建築弁護士・豆蔵つれづれ

一級建築士・弁護士・豆蔵自身の3つの目線で、近頃の建物まわりネタを語ります。

2020年暮れゆく。

2020年12月30日 | 見たもの雑感
建築弁護士の豆蔵です。

事務所の方は、週末の26日から、年末年始の休暇ということで閉めさせていただきました。
とはいえ、今年は前例のないステイホームな年末年始で、
気まぐれな料理の合間に、やり残した仕事(証拠作成)をこっそりと片付けているところです。

2020年の事務所&個人的な活動を総括します。
ただ、2020年の特殊性はいうまでもなく、
時間や季節の感覚がすっかり麻痺して、記憶もどこか飛んでいるような気がします。

・4月~夏頃まで裁判・調停が一斉に止まったが、秋口の再開後、裁判の半数以上がWebの弁論準備手続に切り替わった(東京地裁の一般部と支部は未了)。

・3月末頃から執務と打合せの半分以上がリモートになり、多少の波はあるがその状態が年末まで続いている。たまにワーケーションで地方に出没。
一時期、実家で介護問題が勃発したが、リモートで乗り切ることができた。

・住宅紛争審査会の紛争処理委員向け講習の講師(大先生方が多数)を、任期満了の友人の後釜で拝命したが、
事前に「釣り餌」として聞かされていた金沢などの地方遠征が全て中止となり、DVD収録に置き換わった。
なお、2021年度も地方遠征の予定はなし。

・2019年末から始まった消費者事故調の事故報告書作成のお手伝いが本格化。
担当案件は、近いうちに公表予定。

・中央建設工事紛争審査会の特別委員(紛争審査のみを行う委員)を拝命。
退任を申し入れた大先輩が、辞めるなら後釜をと言われ、困っていたところで、たまたまつながったご縁。

・東京建築士会のヘリテージマネジャー講座(古い建物を利活用する専門家の養成講座)。
2019年10月に開始し、2020年3月に終了するはずだったところ、非常に盛り上がっていた3月上旬にてコロナで中断。
この12月に突如再開されるが、課題提出の時期が仕事でバタバタでほとんど参加できず、同じ班の方々の尽力にて提出していただき、受講終了。

・2020年でなんとか終了した事件もあれば、不本意ながら始まってしまった事件もあり。
全体の数は微増。

・コロナ第1波で終了した顧問契約もあり、やや焦ったものの、新たに結んでいただいた顧問契約もあり。
全体の数は増。

気が重い案件を抱えた依頼者の方々には、年末年始くらい、厄介ごとを忘れてすっきりとした気分で新たな年を迎えて欲しいと思います。
私もこの後、忘れます。

どうぞ皆様、よいお年を。

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