ママラボ➕(ぷらす)

摂食障害からの回復を目指して 月一zoomで12ステップミーティングをしています 次回は2021年9月26日

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2020-04-15 15:36:00 | ダイエット幻想
「当たり前」とあなたとのずれの中にこそ、あなたにしか引くことのできない、ラインの始まりの契機があるのだから。


<オンラインミーティング>
2020年4月26日(日)13:30〜14:10
・zoomを使います。
・参加希望の方は、コメントに連絡先のアドレスを書き込んでください(外からは絶対みえません)
・折り返し詳細をお送りします(^^)
・いいっぱなし、ききっぱなしのミーティングです。





p208〜209

2020-04-14 17:09:07 | ダイエット幻想
ダイエットの語源は生き方であり、食事でも、痩せることでもありません。

にもかかわらず、いつから私たちは、生き方をやせることに変換し、やせることで幸せが訪れるような幻想に陥ってしまったのでしょう。

…自分を(タグの一つとしての)点ではなく…ラインとして…他者との出会いの偶然に目を開き、その人たちとともに歩んでいくこと…

…そうすることで私たちは、身体を体重という数値に、食べ物を栄養素という概念に変換し、それを通じて他者から承認される身体を作ろうとする、現代社会の当たり前から距離を取ることができる…



<オンラインミーティング>
2020年4月26日(日)13:30〜14:10
・zoomを使います。
・参加希望の方は、コメントに連絡先のアドレスを書き込んでください(外からは絶対みえません)
・折り返し詳細をお送りします(^^)
・いいっぱなし、ききっぱなしのミーティングです。





p205〜206

2020-04-13 20:00:00 | ダイエット幻想
さゆりさんのご両親は、娘の摂食障害には親の子育てが関わっていると考える医療者の指導者のもと、親の会に通ったりなど、きちんと摂食障害について学んでおり、さゆりさん自身も診察の他に摂食障害の専門書を真剣に読み込んでいました。

その結果、両者の関係は「摂食障害の娘」と「その親」という形で適切に連結され、状況は悪い方にも動かないのですが、その代わり良い方への転換も起こりません。

ところが、そこにふらっと守さんが現れ…中略…さゆりさんが乗り込み…偶発的に起こる出来事を二人が楽しめたこと…思いもよらない方向に動かし、「摂食障害の患者」というタグを必要としない生活がうみだされた…



<オンラインミーティング>
2020年4月26日(日)13:30〜14:10
・zoomを使います。
・参加希望の方は、コメントに連絡先のアドレスを書き込んでください(外からは絶対みえません)
・折り返し詳細をお送りします(^^)
・いいっぱなし、ききっぱなしのミーティングです。


p204〜205

2020-04-12 19:06:00 | ダイエット幻想
…もちろん彼女の回復のエピソードを一般化したいわけではないのですが、皆さんに注目してほしい点は、武藤さんの回復と、「摂食障害の患者」というタグが外れていく過程が並行していることです…

…(ご主人が武藤さんの)お腹をつまんで「ぽにょぽにょちゃん」とからかうとか、彼女が吐いている時に後ろから覗き込んで「大丈夫?」と声をかけるといったように、専門家がタブーとするようなことを平気でやる人であったのです。ここで面白いのはこんな守さんのイレギュラーな対応を、けしからんと怒るのでも、正しい対応を教えようとするのでもなく、「面白い」と武藤さんが思った点です…

…その結果、「患者」と「ケアする人」という関係性から離れた道をさゆりさんは歩き出します。







p182

2020-04-11 16:12:00 | ダイエット幻想
…食べ物が栄養素といった情報や、「いいね!」をもらうための記号といった一元的な意味に収斂される中で、そのほんらいの意義が失われていくことに警鐘を鳴らしています…

ふつうに食べられる力の回復は、世界と具体的にかかわり合って生きているという感覚の回復とも言い換えることができるでしょう。