お面は苦しくても頑張れ!! お役を忘れるな!!
踊る位置は気を付けて・・・もう二歩だけ前で踊る様にしよう。
それより何より、
〜お役になっていれば・・・それだけは忘れるな!!〜
ですね。
そして、今回程「衣裳」「鬘」を着けて下浚いに臨んで良かったと思った事はありません。
(…着ける着けないは個々の判断です)
鉢巻きの事はハプニングですが「鬘」を着けていなければ無かった事だと思います。
それが下浚いで体験出来たのだから、もしもの時の対処を考える事が出来ましたものね。
さぁ…明日は最後の、本当に最後のお稽古です。
子守っ子でいられるのも後数日なのですから、
心残りが無い様に踊れる様に、シッカリお稽古頑張らなくては・・・
撃沈なんかしていないでね
おまけ…
『三ツ面子守』の鬘
昔…33年前に踊った時の簪より可愛い!!
凄く気に入ってます
(踊る前…冠る前に撮らせて頂きました)
踊り終わりの姿・・・
落ち込んでいた割には写真など・・・とは言わないで下され
落ち込み過ぎて人前では逆に平常を保とうとしておりました。
朝晩はかなり冷え込んでいますが、お昼間は良い天気で何よりです。
そして本日は「一粒万倍日」
そしてそして、某テレビの朝の占いでの まめぞう生まれ月は
「過去の失敗に挑戦すると◎!」
との事。
「下浚い」での不出来・・・かつて無い程の超撃沈。
いつまでも落ち込んでいないで浮上しなくては!!と思った朝です。
…って、既に神頼み?!
否否、もう…何に縋っても浮上しなくては・・・です。
そんな訳で、明日のお稽古・・・最後のお稽古には、
心も再度・再々度と改めてお稽古に臨むべく「下浚い」の事を綴っておこうと思います。
先週の金曜日…10月26日の午後より『三ツ面子守』の下浚いでした。
朝からドキドキしながらお着物に着替え会場へ。
着きまして先生方に御挨拶&諸々の用事を済ませたら浴衣に。
そして支度に入りました。
私の出番の前に少々後見さんと打ち合わせ。
今回の後見さんは初めてお会いする方でした。
アレヨアレヨと舞台の上へ。
もう…心臓バクバクです。
曲が…お囃子が鳴り始め、上手より花道に向かって走ります。
花道で転んで・・・
あいたちこ〜
首を振って・・・
・・・ここまでは良かった。
問題は直ぐやって来ました。
起き上がろうとした時、頭(鬘)に蒔いた手拭い(鉢巻き)の結びが解けてきて顔に・・・
パニック寸前でしたが、踊りを止めるわけにはいかないので鉢巻きを取る事に。
ですが直ぐに取れない・・・(自分の頭ではないのだから当たり前ですが)
やっとの事外れたので踊り出し・・・でも、かなり進んでいるので一瞬踊りが吹っ飛んでしまいました。
でもどうにか盛り返そうとしたのだけれど、
笹(小面の着いた…)が重い!!
昔に比べてかなり立派な物の様で・・・重い!!
お稽古では稽古棒でしたので重くなるのは分かっていたけれど予想以上に重かった・・・
ですので上手く扱えず「間」が合わない・・・心の中はパニックです。
袂に入れている手毬が、また予想していたより大きい(…必然的に重い!)
袂から直ぐに出せず・・・踊りが遅れる。
もう悪循環です
どうにかこうにか舞台へ入って、気を取り直して踊ろう!!
としたらば、赤子を下ろす時にの紐が上手く解けず遅れてしまい(…これは想定内)
ネンネコの袖を脱ぐのを忘れてしまいました。
でも、ここは後見さんがいらっしゃるので事なきを得ましたが、すっかり遅れてます(…これも想定内)
ここは時間が掛かる事は想定内ですが、袖…を忘れた事で小パニック。
それでも何でも踊りは進みます。
「毬つき」の段・・・ここも今ひとつの出来。
お面に入り・・・後見さんとの初めてのやり取り。
まぁ、ここは、どうにかこうにか・・・良くはないけど、まぁどうにか・・・
でも、
衣裳に鬘を着けていると云う事と舞台と云う事で、
いつも以上に息があがってしまい・・・苦しい。
ここは、お面を被っていて良かったなぁ〜 と思いました。
(…お面の下では苦しい顔をしていたのです。)
そして終了・・・
後見さん・テープさん 等々にお辞儀をして・・・と間髪入れずに先生より、
〜踊る場所が後過ぎるよ!
もっと良い位置で踊らなくては駄目じゃないの!!〜
と御注意を頂いてしまいました
・・・・・
とまぁ、かつて無い・・・今までの踊り人生で一番不出来の「下浚い」
のアラマシでした。
失敗する事、ハプニングが起こる事・・・は想定内ではあるのだけれど、
それに上手く対処出来ずに、ずっとパニックだった自分が情けないです
〜下浚いでは失敗して良い!
寧ろ失敗した方が本番では出来る!〜
とは言われているし、本当の事(体験としても…)ですが、
やはり・・・ここまで色々有ると撃沈具合は半端ないです。
先生には、
〜最後のお稽古・・・どうぞどうぞ宜しくお願い致します。〜
と言うのが精一杯でした。
昨日のお友達の会の折に先生にも(勿論)お会いしました。
その折にも、
〜下浚いでは駄目駄目で・・・
最後のお稽古日では、どうぞ色々と・・・宜しくお願い致します。〜
と伝えました所、
先生…
〜大丈夫よ。そんなに落ち込まないで!
踊りはちゃんと出来ていたわよ。
〜鉢巻きも万が一本番でもとれてしまったら、
この間の様に外して踊れば良いのだから・・・お役になってね!
と・・・
落ち込んでいる私を励まして下さりました。
・・・・・
そして本日。
もう…浮上しなくては! 明日は最後のお稽古ですものね。
神頼みかもしれません。ジンクスを信じるしかありません。
中々良い様に思う事は難しいけれど、無理にでも良い方に思う様に致します。
鉢巻き・・・解けかけたらお役で外せば良い。
その折は、下浚いの時は舞台に置いてしまったけれど(…後見さんが取りに来てくれました)
本番では袂なり懐なりに入れた方がよいかな?
笹が重かろうが赤子の頭が邪魔だろうが、
本当の子守っ子は「子供」なのだから、重いと感じても良い訳よね!?
ネンネコの脱ぎが遅くなっても其れ也に! 後見さんも付いていてくれる!
「毬つき」は・・・其れ也に合えば良いじゃないか。
お面は苦しくても頑張れ!! お役を忘れるな!!
踊る位置は気を付けて・・・もう二歩だけ前で踊る様にしよう。
それより何より、
〜お役になっていれば・・・それだけは忘れるな!!〜
ですね。
そして、今回程「衣裳」「鬘」を着けて下浚いに臨んで良かったと思った事はありません。
(…着ける着けないは個々の判断です)
鉢巻きの事はハプニングですが「鬘」を着けていなければ無かった事だと思います。
それが下浚いで体験出来たのだから、もしもの時の対処を考える事が出来ましたものね。
さぁ…明日は最後の、本当に最後のお稽古です。
子守っ子でいられるのも後数日なのですから、
心残りが無い様に踊れる様に、シッカリお稽古頑張らなくては・・・
撃沈なんかしていないでね
おまけ…
『三ツ面子守』の鬘
昔…33年前に踊った時の簪より可愛い!!
凄く気に入ってます
(踊る前…冠る前に撮らせて頂きました)
踊り終わりの姿・・・
落ち込んでいた割には写真など・・・とは言わないで下され
落ち込み過ぎて人前では逆に平常を保とうとしておりました。
でも、大丈夫!!その分本番では上手くいくものですよん。
わたしの三つ面なんて、下浚いはまだ良かったのに、本番で花道の壁に笹が激突。
見事に振りがふっ飛んでしまい、いきなりの創作舞踊。
すそから見てらした先生は「この子はこの後どうするつもりだろう?」と心配して下さったみたいです。
でも、一番パニクったのは、赤ん坊の重たさ・・・でした。
ホントに背後霊のようにずっしりと重くて、後ろにひっくり返りそうで。
お面の処は、幸いにもウチの先生が後見をして下さったので、時々後ろから引っ張られたりしましたが、安心して踊れました。
だけど、とにかく酷い本番・・・でした。
とはいえ、終わってしまうと全て良い経験であり、お勉強となっています。
まめぞう様は、まだ本番までに時間もあるし、大丈夫!!
絶対に、可愛い子守っ子に変身する事間違いなしですよ!!
どうぞ、舞台の上で楽しんで来て下さいませ!!
えいえいおー。
激励のお便り…とっても嬉しいです!
有り難うございます。
赤ん坊…本当ですよね! まさしく背後霊!?
それに凄い石頭 笹を担ぐ時に頭が邪魔!ガンガン当たっちゃいました
お面は… 星子様が羨ましい! お師匠様が後見さんをなさって下さる事は最高ですよね。私の今回は初顔合わせの後見さんなのです。以前の時の後見さんは、舞台前になると踊りをみてくださるお師匠さんでした所へ、下浚い前にも合わせの稽古をして下さっていたので不安は全然なかったのですよね。
まぁ、何を考えても明日は…舞台はやってくるのですね(…舞台は大好きなのですが緊張しぃなの )
星子様の激励・暖かき御言葉を心に留めて……
子守っ子!楽しんで参ります。