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ノートPC「ThinkPad SR500」のモニタ修理

2016年03月15日 22時51分06秒 | パソコン

友人からノートPCのモニタ修理を頼まれました。パソコンは「ThinkPad SR500」で症状は「モニタが赤く表示」する。これは、バックライトの冷陰極管の消耗(寿命)で起こります。んでもって、電源投入し確認しました。(下の写真)

とりあえず、修理はモニタの交換となりますが、同じPCがあれば良いが、そんな都合よくはありません。そこで、手持ちのワイド液晶の部品鳥「モニタが15ワイドの同サイズ NEC LL550RG」 が使えるか確認します。

まずはThinkPad SR500のモニタの液晶部分の取り外しをします。

●モニタの5箇所のネジを外します。(丸の部分)

 

●枠を外します(指でプラスティックの枠を剥がします。力を入れ過ぎないように外していきます。

●液晶を取り付けているネジとインバータのコネクタを外します

◆上の写真の赤丸部分の拡大写真

◆液晶を支える左右の金具のネジ(赤丸の部分)を外します

●液晶を外した上蓋

●液晶へのケーブルを外します

ここまでがThinkPad SR500のモニタの液晶部分の取り外しです。

次にNEC LL550RGの液晶の取り外し、手順はThinkPad SR500と同じ要領で外します。っで確認は、

◆液晶へのコネクタが同じかバックライト側のインバータのコネクタが同じか

とりあえず通電してバックライトの点灯を確認

◆結果:写真でも判るとおり・液晶のコネクタはOK、バックライトが2箇所ある(コネクタが2個)。

●とりあえず、バックライトが1つで表示するか、液晶のコネクタを接続し確認しました。結果無事に表示しました。

起動時のロゴが表示

●表示はしたのですが、バックライトを2個使用する液晶であるため、後々の事を考えて、使用はやめることにしました。そこで、同サイズの液晶はないので、今度は通常の液晶の部品鳥を使い、バックライトの交換をすることにします。ただし、冷陰極管の長さが部品鳥の方が短いため、左右の端が暗くなることが予想されます。

ThinkPad SR500の冷陰極管の取り外し(液晶の枠を外します)

赤白のコードが冷陰極管の両端に行ってます。

●白い枠内にある冷陰極管を取出します。

取出した状態

◆点灯し状況を確認⇒点灯当初は赤くなり、時間と共に白色に変わって行きます。

●同じ要領で部品鳥から冷陰極管を取り出します。コードは長さが合わないため半田を使って取替えました。

左上の所に冷陰極管が入っていました。

◆上の写真で「上の液晶がThinkPad SR500の液晶、下のが部品鳥からとった冷陰極管です。 長さの違いが分かります。また、太さが若干部品鳥の方が太いです。

ThinkPad SR500の液晶の冷陰極管が入っていた所に入れます。ただし、部品鳥の方が短いため、中間に入るように両サイドの距離を均等にします。太さは余裕はありませんが入りました。 点灯確認をします。

写真では上部の両極一部が暗くなっています。取付け後はスタートボタン(左)、時刻表示(右)の所になります。

●点灯確認はOK、取り外した手順と逆に組み立てます。果たしてどんな表示になるか電源を投入しOSを起動しました。

電源投入直後のロゴを表示

デスクトップ画面を表示

拡大しました

システムプロパティーを表示(写真では左右下の部分が暗く映っていますが、実際はもう少し明るいです)

無事にバックライトの交換で液晶は表示しました。若干暗い部分はありますが、おそらく実用には十分使えると思います。

参考

ノートのモニタ部分の修理には ・モニタその物を交換、液晶部分を交換、バックライト(冷陰極管)の交換などが考えられますので、その時に合った修理をすると良いと思います。

 

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