まめぞうの噺華集*新天地版

猫と日本舞踊にお花見お散歩etc…旦那はんとのぬる~い日々を徒然に

もっと聴かないと・・・

2018年10月24日 22時59分26秒 | 日本舞踊:稽古日誌
 本日は満月!

 2018年10月24日(水)午後6時頃

お稽古からの帰宅時に奇麗なお月様が・・・
思わずパチリ致しました。

 さて、本日のお稽古・・・下浚い前の最後のお稽古ですが、
良かった事もあるけれど、駄目だった事も・・・

 下浚い前の最後・・・と云う事で、
いつもより緊張していた踊り始め。(今は一段稽古の『三ツ面子守』のみです)
昨日より新しくなった音源でもあるので、失敗しない様にの強張りもあったかな・・・

昨夕から何度も何度もくり返し聴いていたので、
出だしはまごつく事無く・・・でしたでしょうか?!
止まる事無く、特別御注意を頂く事も無く進みました。
が、問題の「毬つき」に入る前の
 何しようかな?(…そうだ!毬をつこう)
の振りの時に、テープが止まりました。
先生…
 〜その考えて……の時の手!
   肘張ってるよ。
   それに身体が浮き過ぎ!
と・・・
振り移しの当初に御注意を頂いていた箇所です。
最近は駄目出しが無かったので・・・気を抜いていたのですね
「毬つき」の事ばかり考えていたからでしょうか・・・細部まで気を入れないと!です
そして「毬つき」
最初は・・・出来た? 曲に合わせられた?!
と思ったら、
 駄目でした  最後が合わせられませんでした
思わず自分から踊りを止めてしまいました
まめぞう…
 〜すみません・・・
   曲を聴いて来たつもりでしたのに・・・
先生…
 〜大丈夫よ。
   合う様になるから・・・
 〜本番だったら、其れ也に踊るのよ!
   (止まっては駄目なのよ!!)
 〜下浚いでは失敗して良いのだからね。
と・・・
私の落ち込みを察して下さりの御言葉を頂きました。

その後は、お恵比寿さんの所での、
  嫁入りに〜 の時の手が高過ぎる!
との御注意を頂きました。
後は、まぁ、其れ也に・・・だったのかな?
アレヨアレヨと最後になってしまいました。
いつもと同じお稽古なのに、
 アッと云う間に終わってしまった・・・
感じでした。

 最後に先生よりの嬉しき「良し」?!の御言葉・・・
先生…
 〜恵比寿さんが良かったわよ!
   今日の恵比寿さんが・・・よ!!
 〜今日の恵比寿さんの感じでいきなさいね。
と・・・
まめぞう…
 〜あ・有り難うございます。
   でも…どう踊ったのか? 昨日までと何が違うのか?
   特に変えたつもりも無いし・・・
  自分では違いが分かりません
先生…
 〜そうね・・・その気持ちは分かるわよ。
   でも、違っているの。
   「ハラ」が出て(出来て)きたのよ。
 〜振りがどうだ、形がどうだ・・・ではない所なのよ。
 〜恵比寿さんに成ってきたのよ。
   おじさんっぽさ!が出てきたわよ(笑
 〜今日の!今日の恵比寿さんだからね・・・
まめぞう…
 〜今日の・・・
   今日のが本番だったら良かったのに
・・・
と、笑いも交った御言葉を頂きました。
私が、新しい音源に焦っていたり・戸惑ったり・合わなかったり・・・
の負の思いを持っていたのを先生は分かってらっしゃっての、励ましの御言葉でもあったと思います。
それでも最後の「良し」の御言葉を励みにして、
「下浚い」「本番」へと・・・向かいまする。
但し、
 気負わず、より以上の事など考えず(…出来よう筈も無いのだから
 色々考え過ぎず・・・何より楽しんで!!!
ですね。
(…って、そう出来れば・・・言う事無しなのですけれど

 最後に先生よりのいつも頂いている御言葉・・・
先生…
 〜自信を持って踊って来なさい!
   舞台にのったら、今までの注意なんか考えずに楽しんで来なさいね。
  そして、
  「下浚い」は失敗して良いんだからね。寧ろ失敗した方が良いのだからね。
   衣裳・鬘の重さや動き具合、小道具の扱い具合、そして舞台の広さ(居所)・・・
   それらを感じて来るつもりでね!!
と・・・

 兎にも角にも、数えようが数えなかろうが、
明後日は「下浚い」です。
まだ一日はあるのだから・・・先ずは「曲」を聴きまする!

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