ケンチクベンゴシの豆蔵です。
先週は、持ち帰った宿題を泣きながら(ウソです)やっており、
更新をサボってしまいました。
すみません。
今週も、連休前スケジュールで、公私共々バタバタとしております。
やたらと気は焦るのですが、人間、一日にできることは限界がありますね。
(特にトシを取ると…)
今日は、もう諦めました。
先週は、空き家関連の話題が2つありました。
一つは、空き家対策特別措置法の全面施行に先立ち、
国交省が市区町村による特定空き家の指定、必要な措置のガイドライン案を公表したというもの。
そして、もう一つは、新宿区の無接道住宅の建替えに関する運用の緩和、というニュースです。
そもそも、
建物敷地には「接道」といって、4m以上の「道路」に面してなければならず、
即ち、道路がなければ建物は建てられない、
今ある建物は、建て替えができないのが原則です。
しかし、
新宿区では、建築基準法43条1項ただし書きの許可を得て、建築が認められることになっている。
その許可の基準を、緩和したというのが今回の話題。
接道に変えて、自分ちの前の通路の幅を4mに拡幅するのだけれども、
従来は道路から敷地までずっと、通路幅が4m必要だった。
それを、道路からの通路への入口部分で狭いままになっていても、許可を認めるというのです。
入口部分の住宅は、元々道路に面しているので、通路の拡幅に何ら利益がない。
むしろ敷地の一部を奪われるという損失しか生じない。
だから、入口部分の所有者の承諾を得るのは困難で、それが建替えのネックとなっていたのです。
(しかも、そういう入口の敷地を、「喉元」敷地というらしい。)
ちなみに、似たような話で、自分の家の前だけしか拡幅できない道路を「ヘビ玉道路」といいます。
(へびが玉子を飲み込んだような形の道路、という意味)
緩和の趣旨は、木造密集地の建替え促進、不燃化です。
今までの大きな原則を緩和し、通路の入口が狭いという多少の危険が残ったとしても、
目の前の危険を少しでも解決したい、ということなのでしょう。
この種の道路の話、二項道路指定によるセットバック義務などは、トラブルが多い。
近隣同士の利害関係が鋭く対立しますからね。
道路付きが弱いのは、不動産としてはリスクあり、といったところです。
先週は、持ち帰った宿題を泣きながら(ウソです)やっており、
更新をサボってしまいました。
すみません。
今週も、連休前スケジュールで、公私共々バタバタとしております。
やたらと気は焦るのですが、人間、一日にできることは限界がありますね。
(特にトシを取ると…)
今日は、もう諦めました。
先週は、空き家関連の話題が2つありました。
一つは、空き家対策特別措置法の全面施行に先立ち、
国交省が市区町村による特定空き家の指定、必要な措置のガイドライン案を公表したというもの。
そして、もう一つは、新宿区の無接道住宅の建替えに関する運用の緩和、というニュースです。
そもそも、
建物敷地には「接道」といって、4m以上の「道路」に面してなければならず、
即ち、道路がなければ建物は建てられない、
今ある建物は、建て替えができないのが原則です。
しかし、
新宿区では、建築基準法43条1項ただし書きの許可を得て、建築が認められることになっている。
その許可の基準を、緩和したというのが今回の話題。
接道に変えて、自分ちの前の通路の幅を4mに拡幅するのだけれども、
従来は道路から敷地までずっと、通路幅が4m必要だった。
それを、道路からの通路への入口部分で狭いままになっていても、許可を認めるというのです。
入口部分の住宅は、元々道路に面しているので、通路の拡幅に何ら利益がない。
むしろ敷地の一部を奪われるという損失しか生じない。
だから、入口部分の所有者の承諾を得るのは困難で、それが建替えのネックとなっていたのです。
(しかも、そういう入口の敷地を、「喉元」敷地というらしい。)
ちなみに、似たような話で、自分の家の前だけしか拡幅できない道路を「ヘビ玉道路」といいます。
(へびが玉子を飲み込んだような形の道路、という意味)
緩和の趣旨は、木造密集地の建替え促進、不燃化です。
今までの大きな原則を緩和し、通路の入口が狭いという多少の危険が残ったとしても、
目の前の危険を少しでも解決したい、ということなのでしょう。
この種の道路の話、二項道路指定によるセットバック義務などは、トラブルが多い。
近隣同士の利害関係が鋭く対立しますからね。
道路付きが弱いのは、不動産としてはリスクあり、といったところです。