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魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

炭水化物制限食と、煮物物の味付け

2015-03-16 | グルメ(自宅)
1か月ほど前から、夫が炭水化物制限食を始めた。
きっかけはこの本。本屋さんで見つけたらしい。
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良く売れている本らしく、帯が2枚も付いている。
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すぐにハマってしまう夫のことだから、
突然、米の消費量が激減した。

夫は、朝は少しご飯粒が入っている程度の雑炊。
昼はナッツくらいしか食べていないそうで、
昼・夜ともに、米は一粒も食べず。

パン・麺類・菓子などの小麦製品も、一切食べず、
それどころか果物・イモ類もほんの少ししか食べなくなった。

夫は「体が軽くなった」とイキイキ顔で
私や長男にも「読めや、面白いで~」と、この本を渡した。

数年前、私の弟子の助産師の一人が、
第一子妊娠中に糖尿病になった。

それで「完璧」と言える、
炭水化物制限食をしていることは、知っていた。

彼女の話を聞いて、
私も炭水化物の食べ過ぎは良くないと思いつつ
彼女のような食事は「絶対に無理!」と思っていた。

糖尿病でもないし、太り過ぎでもないし、
1日中喋ったり、力を使う仕事をしているのだから…と。

それに何より、夫が良く食べるし、大量に調理し
私に「食べろ、食べろ」と言うのがうっとおしかった。

夫は、食事の量が減り、内容も変り、
焼酎とウィスキーしか飲まなくなった。

私は、もう10年ほど前から
朝はコーヒーだけなので、それに伴い、
昼・夕は、軽い程度の炭水化物制限をすることとし、
「1/2程度の米飯」を目安にしている。

そこで困ったのが、煮物の味付け。
この五目豆を炊いたのがつい1カ月ほど前の、2/1。

この時は十ン年ぶりに炊いたのだが、美味しく炊けた。
しかし、先週同じように五目豆を炊いた時は、すごく迷った。

長年、五目豆は「ご飯と一緒に食べる」ことを前提に、
味付けをしていて、その味が完全に頭にイメージされていた。

なのに今度は「ご飯を食べたくならない程度の味付け」
でないといけないのだ。

結果、かなりの薄味で炊きあがり、美味しくなかった(-"-; 
夫は晩酌の焼酎のアテとして食べるのだからまだまし。

私は、昼にセミナーの弁当を、ついつい食べ過ぎる。
そんな日は、夕食の米飯を抜く。
というか、米飯がないために食べられないこともある。

でも、煮物が好きな私は、煮物を食べたい。
もらい物の切干大根を炊いて食べたい。

しかし「米飯抜きで煮物を食べるなんて? どんな味付けで?」

全くイメージできず、夫の炊いた牛スジとコンニャクの煮込みを
食べてみると、超薄味。美味しくない(-"-; 
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切干大根・アゲ・人参・干しシイタケ・干しゼンマイの五目煮
これは私が炊いたのだが、切干大根の甘みとダシがく効いていて
美味しい! まぐれや~\(^o^)/

要は、素材の旨みを引き出す蝶理法を、
とことん追求しないことには
炭水化物制限食向けの煮物は、難しい…これが今の私の結論。

3/13(金)、新歌舞伎座に入る前、本屋さんに立ち寄ったところ、
炭水化物制限食関連の本がたくさんなんでいた。
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ヒトは1万2~3千年ほど前までは、穀物を食べていなかったのだから、
食べなくても生きられるはず。

もちろん、健康を害さない程度には食べてもいいと思うが、
これだけ糖尿病が増え、不健康な食生活の人が増えてしまったら、
の本のタイトルのように
「炭水化物が人類を滅ぼす」と言っても、過言ではないと思う。

夫も長男も少しスリムになり、
二人とも「体が軽くなった」と言う。

私がそれより大きく変わったと思うのは
夫の「あれ」が減ったこと。

「あれが、あれやんか!」と言わなくなったとが有難い。

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