goo blog サービス終了のお知らせ 

魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

シンポジウム「定頸とは?」大阪で開催

2017-10-22 | トコ企画セミナー
こちらでお知らせした

シンポジウム「定頸とは?」

10/22(日)、朝から超大型の台風21号接近という
悪天候の中、アメジスト大衛ビルで、
何とか開催することができた。

四国は朝からJRが運休となり、
「残念、行けません」との連絡が次々に。。。

前日から京都トコ会館で泊っていた
加藤先生、嵐さん、高野さんと私は、
揃って、大阪に向い、
桜ノ宮駅で平松さんと合流。

金沢在住の講師の到着を心配したが、
無事到着。

講師も受講者も「帰れるかどうか?」を
心配しながらの進行となった。

10時~は小児科医 加藤靜恵先生の基調講演



超盛りだくさんの内容で
たくさんの文献などを提供していただき、
感謝。

驚いたのは「女優 加藤靜恵先生」の成長ぶり!

ピョンピヨンカエル飛びや、
指・手首・肘が上手く動かない子たちの
動作の摸倣など、とてもよくわかった。

と同時に、運動能力・摸倣力の素晴らしさにも感激。

「静恵ちゃん劇場」を楽しませていただき、
しっかり記憶することができた。

定頸に関する統一見解は小児科学会にもない。

「縦抱きにして頭がぐらつかなければ定頸」などという
単に硬直して動けない状態を
「定頸」としている医師も多いことなどを聞き、

定頸が未熟だと、姿勢や様々な動作だけでなく
嚥下・発音などの口腔機能にも
大きく影響するというお話をうかがえて、
とても納得できた。

午後は4人もシンポジストの報告

1.石川県の作業療法士 森田 綾 先生 からは
 定頸についての彼女の見解を伺えた。

保護伸展反応(受け身)の、回旋もできる段階まで
注目されていることに、目が覚める思いがした。

前後左右の衝撃から首を守れるだけでなく、
斜め後ろへの衝撃が加われば、
体を捻らないことには首は守れない。

考えてみれば当然のことなのに、
森田先生から聞くまでは、
言語化することが全くできなかった。

アンケートにも、良かったとの声が多く書かれていた。
          ↓


2.京都の開業助産師平松 道子 先生は、
 3人の子どもの母親・助産師として、
「骨盤ケア・まるまる育児でこんなに違う」お話。

すべり台を滑り下りる姿勢の違いにビックリ!

つい先日、私の施術に来られた1歳半のお子さん、
滑り台から滑り降りたとたんに
前に転び、受け身がとれず、
アゴを打って下の乳歯1本が根本から折れたとのこと。

何でそんなとこになるのか分らなかったが、
第1子の滑り台での滑り姿勢を見てやっとわかった。

出生直後から“おひなまき”で育った第2子は、
胴体がしっかりしていて、
きれいな滑り姿勢。
これなら着地と同時に転びそうにない。



“おひなまき”“まるまるねんね”で
定頸・受け身がしっかりした子を育てないと
顔や歯を守ることは難しいと改めて思った。

3.和歌山県田辺市の嵐助産院 院長 嵐 美樹 先生
 (妊娠中・分娩・産褥・育児を支援する、地域に根ざした活動)

大阪の隣県なのにとても交通の便が悪い紀南。
人口密度も低い地域で、元気な母子を育てるために
さまざまな活動をしている報告に心打たれた。



4.東京都立川市の永井産婦人科病院で働く保育士、
 高野 里江 先生
は、
 日常の仕事の様子を写真で紹介。
 こんな保育士が産科で働いているといいな~と思える内容だった。



最後は、私によるリラクゼーションタイム

台風のため後ろ髪を引かれる思いで帰られた人もあったが
22名が残って参加。



体操用マイピーロを使ったケア法を実習し、
最後は“おとなまき”未体験の作業療法士さんに
体験したもらい、前屈が大幅改善。
とても喜んでいただけた。

台風のため急いで帰られた人が多く、
アンケートの回収率が悪かったが
とても満足・満足が多く、大変だったけど開いて良かった。





60冊搬入した『-赤ちゃん発達応援-まるまる育児バイブル』は完売。



(有)青葉・トコちゃんドットコムのサイトからの購入は
まだ準備完了していなくて、できないそうですが、
トコカイロ学院の各サロンなどでは購入できます。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。