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ママラボ➕(ぷらす)

摂食障害からの回復を目指して 月一zoomで12ステップミーティングをしています 次回は2021年9月26日

苦痛の緩和4.

2021-09-02 16:15:00 | アディクション・スタディーズ
物質依存症者は心理的苦痛を独力でコントロールすることに執着しているわけだが、冷静に考えれば、それは最善の解決策ではない。

最善の解決策は、その苦痛について周囲に相談し、必要に応じて専門的な援助を受けることだろう。

しかし、彼は周囲に助けを求めようとしない。

(中略)
依存症者の多くは…自分の感情を自覚することが苦手である…援助希求どころではない…

一般に心理的苦痛は、それが苦痛として認識され、言語的に表出されることで内的緊張の減圧がはかられるが、物質依存症者の場合にはそのメカニズムが働きにくい。

つまり、苦痛は減圧されないまま意識下に抑圧され、その蓄積が極度の内的緊張を生み出すとともに、長期的には感情調整障害ーささいな刺激で感情の爆発が生じやすいーを準備する。

このような内的緊張状態にある者は、物質がもたらす苦痛の緩和効果を自覚しやすく、「報酬」としての効果も大きい。


日時
2021年9月26日(日)14:00〜16:00

場所
NPO法人ガジュマルの船事務所およびオンライン(zoom)

内容
AAの「12のステップ12の伝統」を読んでシェアします。