まめぞうの噺華集*新天地版

猫と日本舞踊にお花見お散歩etc…旦那はんとのぬる~い日々を徒然に

出!の難しさよ・・・

2016年06月08日 23時36分24秒 | 日本舞踊:稽古日誌
 本日・昨日と日本舞踊のお稽古日!
では…の前に今回は、

 先生宅の「紫陽花」

 先生宅では、いつも見事な紫陽花が・・・
  今年も奇麗に咲いてます

ではでは…二日分のお稽古日誌をまとめて!

 昨日・本日のお稽古で特に御指導を頂いたのは、
「女持扇」の段・・・「出」の段です。
先生…
 ~初めの所で、しっかりと「御守殿」をみせる(現す)様にしないと!
   この段が肝心よ!
 ~最初の座っての「決まり=かまえ」は、ほぼ正面で!(ほんの少し横に…)
   御祝儀舞の感じで!
と・・・
他には、
 「女持扇」の扱いについて
 無駄に「はずみ」をつけない様に!・・・等々
を御指導頂きました。

「二枚扇」の段では、
 最初に立って廻り扇を構える…時の手の位置の御注意!
 (高過ぎぬ様に!)
 扇での「おくり」での首の御注意!
 (差した方を見る事!)
 蝶々を見る時の首の振り方(前回のお稽古で頂いた御注意…)からの廻り方の御注意!
 (首より先に廻ってしまうのを直す事!)
と云ったところでしょうか・・・

「手踊り」の段では、
 袂であおぎ乍ら歩いた後の袖を入れて…の首を振る前に決まる時は正面を見た方が良い!
 枕を…の所の目線(下目になり過ぎぬ様に!)
 「引っ込み」の時・・・もう少し穏やかな表情で!!(緊張しているよ・・・と

「扇獅子」では、
 とにもかくにも「間」を外さぬ様に!

・・・・・
等々、今週も沢山の御指導・御注意を頂きました。
そして昨日の最後に、
先生…
 ~ずいぶんお姉さん!になってきたよ。
  「御守殿」になってきたよ!
と仰って下さりました。
そして本日の最後では、
先生…
 ~『東都獅子』は、子供時分や始めた頃にお稽古したりするけど、
   実は、とっても難しい踊りよね・・・
まめぞう…
 ~はい!
   本当にそう思います。
   凄く難しいです
先生…
 ~色々な段毎に踊り分ける様にね。
  「女持扇」…最初で「御守殿」を現すのが本当に肝心よ!
   そして「間」がとても大切よ。
   ほんの少しでも外れると、この踊りは変だからね!
まめぞう…
 ~は・はい・・・
   頑張ります

 と云った具合の今週のお稽古でした。
どんな踊りでも、やればやる程に難しさが増してきます
御注意を受けた所が、
 出来る時もあれば出来ぬ時も・・・
少しでも出来ぬ時が少なく成る様に、
自主稽古も・・・頑張ろう