魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

歯並びの悪さと第2頸椎-4- 新生児ケア

2020-05-17 | 赤ちゃん・子ども

「新生児の正常姿勢はMW」とか
「WM」とか言われることが多く



このYouTubeでもこのように紹介されている。

誰が言い出したのかは知らないが、
これが正常であるはずがない。

胎児の理想的な姿勢は手は口元
足首はクロスしてあぐら。
  ↓

重力のない胎内から
この世に生まれて来たとたん
新生児は重力に負けてしまう。

なので、重力のある世界でも ↑
胎児時代と同じように
楽な姿勢を保ってあげるには
布団や首枕の工夫が必要。

胎内で理想的な姿勢でいられなかった子は
重力で押し伸ばされて
いっそう、ピンピンに硬直してしまう。

そんな赤ちゃんは
心地よい表情をしているはずがない。

引きつったように泣き続けたり
泣くに泣けず、しかめっ面の子も…。

そんな子は天使の寝床で寝かせるだけでは
理想的な胎児姿勢にはなれない。

なので、マイピーロネオを首に当てて
おひなまきで包んであげると
やっと落ち着き
ぐっすりと寝られるようになる。

赤ちゃんは寝ることによって脳が育つので
寝るのが仕事である。

それに、ヒトの赤ちゃんは
サルのように首が据わってから
生まれてくるわけではない。

なので、首が据わるまでは
「未熟児」と思って育てないといけない。

上の白黒の写真の②③の子のように
反っている子は
胎児時代も反っていた可能性が高い。

すると -1- -2- -3- に書いたように
第2頸椎の歯突起は
後傾している可能性が高いと思える。

すると将来、口をポカ~ンと開けて
だらしない姿勢の子になったり
歯並びが悪くなったりして
歯列矯正が必要となる可能性が高くなる。

上の白黒の写真の①の子は
あまり反ってはいないが、
全身が捻じれながら傾いている。

左右の目のラインと
左右の口角のラインが平行でないため
この姿勢が続けば
噛み合わせに問題が起きそう。

太古の昔からヒトの新生児は
胎児時代の姿勢を保ちながら
ぐっすり寝て
猟や農作業ができる丈夫な子として育つよう
このように育てられた。



現代の胎児は
1.ほっそりとした母体の中の
2.丸くない子宮の中で
3.丸くなれずに育っている

 妊娠する1年ほど前から
 骨盤ケアの3原則に沿って



 母体のケアに励めば、かなりましだが、
 それでも“完璧”と言える人は少ない。

なので、イジコ(嬰児籠)や
天使の寝床に寝かせただけでは
丸くなれない子が多い。

そのためマイピーロネオおひなまき
丸く包んで、“まるまる育児”で育ててあげないと
第2頸椎がきれいに完成しない可能性が高くなる。

マイピーロネオ・おひなまきを買うのは
「もったいないから」と節約し

タオルやガーゼオクルミで
丸くピッタリと包めるかというと…

実はとても難しい。

どうしても上手くいかなくて
遅れて買うと
結局は失うもの (子の成長・発達)
の方が大きくなってしまう。

産院によっては、このように
赤ちゃん全員を
院内用マイピーロネオ+おひなまきに包んで

お母さんたちに“まるまる育児”を
教えているところも、少数ながらある。↓

“まるまる育児”だと、授乳も楽ちん。↓

お母さんの体にも負担がかからないので、

あちこち「痛い」「ツライ」と
ブルーになるリスクも減る。

良い授乳姿勢 ↑ 赤ちゃんの両手は
おっぱいに摑まるように添えているのが理想的。


            ↑
このように巻いたタオルなどを握ると
お母さんの肘・手首が楽で
赤ちゃんの頭もぐらつかない。


           ↑
これは脇抱き(ラグビーボール抱き)
赤ちゃんの姿勢をクションなどで
きれいに保てば、悪くはない。

添い寝授乳をするときは  ↑
お母さんの姿勢をきれいに。    ↓

縦抱き授乳は、絶対にしないで!
     ↓

               ↑
第2頸椎を変形させる、最悪の授乳法です!

左のおっぱいを飲ませるのに
右手で赤ちゃんの首を支える交差抱き。
      ↓

実は、これが日本の助産師が
教えていることが多い授乳法。

これも赤ちゃんは首を
ワシ掴みにされがちで
苦しいだけでなく
お母さんの手首を痛める原因にもなりがち。


         ↑
赤ちゃんを抱くときも
このようにならないよう
くれぐれもご注意を!  ↓

縦抱き抱っこ紐は
赤ちゃんが反らないように
工夫されている品でも、お勧めできない。

胎内や生まれてくる途中で
ゆがんでしまった頸椎に、頭の重量が乗るため
ゆがみをいっそう悪化させてしまう。

お勧めはスリングです。



「スリングに入れると股関節脱臼になる」
と言う人がいるが
スリングに入ったために
股関節脱臼になった症例は
未だ1例も報告されていない。

股関節の開きが悪くても
簡単に改善する。難しいのは頸椎!

健康になれない人の
ネックになっているのは
まさに、ネック(首)!

その他、『赤ちゃんがすぐに泣きやみグッスリ寝てくれる本』
『まるまる育児バイブル 第2版』

赤ちゃんのお世話の仕方などを
詳しく載せています。次の記事も
-1-   -2-  -3- ぜひ、ご参考に!


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