建築弁護士の豆蔵です。
前の事務所の仲間で、友人で、同士でもある技術士(建設部門)兼弁護士の江副哲先生が「建築現場のトラブル相談」を出版しました。
江副さん(と親しみを込めて)は、豆蔵と同じく、ゼネコン出身の技術屋さん弁護士です。
しかも、大学が京大土木、専門がコンクリート、という点が、極めてレア。
(法曹界の皆様、土木と建築では中身がぜーんぜん違うということ、理解してくださいね。)
現場もよく知っているので、安衛法や建設業法にも明るい。
→ 豆蔵の業務範囲と被るので、色々教えてもらったりもします。
そして、この本の何が面白いかというと、そのテーマ。
完全なる業界目線で、しかも、かなり細かい。
ex.構造計算上は問題のない躯体の寸法違いとか、雨中のコンクリ打設とか、トンネルとか。
完全なる業界目線で、しかも、かなり細かい。
ex.構造計算上は問題のない躯体の寸法違いとか、雨中のコンクリ打設とか、トンネルとか。
一方、法律の説明は、ビジュアルと平易な言葉で、実務家に分かりやすく。
建築・建設がらみの法律問題の基本を、いい具合に説明してるなーと思いました。
なお、弁護士が注意喚起の気持ちを込めてリスクを書いている本なので、
「ここに「セパ穴の位置が違ってたらダメ」って書いてある」などと証拠で出さないように。
→ 本当にいるんです。こういう方。
余談ですが、本のデザインは、現場っぽいというか、少し、おっちゃんっぽいです(笑)。
本屋さんに並んでたら、背中が黄色と赤なので、目立つと思う。売れそうだな。
豆蔵も頑張ります。