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なかなか勝てない馬がいる。今日もその馬が走る。
がんばれ、と声が出る。
まなざしは、ゴールの先を見つめている。

心に刻むニペソツ山

2021年07月12日 18時14分34秒 | 読書・登山
2013年にニペソツ山;標高2,013mに登る。
二度とない、この時を楽しもう。

山名の由来;ニベシ(シナノキの樹皮) オツ(多い)

標高年記念イベント
登山証明書発行

小尾根からは前天狗が望まれる。
天狗のコルをへて、ハンオキやハイマツのトンネルを抜けると、石狩連峰が現れる。
高山植物やナキウサギの声や姿に迎えられながら登っていくと、突然ニペソツ山が姿を現す。
あまりの出来事に初めての人は声を失うだろう。
素晴らしい自然の演出、ここが前天狗。
ここより山頂に向かうものの、130mの急な下りが待っている。
高度感を味わいながら、いよいよ頂上。
トムラウシ山が目の前に望まれ、景色も素晴らしい。
頂上は狭く、東壁は切れ落ちていて大変危険!

杉沢コース 登り5時間:下り3時間40分
7~8月 高山植物、大変種類が多い。

眺望
前天狗;1,888mは360°展望が開けている
北;石狩連峰、大雪山
南;十勝平野
東;オッパイ山、雌阿寒岳、糠平湖
西;十勝岳連峰

動物;前天狗~本峰間にはナキウサギが多い

https://www.kamishihoro.jp/files/up/0001/00001514_nipesotsu.pdf

前石狩川とトムラウシ川を結ぶ頂点の沼ノ原を境に、いわゆる東大雪山群がある。この山群をさらに分類すると、石狩岳、音更山、ユニ石狩岳を擁する石狩岳山群を1つに、ニペソツ山、天狗岳のニペソツ山塊、ウペペサンケ山・丸山等のウペペサンケ山塊、そして東大雪最東の奇峰クマネシリ山塊となる

ニペソツ山;2,013mは東大雪の雄である。

新期火山群に属するニペソツ山は、東方に向かって爆発したため火口らしき原形はなく、そのかわり巨大な壁が岳人の夢を馳せるがごとく、ぐいと天空を刺す鋭い岩峰を構成して聳えるさまは、威容とも尊厳ともいい難い風格と品位を持ち合わせている。

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