まめぞうの噺華集*新天地版

猫と日本舞踊にお花見お散歩etc…旦那はんとのぬる~い日々を徒然に

弥生の舞踊会!

2019年03月19日 16時45分42秒 | 歌舞伎&日本舞踊鑑賞
 本日は暖かな まめぞう居住地域。
テレビを見ていると、朝から「染井吉野桜の開花」はまだか?!
の話題が多数あります。
そんな暖かさではありますが、
ご近所の染井吉野桜の樹々は、まだまだ固い蕾・・・
でも、明日も暖かくなる予報ですので、
一気に蕾が膨らむのかしら?!

 そんな火曜日の午後・・・
通常ですとお稽古に伺っている時間ですが、今週は変則お稽古日です。
今週のお稽古は明日からとなりました。
ですので(…時間も空いているので)
先週末の「観るお勉強」の事を綴ろうと思います。

 先週末・・・土曜日に、
知り合いの先生主催の会に伺っておりました。
『小品の舞踊会』ですが、衣装付・鬘付・大道具付 です。
それに「段物」も三曲ありましたし、
今回は周年記念の会でもあるからか、
プロの歌手の方&津軽三味線奏者の方も御出演されており、
大変に華やかな舞踊会でした。
(こちらの会は三年ほど前にも拝見させて頂いているので、
  小品(衣装等付)& 段物 がある事は存じております。
  ブログにも綴らせて頂いております。)

 会主先生は、いつも素敵に踊られておりますが、
今回も素晴らしい舞を舞っておられました。
 序幕は古典調に。中幕は粋で格好良い漁師姿の若衆。
 大トリでは、素敵な女方で・・・
と、
見応えのある舞を三曲も拝見させて頂けました。

そして、
知り合いの方も御出演!
今回は、序幕を会主先生とご一緒に(…もうお一方と三人での舞台でした)
小品を二曲。そして段物『義太夫 団子売り』(杵造)
と、四曲も踊られておりました!(凄い!!
もう一人の知り合いの方は、
小品を二曲と段物『長唄 越後獅子』の三曲です。

小品とは云っても衣装・鬘…と着けているのだから、
何曲か踊るのは大変な事と思います。
そこへの段物!
 はぁぁぁ・・・凄い!!
私も見習わなくては・・・と思いました。

 前回に(三年前…)拝見した時も そうでしたが、
今回も見所満載で、殆ど席を立つ事なく見入ってしまいました。
(…トイレに一回行きました)
そんな訳で?
我先生&同門の方々とは、開演前と終演後にしかお会いして(お話しして)おりませんでした
(私は一人で見ていたのです。)

おまけ…
   まめぞう出で立ち!
 帰宅後です

会主先生は 春の御名が付いております。
そして、頃も初春です。
春らしく…春色の… 出で立ちに致しました。

にゃんこさんも!!

お友達の舞踊会にて・・・

2018年10月28日 23時26分25秒 | 歌舞伎&日本舞踊鑑賞
 只今、超撃沈中・・・ではありましたが、
本日はお友達が出演される舞踊会に行って来ました。
(こちらの舞踊会も毎年恒例! お友達出演も恒例!!)

 今回は母の送り迎えに加え、自分の体調も考えての観覧。
ですので、お友達の出演の少し前に会場に着く様に出掛けました。

いつもの様に沢山の踊り(色々なお流派の…)を拝見・・・とはいきませんでしたが、
何よりお友達の踊りを拝見出来た事が、
今の私には、最大の喜び!収穫!?でした。

お友達は、
 『長唄 五月雨』
を踊られました。
以前から書いているかもしれませんが、
このお友達は、まめぞう とは真逆?!の体型(お背が高くホッソリしております)
もう・・・良い女!素敵な女!の姿がピッタリです。
幕開きでの「雨の中、傘に隠れて・・・」の板付での御姿は溜息ものでした。
この踊りは、
 誰それが…と云った特定の人物
ではないもの。
ですので、自分也に思う女性で良い・・・のでしょうが、
それがかえって難しい踊りだと思います。
お友達は、
しっとりと『五月雨の世界』を踊られていて素晴らしきものでした。


 お友達の踊りを拝見して、
自分もシッカリしなくては・・・
少しでもお客様に喜んで(楽しんで!笑って!?)頂ける様に頑張らねば・・・
 落ち込んでる暇はないぞ!
 まだ数日あるじゃないか!
 先生とのお稽古も後一回あるじゃないか!
と・・・
気持ちを奮い立たせ、浮上して来ている・・・只今です。

『秀山祭九月大歌舞伎』2018

2018年09月22日 18時06分45秒 | 歌舞伎&日本舞踊鑑賞
 このところ、毎日の様に何処かの時間で雨が降っています。
しかも、今週一回目のお稽古日(火曜日)はゲリラ豪雨の地域も!
先生宅の側でもゲリラ豪雨でしたが、私は帰宅後でしたので間一髪ゲリラに合わずでした。

そしての一昨日…木曜日も午前中から雨が降り出しておりました。
そんな中、お久し振りの観るお勉強に行って来ました。
(…場合によってはキャンセルするかも・・・でしたが、
   どうにかセーフ! 無事に観に行けました。)

 観るお勉強は、歌舞伎座です! 歌舞伎鑑賞です!!
しかも、お久し振りでの
 昼の部&夜の部・・・丸一日歌舞伎鑑賞!
でした


 歌舞伎座百三十年『秀山祭九月大歌舞伎』 昼の部 & 夜の部(2018)

「歌舞伎座」にて…
 「昼の部」

   「夜の部」

 今回の歌舞伎座にての超目玉!と云うか大ニュースは、
「中村福助」丈 の五年近く振りでの御出演でしょう・・・
ご病気からの御復活が叶っての御出演です。
しかも「中村児太郎」丈の初役「雪姫」での『金閣寺』への御出演でした!

 そんな訳での「昼の部」では、
祇園祭礼信仰記…『金閣寺』
舞踊:『鬼揃紅葉狩』
天衣粉上野初花…『河内山』
での
三本です。

『金閣寺』・・・
御家元「松緑」丈 は敵役ですが、何とも恰好良い! 凄みをも感じられました!
そして、
終盤…「福助」丈の御登場では、思わず涙しておりました。

 その後の「夜の部」では、
舞踊:『松寿操り三番叟』
平家女護島…『俊寛』・・・鬼界ヶ島の場
新作歌舞伎舞踊:『幽玄』・・・羽衣・石橋・道成寺
での
三本です。

昼&夜 での舞踊『紅葉狩』『操り三番叟』は、共に「幸四郎」丈によるもの。
そろそろ中堅!? 素晴らしい舞でした。
余談ですが、
『操り三番叟』は、母が大好きな舞踊で、出来る事なら私にやらせたい・・・
等と昔より言っておりました。
おしょさん が居られない今は、夢の話となってしまいました

今月は『秀山祭』です!
と云う事は「吉右衛門」丈 です!!
昼での『河内山』 夜での『俊寛』は、もちろんの主役です。
「河内山」では笑わせて頂き、「俊寛」では泣かされました。
本当に 吉右衛門丈 のお芝居は素晴らしい!!!の一言です。

そして、
実は一番の楽しみにしていた外題は『幽玄』でした。
「玉三郎」丈による新作舞踊です。
 坂東玉三郎丈 & 花柳壽輔氏 による演出・振付
です!
私は、この『幽玄』の情報は前もって何も入っておりませんでした。
前売り券を購入するにあたり、
「道成寺」「羽衣」…「玉三郎」という文字に目が離れなくて・・・
昼&夜 の両方に行くのは色々と大変だけれども、久し振りの歌舞伎鑑賞(…五ヶ月振り!)だし、
来月&再来月は、行きたくても忙しくてソレどころじゃないだろうし(…舞台が有るのですものね
と、思い切っての鑑賞決定。
ところへ、
私の先に拝見していた先生より「太鼓が・・・」とだけお聞きしておりました。
 「太鼓」??? もしや???
の予想は当たっておりの(…一寸だけネタバレですが
 太鼓芸能集団『鼓童』
との共演によるものでした。
 玉三郎丈 ですものね!
ですね。
しかし、何とも・・・
冒頭よりの斬新な事! 予想・想像を遥かに超えた新作舞踊でした。
その昔、
玉三郎丈の新作??『道成寺』
 今は亡き、私の大・大・大好きなダンサー「ジョルジュ・ドン」氏 との共演による『道成寺』
を生で拝見致しましたが、
ソレをも遥かに進化した斬新さ!! だと感じました。

・・・・・・

 今回は「昼の部」「夜の部」の通しでの鑑賞・・・の割には、
感想が少なめでしたが!?
何ぶんバタバタしていたり、少々気に留める事もありですので、
この辺に致しました。

おまけ…
 地下の・・・・

「木挽町広場」では、既に秋模様・・・
って、『紅葉狩』が出てたからかな?!

今回の…
 筋書き!

左下の桃色は・・・桜の花びら!
『金閣寺』での散り頻る桜の花びら・・・あの鼠の!! です。
終演後に拾っちゃいました

『四月大歌舞伎』2018

2018年04月23日 19時20分15秒 | 歌舞伎&日本舞踊鑑賞
 先週末は全国的に暑い日続きでした。
まめぞう居住地域でも、ほぼ真夏日に近い夏日の週末!
でも、一転しての本日は涼しいです。
(…これが普通なのかな?!)

 さて、大変に遅ればせではありますが、
先週の事・・・お稽古日誌の前に、先ずは観るお勉強の方を!

 観るお勉強・・・
お馴染み?の歌舞伎鑑賞です。
先週の木曜日(19日)に行っていました。
(色々バタバタしている時期ではありますが、
  前売り切符を購入していたので行って来ました。)

 歌舞伎座百三十年『四月大歌舞伎』昼の部(2018)

「歌舞伎座」にて…
   「昼の部」
 おっと…前回と同じ様なアングルでした

 「昼の部」では、
『西郷と勝』… 明治百五十年記念

通し狂言:梅照葉錦伊達織『裏表先代萩』

二本です。

両外題共に、私は初観劇でした。

『西郷と勝』は、↑ にもある様に「明治百五十年」での演し物でした。
テレビ等でも今年は大流行りの「西郷さん」の物語。
お話的には、
 江戸城無血開城
になるべく?するべく?の「西郷さん」と「勝さん」の物語。
 我お家元 尾上松緑 丈 による「西郷吉之助(隆盛)」
 中村錦之助 丈 による「勝麟太郎(海舟)」
お二人の掛合が、とても素晴らしかったです。
特に、
「西郷」の長台詞・・・感動ものです。

そして、
『裏表先代萩』
私は『伽蘿先代萩』が大好きな外題の一つですが、
今回の『裏表〜〜』はお初!
まぁ、伊達騒動を題材にしての・・・って云うか、
内容的には変わりはないのでしょうが、
 御殿の場面「表」… 時代
 町々の場面「裏」… 世話
を交互に見せる・・・と云った趣向を凝らしたものでした。

お初物で楽しい反面、
『伽蘿〜〜』での好きな場面が・・・あれ?無いの??
と思ったりして観てしまいました。

 
 今回は、バタバタしていた中での観劇でしたが、
色々とお勉強が出来、やはり観に行って良かったなぁ・・・でした!
(…今回は、簡単な感想で・・・失礼致します

おまけ…
 地下の・・・

歌舞伎座地下のお土産屋さん「木挽町広場」では、
五月のお節句の装い・・・でしょうか。

まめぞう出立ちは・・・
って、今回はお着物を着て行く余裕が無かったので、
お洋服にて失礼させて頂きました

今回の…
 筋書き!

 季節の「灯台躑躅」ですね!

『三月大歌舞伎』2018

2018年03月15日 22時24分23秒 | 歌舞伎&日本舞踊鑑賞
 本日は、朝からポカポカ良い天気。
お昼過ぎには初夏の様な陽気だった まめぞう居住地域です。
でも、
夕刻近くから風が強く吹き出して、何やら怪しい空模様。

 そんな本日のお昼間に、
観るお勉強!?の歌舞伎鑑賞へ行っていました。

 『三月大歌舞伎』昼の部(2018)

「歌舞伎座」にて…
   「昼の部」です!

 「昼の部」での外題は、
『国性爺合戦』
『男女道成寺』
『芝浜革財布』
の三本です。

『国性爺合戦』では、
片岡愛之助 丈による「和藤内」の初役を拝見。
父娘、継母義娘、義姉弟、夫婦・・・と、
様々な心情・風情 等々の葛藤に一喜一憂しておりました。
そして、
外官達に笑わせて頂けました。

一つおいて、
『芝浜革財布』は、落語で有名なお話ですね。
私は、初拝見でした。

そして、
私の最大のお目当は、何と云ってもの
『男女道成寺』です!
今回は、
 〜 四世 中村雀右衛門 七回忌追善狂言 〜
として・・・でした。
ですので、当然の事ながら
「花子」は当代 雀右衛門 丈 です。
そして「桜子:実は狂言師左近」は、お家元 尾上松緑 丈 です。
お二人の見事な舞にウットリ!
ですが、
踊り・・・ですので、ついつい力が入って観てしまい、
終わった時にはグッタリでした

 あぁ… やっぱり『道成寺』って良いなぁ。
  また舞台で踊ってみたいなぁ。

と、夢のまた夢に思いを馳せている只今です。
(一度は舞台で踊れたのだから、幸せ者ではありますけれどね

こちらは…
 あぁ…お懐かしい

 歌舞伎座 一階ロービーにて!
  雀右衛門 丈 と云えば、未だに先代を思い浮かべてしまう私です

おまけ…
 お腹で失礼致します

今回の、まめぞう出立ちです。
お着物はお初着です!
前回の歌舞伎鑑賞での出立ちに続き、随分前に頂いた…譲られたお着物です。
弥生半ばの時節での、演し物に『道成寺』・・・となればの、
「桜文様」のお着物です。
帯は、お馴染み?「白にゃんこ」の帯ですした。

今回の…
 筋書き!

 こちらも「桜」ですね

御襲名では華やかに!

2018年02月19日 19時12分18秒 | 歌舞伎&日本舞踊鑑賞
 昨夜の日誌・・・『二月大歌舞伎』〜高麗屋三代襲名興行〜
での事を もう少々。

 お芝居の事・・・と云うのではありませんが、
御襲名ならでは! 御襲名だからかな?! の事です。

先ずは…
 『歌舞伎稲荷神社』…『歌舞伎稲荷大明神』

歌舞伎座に伺う時は、先ずは必ずお詣りをさせて頂くお稲荷さん!
(…芸道精進を込めて!)
あれ?いつもと様子が違っております。

  奥に注目!

お稲荷さんも御襲名をお祝いしておられるのか、
襲名モードとなっておりました。

そして、
巷で噂の・・・?!

 御祝いのお幕!

襲名興行ならでは?!の御祝幕です。
こちらは、草間彌生氏によるものです。
私も、こちらが拝見したく思っての観劇でした。
今回はテレビ等でも話題になっていたからか、はたまた余りの鮮やかさからか、
多くの方々が写真に収めておりました。

 アップで…
  まめぞう席より撮影!

また、
地下のお土産所「木挽町広場」には

  

こちらも御祝モード!
胡蝶蘭も華やかに、羽子板は演し物を模した物!
とても凝っておりますね。

かくも「襲名興行」は華やかなものです。

・・・・・・

 昨夜の日誌では、長くなるので・・・と割愛したお芝居の事。
勿論、想いを全て書こうものならいつまでも尽きる事は無いし、
ネタバレにもなってしまいますので・・・ですが、
どうしても日誌に綴っておきたき事がありますので、ここで一寸綴らせて頂きます。

それは、まめぞう大・大・大好き『七段目 〜祇園一力茶屋の場〜 』での
坂東玉三郎 丈による「お軽」の事です。
凄く良い意味での新たなる「お軽」を拝見した様に思います。
飽くまでも、まめぞう個人の思いですが、
「お軽」がとても可愛らしく思いました。
勿論「良い女」ではあるのですが、
時折見える「可愛らしさ」が、今まで観た「お軽」のソレとは違う様な・・・
勿論今までも、玉三郎丈にしても他の役者さんにしても「お軽」には可愛らしさもあります。
でも、何かが・・・
まめぞう には、
 「素」のお軽
が垣間見えた様に思いました。
ほんの些細な仕草(台詞回し)・・・それも、あの長丁場のお芝居の中で2,3ヶ所あったでしょうか。
ここぞの「ツボ」で現れた「素のお軽」の人物像が、
 とても愛らしく、実は(子供時分は…)おきゃんな一面もあったのだなぁ・・・
と思い、
 これぞ本当の「お軽」 「お軽」そのもの!!
に出会った様に思いました。

烏滸がましくも良いお勉強をさせて頂き・・・否否、「宝物」を頂いた・・・
凄い舞台を拝見出来た まめぞう です。

おまけ…
 観劇後の・・・

まめぞう出立ちです。
今回は「夜の部」でしたので、観劇後に 旦那はん と待ち合わせての夕飯時(外食)にパチリ!
随分前に頂いたお着物と帯。
「菊模様」で合わせてみました!
両方共に、まめぞう としては お初着です。

お店の中ですので色合いが違う様な・・・
ですので、

 帰宅後に・・・

ほろ酔い気分で、帰宅後にもパチリしてみました。

『二月大歌舞伎』2018…高麗屋三代襲名

2018年02月18日 23時24分07秒 | 歌舞伎&日本舞踊鑑賞
 毎朝・毎晩・・・テレビ前から離れられないこの頃。
オリンピックの期間中ですので自身を甘やかし中

 そんな期間ではありますが、
スポーツからではなくの観るお勉強?!へと行っていた木曜日(15日)

 『二月大歌舞伎』夜の部(2018)
   二代目 松本白鸚
   十代目 松本幸四郎
   八代目 市川染五郎
   〜襲名披露〜

の、高麗屋三代襲名披露興行 を観に行ってまいりました!
(…襲名興行として一月も行っていました)

「歌舞伎座」にて…
   今回は「夜の部」

  大きな襲名披露「口上」での看板も!

高麗屋さんにとっては、二度目の「三代襲名」です。
真に御目出度く、凄い事ですね。

一月の舞台は拝見出来ずでしたので、待ちに待った今月「夜の部」の観劇でした。
「夜の部」と致しましたのは「口上」があったから!
やはり襲名ですので「口上」はお聴きしたいものです。
それに、大好きな外題もありましたし・・・

拝見致しました「夜の部」・・・
先ずは「十代目 松本幸四郎」丈 による
 『一谷嫩軍記』より、三段目〜熊谷陣屋〜
です。
お話は分かっておりますが、やはり…泣かされました。

そして、
 御襲名披露『口上』
です。こちらは、
 『壽三代歌舞伎賑』
  〜木挽町芝居前〜
としての、お芝居仕立て?!から始まりの「口上」でした。
芝居小屋…歌舞伎座!?の前に、
「座元」や「茶屋の亭主」「女房」に扮した役者さんにはじまり、
両花道に「男伊達」と「女伊達」に扮し御祝いに駆け付けた役者さん十八人が並んで・・・と、
場内は壮観!
あまりにも華やかな…贅沢な舞台です。
そして、
場が代わり・・・での三代での見事な「口上」
良きものを拝見!拝聴!できました。
御家元…尾上松緑 丈 も伊達男に!!

最後は「二代目 松本白鸚」丈 による
 『仮名手本忠臣蔵』より、七段目〜祇園一力茶屋の場〜
です。
まめぞう大・大・大好きな「七段目」です。
それも、
 二代目 松本白鸚 丈の大星由良之助
 八代目 市川染五郎 丈の大星力也
 片岡仁左衛門 丈の平右衛門
 坂東玉三郎 丈のお軽
です。
凄い!凄い!!豪華!豪華!!・・・何も言う言葉もありません。
ただただ、
素晴らしさと嬉しさで一杯でした。
(お芝居に関しては、新鮮な発見や驚き・・・色々ありましたが、
  長くなるので割愛致します。)

 兎にも角にも、
「御襲名披露興行」は華やかで素敵なものです。
思わず自身の事の様に嬉しくなり、心もホッコリ暖かくなりまする。

今回の…
 筋書き!

 御襲名ですので、
  お写真も沢山で読み応えがあります!

・・・・・・
もう少し写真を載せたいのですが、
遅くなってきましたので、次に・・・と云う事で 今はこの辺で

今年の運は・・・

2018年01月06日 17時42分56秒 | 歌舞伎&日本舞踊鑑賞
 一昨日の歌舞伎鑑賞での事をもう一つ!

 お正月! 国立劇場の初芝居では恒例の・・・
って、他でもなのかもしれませんが、
お芝居の最後…幕が閉まる前に
 手拭い
が、役者さん達から撒かれます。

なかなか受け取れる事は無いのですが・・・
(お席にも依りますしね
な・何と まめぞう・・・今年は受け取る!頂く事が出来ました

これが…
 飛んで来た「手拭い」

  広げてみました!

中村萬太郎丈 が撒かれた手拭いの一つが、
まめぞう の胸元にやって来ました!
 やったぁ〜〜〜!!
と心で思いつつも、
 これで…行き成り今年の運の使い納め??
等とも思ったりしていたら、お隣の方より
 今年はツイていますね!
と嬉しい御言葉を頂きました。
そうですよね!?
 年の初めから幸先が良い!
 今年はツイてる!
と思う事に致しました

改めて・・・素敵!

2018年01月06日 16時50分02秒 | 歌舞伎&日本舞踊鑑賞
 一昨日の国立劇場での初芝居!歌舞伎鑑賞・・・
その帰りの事を少々!

 国立劇場での歌舞伎は、殆どの日程がお昼間に始まるので夕方には終演致します。
この…四日も夕方終演の日でした。

 そんな訳で時間もありましたので、
「国立劇場伝統芸能情報館」(国立劇場楽屋口側…)を覗いてきました。

 〜情報館の入口

今回の展示は、
 『おどりの衣裳』
との事で、
殊の外 興味津々で伺いました!

 チラシです!

↑ にある様に、
『藤娘』を始めとする衣裳が飾られております。
この資料館は小さめなスペースなのですが、
八外題!での数々の衣裳を観る事が出来ました。

『藤娘』の衣裳は、つい最近(…昨年11月)に私も着たもの!
 やっぱり素敵だなぁ!
と嬉しくなっていました。
と共に、
刺繍の凄さに圧倒されて、
 〜こんなに凄い刺繍の…重たそうな衣裳を・・・よく着て踊ったなぁ
と、しみじみ思っておりました。
(…どのお衣裳もです!)

それと、まめぞう の勝手な…本当に勝手な思い込みの事が・・・!?
 今回の展示会は、何かを暗示しているの?
  今までのお勉強を思い出しなさい!
  初心を忘れるな!
  そして、今年は・・・!?
・・・
等と、思ってしまった展示鑑賞の終了後でした。
ソレと云うのも、今回の展示衣裳は・・・
 『鏡獅子』・・・ではあるのに、何故か「弥生/獅子の精」ではなく
  「胡蝶」の衣裳
 『娘道成寺』・・・「花子」の数々の衣裳
 『鷺娘』・・・での後の衣裳
 『藤娘』・・・の数々の衣裳
 そして、
 『三つ面子守り』『雨の五郎』『汐汲』そして『三社祭』
の八外題のお衣裳の数々。
な・何と、『三社祭』の他は、
 全部 まめぞう が着た事のある物ばかり
でした
(『三社祭』は挑戦したい立役の一つ!)
それに、
 ちょっと思う所が・・・の衣裳?!
が有ったのには、超驚きです。(この事は、いずれ書けたら・・・良いなぁ

まるで、まめぞう のために・・・とは言い過ぎ・思い過ぎですが
 何かを暗示されている!!
と感じずには居れませんでした。

 そんなこんなと、
今年も日本舞踊のお勉強は始まった まめぞう です
(お稽古初めは来週です!)

『初春歌舞伎公演』2018

2018年01月04日 23時57分09秒 | 歌舞伎&日本舞踊鑑賞
 新年明けてより、
寒さが一段と厳しくなってきた様に思います・・・

 本日は、お仕事始めの方々が多いのではないでしょうか。
まめぞう もお勉強初め??
初芝居の

 国立劇場「平成三十年 新春歌舞伎公演」
  〜 通し狂言『世界花小栗判官』〜

を観に行っていました。

「国立劇場」にて…
   大ホール前!

 今回は、
お久し振りに「松の内」にて、国立劇場での初芝居鑑賞です
やはりこの時期ですとお着物の方が大勢でとても華やかな会場内ですね。
(まめぞう も勿論!?お着物でしたよ)

 さてさてお芝居は・・・
『世界花小栗判官』… 所謂?「小栗判官」の通し狂言です。
出演者は、
 尾上松緑丈(御家元!)
 尾上菊五郎丈
 尾上菊之助丈
 中村時蔵丈
・・・等々
を始めとする「菊五郎劇団」を中心とした俳優陣です!
(…毎年恒例かな)

冒頭からハッとする演出!
「歌舞伎」もドンドン新しい趣向を取り入れる様に成ってきていますね。
でも、
昔ながらの事…これぞ歌舞伎! はそのままに!でもより良くみせる様に・・・
もあり、
見応えのあるお芝居でした。
(・・・って、
  何か分かり辛い文章になってしまいましたが、
  詳しく書くとネタバレになりますので・・・いつもの様に割愛させて頂きます

「新春」に相応しく、笑い所も満載ですが、
涙・涙の所も有り、最後は「歌舞伎」らしく・・・でしょうか。
それにやはり…
「菊五郎劇団」ですので、
 立廻り…二幕目! それも 松緑丈!!
は圧巻でした。
それと、
「小栗判官」です…馬術の名手です。
 一幕での「お馬さん」と「判官/菊之助丈」の妙技!!
は最高です。

そして、
背景…舞台美術が素晴らしかったぁ・・・
四幕ものなのですが、序幕から
 「春」「夏」「秋」「冬」
と、季節が移り変わる素敵な舞台でした。

 まだまだ興奮覚めやらずですが、
これ以上はネタバレに成るので・・・この辺に致しまする

今回の…
 筋書き!

そして…
 お馴染み「鏡獅子」

お正月ですのでロビーも華やか!
その一部を少々…

  

こんな…
 お芝居・舞踊の・・・

お芝居や舞踊の人物を模した「羽子板」が飾られていました! 

おまけ…
 新春早々…まめぞう お腹で失礼致しました

今回の、まめぞう出立ちです。
新春らしくの色合いのお着物に致しました!
写真は今ひとつ暗めに撮れてしまいましたが、
 明るい黄身色地に桃色・薄萌葱色の縞模様の本久米島紬
です。
(帯締は合わせているので同じ色合いかな!)
帯は塩瀬の・・・実は「にゃんこ」柄!
お太鼓に「にゃんこ」がいるのですよね・・・残念
(…この組み合わせは、ずっと以前に載せているかも??です。)