建築弁護士・豆蔵つれづれ

一級建築士・弁護士・豆蔵自身の3つの目線で、近頃の建物まわりネタを語ります。

建築技術の民法改正短期連載

2015年08月13日 | 法制度
ケンチクベンゴシの豆蔵です。

お盆ですね。
7月末からの猛烈な暑さも一段落で、少しほっとしています。

さて、2年ほど前の耐震本※づくりの頃からお世話になっている
硬派な?建築雑誌、建築技術さん。
※「耐震化の法律読本」という拙著。

その昔、構造設計の部屋に行って、よく読んでたものです。
(スミマセン、買っていませんでした。)
主な読者層としては、組織設計事務所、構造設計、官庁など。らしい。
構造色が強いかと思っていたのですが、省エネ関係など実質的なテーマが多く、
執筆陣も学者から建設会社の研究者など信頼できる手堅い感じで、
結構、ただ読んでも面白いです。
(マニアックではありますが)

で、今般、民法改正について書きませんか?と
6頁×4ヶ月分いただきまして、
事務所の有志メンバー4名ほどで交代しながら、
6月号から9月号まで、書かせていただきました。
今、本屋さんに出ているのが、ようやく終わった9月号です。

豆蔵が実際に書いているのは、うち2ヶ月分だけですが、
4ヶ月に渡り、テーマと当番を決めて、書いてもらって、ダメ出しして、議論して、直して、
技術さんとのやりとりを取りまとめて、入校の遅れを謝って、
なかなか大変な作業でした。

なにせ、弁護士というのは、全員超ワガママですから。
おまけに、通常業務だけでめちゃくちゃ忙しいし。

まあ、本当に大変なのは、いつも出版社の方々ですけどね。
ホント、皆さん忍耐強くて、頭を上げられません。

ガチ建築の場で、普通に法律の話をしているので、
「難しい...。」と友達には指摘されましたが、
一応、豆蔵のパートはできるだけ読みやすく書いたつもりです。

残念ながら、国会の紛糾で、今年度の改正法成立は怪しい状況ですので、
タイミングが早すぎたような感じになっていますが、
また来年、1年遅れで成立したころにでも、思い出して読んでみてください。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 免震ゴム交換中の法的扱いに... | トップ | 税制改正に空家対策。 »

法制度」カテゴリの最新記事