さて、では・・・の昨日のお稽古日誌を、
本日のお稽古に行く前に!
昨日の日誌にも書きました様に、
まめぞう居住地域では悪天候!大粒の雹が降ってきて・・・の時に、
お稽古をしていました(…中断しましたが)
そんな恐怖の天候の中、暑い・熱い お稽古でした。
「出」は先ず先ず・・・と進み、
男心の〜 のくだりに入りましたら、
いきなりの駄目出し。
「藤」に手をかけるタイミングが悪い
即やり直し。
・・・としたらば、次は
笠を見る首が違う(…もっと可愛らしく!)
笑う?時、足は引かない方が良い
笠を拾う時の手の位置が違う
もっと可愛らしい仕草で・・・
笠を担いで振り返る…が逆の方が良い
そして笠を肩から外す時が全然駄目!
・・・等々、まだまだ色々と細かい駄目出しを頂き、小返しのくり返し。
そして、次の・・・とした所で、
先生…
〜じゃぁ、今までの所を最初からやってみましょう!
と・・・
先生…
〜全体的に流れてないよ(…ブツ切れな感じ?!)
そして再度始めから踊りましたら、
次は難解
藤音頭 のくだりです。
こちらも行き也の御注意!
「出」の袖を持ってる手の位置が駄目。
胸にする手は、低いと老けるし高過ぎると変!
下にする手は、自然に!!
と、良い加減の位置にする事の難しさよ・・・
そして、お辞儀をする時の、
上手のお客様、下手のお客様、そして、中央に来ての・・・とやり方を考えよ。
(見過ぎても駄目、見なくても駄目、目線も気にして!)
その後も、要所要所に細かい御注意。
「藤音頭」二番に入りましたら、
足の上げ方が駄目
(お扇子を徳利に見立てての…)徳利を持つ位置が下過ぎる
そのお扇子を盃にする時のお扇子の返し方!
(…これは先生がマジックの様に素敵になさっているのが分からなかったのですが、
そのコツ!を教えて頂きました
…まだ全然出来ませんが
)
先生…
〜兎も角、可愛らしくよ!
可憐によ!!
・・・
その後も、足の使い方(…先ずは基本形!)をご指導頂いたり致しておりました。
まだまだ・まだまだ・・・沢山の御注意・御指導を頂いております。
とても全部は書ききれません。
・・・・・・
大人になって再度の挑戦・・・
今までも多く挑戦させて頂いておりますが、本当に難しい事です。
特に、子供…若い頃は、
『藤娘/藤音頭』の様な踊りは、少し背伸びして「大人」になる様にしていた・・・と思います。
(それが、かえってオマセな可愛らしさ なのかと…)
でも、歳を重ねた今は、
「可愛らしさ」「可憐さ」を考えていかないと・・・
老ける! イヤラシさが出る!
のだと・・・まめぞう 成りの今現在の答?思い??です。
且つても『胡蝶』『牛若丸』『仔獅子』や『官女(文屋での…)』等々・・・
何回も踊ってきたお役があります。
その時も、一回目は一生懸命に努めて・・・で及第点。
でも、二回・三回・・・となるほどに、おしょさん から厳しいお稽古をして頂いておりました。
前と同じ事をしているだけでは駄目!
なのですよね。
それでは、進歩が無い訳で・・・
否、寧ろ後退している感じなのでしょうか?
(…だって、年はとっているのだから体力面だけとっても老けていく訳で
)
分かっています!
よ〜く分かっている事なのですが、
それ!が超難しい
のですよね
あぁ・・・何を言っても只の言い訳です
この事も、よ〜〜〜〜〜く分かっております
まめぞう…大人になっての再挑戦『藤娘/藤音頭』の超・超分厚い壁に、
未だ浮上出来ず・・・です
いや・・・誤解の無い様に!?
決して嫌なのではありませんよ!
先生からの沢山沢山の御指導は嬉しくて嬉しくて仕方ありません。
何回もくり返して踊らせて頂いているのも、凄く有難き事です。
(…特に今、先生は病み上がりなのに・・・)
只只、自身が出来無い事が情けなくて・・・
頭では理解している「つもり」なのに身体に反映されないのが情けなくて・・・
それを考えると・・・撃沈なのです
ここから浮上するには先生の仰る様に、
〜踊る事! ひたすら踊る事!!
考え過ぎず考えて・・・踊り込む事!!!〜
です・・・とも分かってはおりまする
・・・・・・
そしてお稽古が終了しての帰宅時は、
恐怖の悪天候からは信じられない空模様。
少々の雨粒は落ちてきた所もありましたが、青空に白い雲でした。